2016年4月17日日曜日

阿蘇高岳

【山行名】九州山行 其ノ壱 阿蘇編 /凹\
【日程】2016323日(水) 
【山域】阿蘇山
【使用地形図】阿蘇山高岳(1:25000) 

【メンバー】C.L.芹川(2年)/S.L.御手洗(2年)

【天気晴れ、風あり
【行程】9:00 仙酔峡着。9:10 行動開始→10:20 高岳火口壁→11:00 高岳山頂→11:40 月見小屋→12:10 高岳東 峰→13:45 仙酔峡【行動時4時間35分】 

【概念図】

_____________________________________

***プロローグ***

今回の山行は、もちろんワンゲルとしての活動ではあるが、僕(熊本出身)と御手洗(宮崎出身)の帰省ついでの山行である。阿蘇高岳の登山口までは我が家から車で一時間程なのである。

山行前日22日は某大手航空会社のシステムトラブルが発生した日であり、僕が本来搭乗するはずだった飛行機が欠航となり、下手をすれば僕不在の我が家で御手洗が一人宿泊することになっていた。それは僕としても彼としても避けたい状況だったので、慌てて当日券を購入し、紆余曲折を経て21時頃熊本空港着弾、我が家に着いたのは22時過ぎだった。そのため、睡眠時間確保のため、当初予定していた入山時間を一時間遅らせることにした。


***以下、本文***

北側を向くとカルデラが一望できます。
真ん中の白いのが
仏舎利塔です。
登山口に行くまでの道中、牛と遭遇しました。
仙酔峡駐車場です。ここまで母に送ってもらいました。
道に噴火対策と思われるものがありましたが、この避難壕もその一つです。
これは現在通行止めになっているルートの入口です。
この
ルートは遊歩道で難易度としては易しめなのですが、
火口
1キロ圏内に入るので使うことができません。
仙酔尾根の入口です。
こちらは規制されていないルートで
すが、
この日は終始西風ですごく硫黄臭かったです。
「バ
カ尾根」とよばれているそうですが、確かに単調な尾根でした。
足場はしっかりしていて安定したスタンスで登るこ
とができました。
ただ落石に注意する必要があります。
最初に花酔い橋という橋を渡ります。地形図を見た限り、水の流れいている沢はなかったのですが、
思いっきり流れ
ていました。
登山道から少しはずれたところにある、遭難者を弔うレリーフです。
滑落とかしないようにしなければと気を引き締
めました。
登山口から少ししたところに計測器がありました。
(どう
いうシステムで計測しているのかはわかりませんでした)
これが登山者計測器です。(左)
今回のルートで特筆すべき点の一つに、マーキングの多さがあります。
右上の方に黄色い文字で「右」とかいてある
のがお分かりでしょうか。
右に進まずにまっすぐ進むと絶
壁になっていました。
アルペンガイドに危険箇所「5mの垂壁」とあったので
んなものかと心配しておりましたが、
思ったほど大変ではありませんでした。
同じく、危険箇所「5mの垂壁」
高岳山頂(なぜか二人ともワンゲルTシャツ)
山頂ではしゃぐ御手洗と、荒ぶる中岳。
高岳山頂のパノラマ画像です。
高岳火口の様子です。今は活動していません。
なんだかモ
コモコしたのがたくさんありました。
高岳山頂から高岳東峰に行くまでの間に、月見小屋という避難小屋があります。
中は7.5畳ほどでしょうか。ベン
チがあります。小屋の作りはとてもしっかりしています。



***エピローグ***
【反省】
* 御手洗:  高岳火口のルートミス・  ガレ場での落石・  ガスの対処(濡れたタオルも必要か)
* 芹川 :読図能力の不足・  下山の際はあまり写真を撮らなかったので、時間を記録することができなかった。次回から主要 地点や休憩した場所では撮影するよう心がける。 

【追記】
今回の山行の目的は「ゲスト感覚を払拭し主体的に山行に参加すること」としていた。山頂ではしゃぎすぎて休憩時間が必要以上に長かったりしたので、ゲスト感覚(というかピクニック感覚)が払拭出来たのかは甚だ疑問であるが、主体的な山行であったことは間違いなさそうなので良しとしたい。また、今年度は積極的に山行提案をしていきたいと思う。「九州山行 其ノ弐」に乞うご期待!!!(文責:芹川)