2017年1月9日月曜日

2016年12月30日~2017年1月1日 年越山行 燕岳

【山行名】2016to2017 
【日程】2016/12/30(金)~2017/1/1(日)(前夜発2泊3日) 
【目的】初めての雪山登山を楽しむ 
【山域】北アルプス南部 
【参加条件】2016年度冬山研究班員に限る 
【使用地形図】有明、槍ヶ岳(1/25000) 
【メンバー】長尾(3年/CL)、小林(1年/SL)、岡本(1年)、新堀(1年)

写真→https://goo.gl/photos/G6AWUFL1Prjsnc5y6 




たくさんの冬山初心者を迎えた今年度冬山研究班の1発目登山に選ばれたのは燕岳。危険箇所は少なく、初級者向けの山であるためここを選んだ。雪山の楽しさを知れる所かなと思います。

お正月は下界でヌクヌクしたい、山で年越ししてたまるかと思っていたが、28日までテストという狂った日程のおかげで、29日の準備日を設けて出発をずらすことで年越しに・・・。

この前の谷川で天候に恵まれず、雪山の厳しさを知った1年生。緊張気味の面持ちであった。
前日の日に松本駅まで高速バスで行く。


【1日目 12月30日】 天気:晴れ
宮城ゲート8:30~観音峠10:21~中房温泉12:50

松本駅7:16発の電車で穂高駅へ行き、タクシーに乗る。
タクシーのおっちゃんは昔山をバリバリやってたっぽく、話が盛り上がった。
宮城ゲートまでは3200円。

装備を整えて出発。CLはスパッツを忘れるという渾身のミス。
ゲート近くには長野県の山岳警備隊の方が居り、計画書を渡す。
警備隊の方曰く、燕岳は例年通りの積雪だそうだ。

宮城ゲートから中房温泉まで13キロの林道歩き。雪が積もっており、凍っているより遥かにマシ。
中房温泉まで長いなと思いながらダラダラ歩く。年末ということもあり、夏山かと思うほどの沢山の登山者。
中房まで地味に登り坂。13キロ歩いているあいだに標高500m上げてるそうだ。
後半の信濃坂の登りは長い林道歩きでは応える。




中房温泉に近くなるほど雪が少なくなる。中房温泉は地熱のためか、雪がほとんどない。天然の床暖房。全然寒くなかった。夏山の要領でテントを張る。せっかくここまできたんだからということで、中房温泉に入る。最高~!!
テント、日帰り入浴それぞれ700円。

普段は使わない牛肉を使った料理を食す。(覚えてない・・・)
星空が綺麗だった。

中房温泉
良い湯でした。

【2日目 12月31日】天気:晴れ→曇り→晴れ
中房温泉5:30~第一ベンチ6:07~第二ベンチ6:50-7:00~第三ベンチ7:23~富士見ベンチ8:05~合戦小屋8:40-9:00~合戦沢の頭9:20~燕山荘10:05-20~燕岳10:50-11:20~燕山荘11:50-12:20~合戦小屋13:00

日本山岳会からのメール曰く、日本海から湿った空気が入り込んでおり、稜線の天気は見込めず・・・だそうだ。メンバー共々、ワンゲルで行く山がことごとく悪天候になる岡本を茶化す。

登山道はすぐに雪が出現したが、登りはノーアイゼンで大丈夫だった。一部だけ凍っていたところはあったが。
第2ベンチからアイゼンを装着。ここから積雪が多かった。日差しが差し込んでおり、登りは暑い・・・。

合戦小屋に近づくにつれ、空は曇天。天気も期待できないし、風も強くなるそうなので、合戦小屋でテントを張ることにした。
不要な装備を袋にまとめて小屋近くに置く。


朝は天気が良かった
第三ベンチ
段々雲が多くなってきた・・・。

合戦小屋。雪で1階部分はほぼ埋まってます。

これから山頂アタックするぜ。

アタック装備で出発。合戦沢の頭までは一番の急登。赤旗通りに進む。
合戦頭の頭からは森林限界を越えるため、風が強い。
幸いホワイトアウトはせず、赤旗がしっかりと見える。
ガスでなかなか見えない燕山装を目指す。
燕山荘の手前は急な登り。燕山荘にでると予想通り、濃いガスと強烈な風。1年生は撤退かも・・・と諦めモード。行けると判断し、山荘の建物横でウェアを一枚着させる。

合戦沢の頭からのなだらかな尾根歩き。

俺の悪天候を惹きつける力舐めるな

年末はこんなハズじゃなかった・・・

ガスの中に入ってく・・・

燕山荘


風が強い・・・。ガスってる・・・。失意のなか一行は歩き出した。


















ん・・・・? ガスがちょっとだけ薄くなったような・・・。






























晴れたあああああああああああああ!!












出発した直後、ガスが取れ、風も弱くなり、壮大な北アルプスの山々が姿を現したんです。
まさに奇跡としか言い様がない。

絶望が希望に変わった瞬間でした。
燕岳からの絶景に胸をふくらませて、稜線を歩く。


若干ガスがあったものの・・・

燕岳まであと少しのところでですっかりなくなり

絶景をバックに。

燕岳からは予想通りの絶景。写真をいくつか・・・。
登頂おめでとう!!

槍ヶ岳

大天井岳

北

奥は蓮華岳?
市街地方面




各人の喜びの舞





天候が良くなったのはほんの数十分前だったため、山頂をワンゲルで独占できた。
槍ヶ岳の冬化粧はカッコよかった。
名残惜しみつつも、下山を開始する。

野口五郎のほうとか?

燕山荘

沢山の人が上がってきます。

1時間前と大違い

この稜線歩きがしたかった。


合戦小屋に着くと、あまりの快晴具合に、燕山荘まで荷揚げするかーと冗談交えつつも、合戦小屋にテントを張る。コッチも安曇野の街も見えるし、何より静かそう。
トイレは使用可で、docomoの電波は余裕で入った。

練習ついでに防風壁作り。
ラジオで紅白流しながら、年越しそばを食す。なるべく大晦日感を出す。
テントを出ると夜景と満天の星空。最高の1日で2016年を終える。
鍋

シメはそば




写真が趣味の後輩、本当にいい写真ばっかとってくれてます。




【3日目 2017年1月1日】天気:晴れ
合戦小屋8:00~中房温泉10:10-10:40~宮城ゲート14:00

夜中、風が強く、テントがはためく。これはガスられそうだと思い、テントから顔を出すと案の定、ガス。星も見えないし、街明かりも見えない。
降りるかーと思ったものの、トイレからテントに戻ると、星が見えるではないか!!
案外ガスが薄そうと思い、合戦沢の頭まで標高を上げることにする。



森林限界から顔を出してみたものの・・・














はぁ・・・、初日の出は無理かな。

相変わらずガスガス。なんだかガスが登ってくるように感じる。








東の空は明るくなってるんだけどなあ・・・






















!!!!!!!!!!!!!!













初 日 の 出 !!





なんと、ガス越しから初日の出が見れたんです。
メンバー大歓喜。本山行で二度目の奇跡。

今年はいい一年になりそうだと感じる。
あわよくば、就活も・・・。





合戦小屋に下り、テント撤収を開始。
風によってメンバーの荷物が飛ばされる。谷川の反省が生かされてなかった。

下山はあっという間。アイゼンは中房温泉までつけたほうがいいと思う。
帰り道は溶けたのか、行きの時より凍っているところがちらほら。
滑るメンバー続出。
ゲート近くの雪はすっかりなくなって夏道だった。
まだまだ13キロの林道歩きが残っている。

途中でサルの群れと遭遇

お疲れ様でした!!

今回は天候にも恵まれ、雪山の魅力をたくさん知れた山行だったのかなと思う。
1年生良かったね!!
天気も良くて、絶景や満点の星空、初日の出も見れて、最高の年越しだったとメンバーは口々に言う。


ゲートから2キロ歩いて割烹旅館山のたこ平の温泉に入る。これまた最高。
松本から特急にのるなり、普通列車に乗るなり帰路についた。


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