2017年9月30日土曜日

富士山

2017年8月 30、31日

JAPAN(日本)の誇る富士山へ登山した。
メンバー 芹川 橋本 浦木 關(なんて読むんだろう??) 井尻 大瀬 太田 岩下 才川






「ワンゲルって何?へー山登るんだ?富士山登ったことあるん^^?」
ワンゲルの人なら誰でも言われたことがあるだろう(地域差あり)
もちろん我々はこれに対して
「富士山は鑑賞用の山であり登る山ではない。現在では観光地化していてすでに山としての楽しさなどは…………」
と思いながらも
「ありません」
と答えるしかなかった。
このときに謎の敗北感を覚えるのは私だけではないはずだ。
ましてそいつが
「俺はあるよ^^」
といわれると最悪だ。
「こいつ富士山も登ったことないのかw俺の方がすごいな登山部のくせにw」
と心の声が聞こえてくるのである。


このように一般人(標高厨)に煽られないために我々は富士山に登ったのだ。ただ登ってみると意外にも楽しかったのである。

1日目

 1日目があるということは2日目もある。
そう、この山行は1泊2日なのだ(上の日にちでわかる)
山の途中で寝れば山頂で日の出が見ることができるうえ高地で体を慣らせるので高山病対策にもなるのだ。一石二鳥である。

タクシーを降りたところ、登山口

道は単調な砂利道が続いているだけである。
道に面白みはない
登山家にとって魅力のない大きな理由


 いつもの山行と比べて大分軽装でいったがそれでも周りと比べれば重装備。登山というより観光レベルで訪れている人がほとんどである。富士山を登って山を気に入った人たちが富士山装備、富士山感覚で他の山を訪れないのを祈るばかりである。


メンバーが持ってきていたかつてシュークリームと呼ばれていたもの
現在の姿にかつての面影はない

山小屋が大量にあり、飲み物等も売っているが高い
体力があって貧乏な学生は水食糧等は背負っていこう

 単調な砂利道を登っていると本日の宿に到着(昼過ぎ)。この日筑波大学の成績開示だったので山小屋につくなり成績を確認した。単位が落ちているのではない。われわれが上がったのだ。



本日の宿に到着

宿の中非常に狭い

 宿はとても狭い。横幅は奴隷船と同じである。ひとり分のスペースがほとんどない。寝るときは隣の人の上に体の一部はのってしまう。富士山をいうだけあって半分くらいの人は外国人だったが体の大きい外国人はいったいどうするのであろうか。
 あすは日の出を見るために0時起きで山頂に向かうので18時くらいには就寝だ。もちろん普段12時起き2時寝をしている大学生はそんな時間に眠れない。



2日目
 0時起き。山の朝は早い。もちろんろくに寝れてないのでただでさえ眠い起床はいっそう眠い。
ここから身支度を整えて出発だ。周りの人はまだ寝ているのでできるだけ静かに支度をして外へ。一晩中大きないびきをかいて寝ていた人と比べれば静かに支度をしたはずである。


途中にあった小銭が大量に刺さった木
個人的には気持ち悪かったので撤去してほしい



9合目
頂上神社に到着

 ヘッドランプをつけながら上へ上へと進む。道は単調な砂利道から単調な岩道に。暗いと単調な岩道でも危険。気をつけよう。しばらく進むと頂上神社へ。予定よりはかなり早い。こういう観光地のコースタイムはかなり遅く書いてあることが多いのである。
 早すぎたので頂上の御鉢をまわりながら日の出を見ることにした。標高3700付近でましてや日の出前、日本で一番寒いところ言っても過言でもない。そうここは真夏であろうとも寒いのである。長く止まっていると凍えてしまう。ちなみに真っ暗なので御鉢めぐりといっても御鉢(噴火口)の方は全くみえないのである。
  

 しばらく御鉢めぐりをしていると人が溢れかえっている大きいな山小屋へ。そこで日の出を見ることに。中にはカップラーメン1杯700円で売っていた。この値段でも極寒の富士山では多くの人が購入するのである。山の上では持ってくる以外に食糧はない。まして暖かい物など手に入らない。需要と供給の関係とはこのことである。
 
日の出。雲が多かったので日の出!って感じではなかった。

明るくなってはっきりと姿を現したいカップラーメン700円の山荘
けっしてカップラーメン700円なのはこの小屋が悪いのではない資本主義がわるいのである()


御鉢めぐり
明るいと歩きやすいね

剣が峰
日本最高峰である
剣が峰から駿河湾も一望できる


頂上を一周してから下山。下山ルートは登山ルートと同じであるので特に書くことはない。
大きな怪我もなく全員無事登山口へ帰還。


帰りの電車
みんな疲れて寝ている
お疲れ様!

 これでわれわれは今後胸をはって「富士山に登った」といえるようになったのである。


                                                文章作成者 橋本

2017年9月24日日曜日

2017年6月17日 倉沢本谷

2017年6月17日 倉沢本谷

奥多摩の沢に行きました。
メンバーは、戸辺(文責)、関、新堀、小林、毛利

あまり有名な沢ではないが、水量が比較的多く、初めての泳ぐ沢としてピッタリとのことなので、行ってみることに。

短めの沢で、横には林道がずっと続いていて、いつでも離脱可能。

アプローチについて、
倉沢バス停を過ぎたところに駐車スペースがある。
先に進むと、ボロボロのガードレールがありそこから斜面を降りると入渓点となる。
下流には「マイモーズの悪場」というゴルジュ?がある。

斜面を降りる

小林 at 入渓点
入渓点からしばらく歩くと2段5mの滝が表れる。
泳いでとりつき右壁を登っていく。
 関と毛利が挑戦するが敗退。左岸から巻く。

帰還


救出

この日の天気は曇りで気温もそれほど高くなかったのでかなり寒かった。

セーブポイント

小滝が何個か続く
臭い水のボルダー滝という名の滝があり、行ってみるとその名の意味が分かる。

最後の滝は釜もそれほど深くなく、直登可能。



泳ぎが出てくる沢にはテルモスを持って行ったほうがいいと感じた。

倉沢本谷の上流には塩地谷、長尾谷があり、続けて遡行することもできる。

6月だと気温も上がりきっていなくてちょっと辛い。
8月とかならもっと楽しめるのかと。





新人研修山行@甲武信ヶ岳 6/3~6/4

こんにちは。43期の毛利です。かなり前のことになりますが6/3~6/4にかけて行った新人研修山行の報告をしたいと思います。全体山行ということで毛利、新堀、小林、岡本の四つの班で行くこととなりました。以下自分の班の記録。山行前夜電車が遅延してキャンプ場に着くのが深夜を回っていた。小淵沢駅からキャンプ場までの道のりが長く眠かった。自分的には今回の山行の核心であった。ルートは登りが毛木平から入る千曲
川沿いのルートで、下りがに西沢渓谷に抜ける徳ちゃん新道を通った。
6/3(土) 甲斐小泉駅6時23分発の電車に乗るべく5時半ごろ起き出発する。完全に寝不足である。信濃川上駅に着き、そこからバスで梓山へ。毛木平までは例の高原栽培を嫌というほど堪能しながらひたすら車道、林道歩き。なんだかんだ1時間弱で到着。
高原栽培が続く道
準備体操中の遠藤君
↑我が班のニューフェイスたち
危険個所も特になく沢沿いの快適なルート。有名な水源地標の水はなかった。残念。


とことこ緩い登りを上がっていく(終盤が急登?)と尾根に上がりそこからすぐに山頂。13時40分に山頂に着く。
他の班の先輩と同期
うちの班

そこから15分ほど休憩して2時10分に小屋に着く

テンバは割と満員だった。


←夕飯。シーフードカレー。ジャガイモの代わりにじゃがりことかいれた。おいしかった。しかし、自分の炊いた米が悲惨だった。すいません。









6/4(日)
4時起床。5時10分発。5時30分に戸渡尾根分岐に着き、徳ちゃん新道から西沢渓谷に下山。9時西沢渓谷入口に到着。そこからバス停まで歩く。
ところどころ短い区間に残雪があったがアイゼンなしで問題なし。

結構いい景色である


シャクナゲも満開で満足

帰りは塩山駅ににて腹を満たしつくばに帰る。





2017年9月1日金曜日

焼石岳→熱海温泉の旅→箱根温泉の旅

焼石岳 → 熱海温泉の旅 → 箱根温泉の旅

C.L. セキ
メンバー イジリ、エンドウ、セリカワ、ヤスダ

焼石岳とは、岩手県と秋田県の県境に位置する非常に渋い山である。100名山にはもれ、知名度的にはそれほど高くないらしいが、高山植物の宝庫と聞いた。池塘が多く、湿地性の高山植物から乾性の高山植物まで色々な植物が楽しめるということで。
あと今のうちに東北の山に登りたい。
帰りは石巻の漁港で海鮮丼なり奥州市で牛タンなりを堪能する予定だった。


しかし台風5号である。本当に迷惑。しかししょうがない。レンタカーのキャンセルはもったいない。ということで

・西日本ダーツの旅
・熱海温泉巡り
・高尾山登山

で投票。ダーツの旅と競り、熱海温泉の旅に決定いえーい。主将セキの誕生日の次の日にGO。



8月10日朝6:50
エンドウ、セキ。一ノ矢にて車に乗り込む。忘れ物がないか確認。互いに眠そう。

7:00
桜のローソンにてイジリ、ヤスダを拾う。天気はどんよりとしている。

7:10
セウィカワを自宅前に拾う。おはよう。

8:??
牛久の大仏を見に行く。
牛久の大仏についての知見を深められた。エンドウが大仏について詳しすぎた。
得られた主な知見↓

・120 mの巨体。自由の女神が30 m。マジででかい。ぜひとも歩かないで欲しいものである。
・頭にとても性能の高い避雷針がある。仏像に雷がやってきて魂がやどるとかありそうで怖い。
・展望台としての小窓が背中にあるが、逆乳首にしか見えない。

??:??
下道東京23区。既に道がこんでいる。
東京駅付近を通過。皇居まえということで開ける景色。
セリカワ「地元の風景と似ているっ!!」
田舎者が何を言っているのだろうか、この世には不思議なことを言う人がいるものだ(大都会長野出身並の感想)

皇居を周り、左手に日比谷公園、眼前に国会議事堂に迫る。
東京入ってすぐの頃にはスカイツリーも見た。表参道も上品に走り、軽い東京観光だな〜〜〜とウキウキして思っていると、
地方出身のイジリが
「うぉ〜すげ〜、軽い東京観光だ〜」
TOKYOに慣れている自分的にはまんざらでもない。このくらいでテンションが上がっているイジリがかわいくおもえる。

13:00
帰省ラッシュに見事に捕まり、渋滞。途中ヒッチハイカーを見かけたけどのせそびれた。
高速に乗るも渋滞。
8月の風物詩、東名高速道路20 kmの渋滞を実感。渋滞学のさらなる発展および実用に関する自分の意見について深めることが出来た無意義な時間だった。

14:00
小田原にて昼食。
ヤスダの意見から、ヤスダの熱海案をボツにしてヤスダの箱根案を採用。
昼ごはんは世界に誇る名店、だるま の一番安いやつ(1500円)。おいしかった。
大学受験の最後の方、英文がこんな風に見えてきていた。

しばらくしたら小田城がやってきた。
今回の山行旅行で1番の坂があった(20 mくらい)

16:00
目的としていた温泉が本日休業。うーーーーむ。次のお店も時間がOut。うーーーーーーーーーーーーむ。一番目立っていたかっぱの湯に行くことにした。
千と千尋の○隠しを彷彿とさせるかのような趣ある温泉だった。ここでセキ、後輩達から誕生日プレゼントをもらう。Tシャツ。びっくりするくらいいいタイミング。この時、自分は着替えでパンツとズボンは持ってきていたがTシャツを偶然忘れていた。不意打ちのプレゼントに感動。いつか3人に奢るとこころに決める。
同期セリカワもプレゼントをくれた。ありがとう。

17:00
お店巡り。趣のある町並み。いいね箱根。
おみやげを買う。

途中まで、「運転するZE☆」とおっしゃていたセリカワ、梅酒の試飲をする。
ウキッウキッいいながら優雅にまわる

セリカワくんは身長の関係で写っておりません。
18:30
海まで来たということで海鮮物を食べたい。ということでくら寿司に赴く。
曜日が吉となり、ひと皿90円で、少し安く済んだ。会計は別々にした。

21:00
夜の首都高にてサカナクションを流して運転。ASASHIの金色のうんこやレインボーブリッジを尻目に運転。とても楽しかった。
そのまま常磐道にて4時間ほどでつくばっく。
行きが7時間かかったのを考えると気持ちいい。たまにはこういうのもいい。

釜の沢

釜ノ沢
7月29日〜7月30日
C.L. セキ
S.L. ニイボリ
メンバー キムラ、トベ

だいぶ記憶が鮮明な時期。
そしてとても反省すべき山行。

ポイント
・鶏冠山出合を過ぎた後で渡渉するべき。
・増水時は肩まで水につかるところがある。
・ロープを出す必要のある滝はない。
・最後の長いナメは滑リ落ちると危なさそう。
・踏み跡の中には高巻きしすぎるものがあるので注意。


初めての沢中泊ということで緊張。いきの車では他愛のない話で盛り上がる。

現地到着。怪しい天気。よぎる不安。怪しい天気。忘れる装備。怪しい天気。

いざ出発。入渓点はすぐ見つかった。連日の雨で川は増水していたけど、遡行できないというほどではなかった。渡渉をし、少し登り、懸垂下降。ここで無能C.L.のセキがやらかす。
・登り返しに失敗。宙吊り。
・そこからずっとなにもできない。
・そもそも登り返しをしなくてもよい場所だろばかか。

無能セキのやらかしは続く。

長い時間唸ってなんとか、本当になんとか脱出。一気にひとりだけ意気消沈した。
他のメンバーの様子は上々。

山の神にいくまでの旧登山道。甲武信岳は遭難の山と深Qが言った訳がよく分かる。
途中、滑落するのではないか?と思った瞬間があった。普通に歩けばなんとも無い場所であるのだけれども、不意にバランスを壊すのは怖いものだと心底実感した。不意に足元の石が落ちて、バランスを崩して片足が落ちた。自分が最後尾だったから誰も気が付かなったけど、正直言っていままでの山の中で一番危ない瞬間だったと思う。
なんか今日変だと感じた。

山の神を過ぎた辺りから雨が強くなってきた。いくつかの滝を直登、いくつかの滝を巻いて足をすすめる。常に無能C.L.くんが遅れる。

元気なキムラと表情が死んでいるC.L.
釜ノ沢自体はとても綺麗なナメがある沢だった。水が増量し、更に迫力があった。肩まで浸かって泳いだり、へつりでふんばったりした。
今回は東俣。計画書を作った後で西又にすればよかったと思っていた。



大迫力200 mナメ滝、遡行中のキムラ、トベ、(安全に)流されるC.L.


また、千畳のナメは滑り台としては最高。たまにぶつかって痛い。
ぜひとも晴れていて欲しかった。

滑るふたり。

テン場についた時、雨は相当にひどくなっていた。トベがタープ代わりにビニールシートを持ってきていたが、名采配すぎた。ビニールシートをはってそこに荷物をおいて、テント内は最小限の荷物で入った。
焚き火をしようと努力したけど木々は中までびっしょりらしい。全然着火しない。表面だけ濡れているかと思っていた時期も有りました。

どんどん雨はひどくなっていってこのまま停滞かと思いつつ就寝。次の日おはようして水量を確認したけどそれほど増量していなかったため遡行続行。この日のC.L.は前日よりはよさげだが足は引っ張る。
2時間ちょいほどで小屋に到着。メザシを焼くなどでくつろいでいたら1時間経過した。
おいしいメザシと死んでいる表情

そのまま2時間で下って筑波に帰る。
帰りにニイボリノススメでピザ食べ放題。ここでトベが店員さんに一時の恋に落ちる。

この山行の自分の不調の原因は間違いなく、コンディション。
2週間、朝から晩まで忙しい日が続き、超がつくような睡眠不足と溜まっていた疲労。
前日23時に調査からつくばっく。そこから装備を準備し始め3時に出発。山行前から疲労がたまっていた。今回の山行は自分は参加スべきではなかった(C.L.だったけど)。

以上の写真は全てニイボリ撮影です。ゆえにニイボリの写真がない。彼はよくやってくれました。

三つ峠

三つ峠登攀訓練
6/31〜7/1

C.L. セキ
S.L. トベ
メンバー コバヤシ、ニイボリ、モウリ


車の中であーーーーと思っていた。
下道で片道5時間のホームゲレンデに向かって行く途中。
テストの存在が確かに気持ちに圧をかけてきていた。不足による眠気により車の運転をニイボリに交代したのはいいのだが、勉強道具を持ってきていない。そのまま眠ることにした。

三つ峠登山口にて目覚めた。嫌な雰囲気が流れている。登山口は明るかった。不満不安の声があがる。下や目線の高さから明るかった。あちらこちらが濡れていた。前日はひどい雨だったらしい。岩が濡れているのではないか。
いざ出発したのだが直後に煽ってくるような雨。退散。止む気配が見えない。しょうがないから麓に降りた。

「一体なんのために来たのだろう」
山梨県富士吉田市。ボルダリングジムの入り口にてこう思っていた。しかし、整備の整ったジムは楽しかった。6時間近く精進してから温泉にて汗を流し、三つ峠登山口に戻ってきた。
C.L.の配慮の足りないシチューを食べてから就寝した。

曇天の中起きた。テントはそのまま屏風岩に向かう。
1月前とは違って岩場に取り付く人はまばらであった。トベ、モウリ、コバヤシとセキ、ニイボリに分かれて登攀。観音ルートにとり付き。セキリード。そのまま大きな問題なく登攀。十字クラック。新堀リード。ここも大きな問題はない。上まで行くかどうかのところで前回の反省を活かし下降。

中央カンテ。ここも一切の問題なく登攀。最後の2ピッチ予定の場所はニイボリが1ピッチで登攀。ロープおよびヌンチャクがギリギリだったが、技術の方は特に大きな問題なしに登る。
前回と比べると手際よく登攀ができた。中央カンテの最上からの懸垂下降は気持ちがよい。一番下の登山道は、いつものやかましい賑やかさを取り戻していた。

予定ちょい遅れの13時過ぎに切り上げ、下山。トベ班も30分ほど遅れて下山。テントをたたみ、筑波に帰る。

那須堪能

那須茶臼岳

6月頭

C.L. セキ
S.L. ウラキ
メンバー ササキ、シャ・ショウユ、タカハシ、ヤスダ

のんびりとした山に行きたいと常々思っていた。
日帰りでレンタカー、山に登るのではなく、植物を見るのが目的、いい泉質の温泉に浸って帰る。
これをしたいと常々思っていた。

また、火山にも登ってみたいとも思っていた。概念図を書くのはとてもだるかったけど特異的な地形、コケから始まる一次遷移、拭きあげる噴煙、硫化水素の温泉の匂い。

それを見合うのが那須茶臼岳ということでここに行きました。

とりあえずざっくりまとめ
・ずっとのんびり。物足りなさが若干。
・おもしろい植生。
・弁天吊橋は使えない。←重要
・5月下旬に行けばツツジのシーズン。6月でも十分楽しめたけど散リ気味。
・風が強いが快晴。東側に等高線が混み合っていると高気圧があっても天気が崩れることがあるらしい(by 後輩)

レンタカーで夜の道を走り、麓の県営駐車場に到着。
那須自然探求路を巡って峰の茶屋避難小屋経由で登山。なだらかで急登もなく、終始穏やかだった記憶がある(記憶が曖昧)。




イワカガミ

おもしろいのが植生。上の写真が登り始めた序盤。木々がおいしげっている。
上部は禿。2000 mにも満たない山で、しかも岩山というわけでもないのに禿ているのはとても新鮮だった。
北と南で日本海/太平洋の植生と分かれているらしいので今度は一泊で北から南に行きたい。

山頂。いい笑顔。

たおしゃべり
バックの景色が綺麗だった。
この山行はとても和気あいあいとしていてメンバー全員がおしゃべりで盛り上がっ山行であった。1年生、2年生、3年生が同じ割合でいて、かつみんなしゃべる。雰囲気はとても良かった。山行がそれほどきつくない日程だったというのも雰囲気を良くした理由では(もちろんいつもの沢も良い)。
このような山行はいつもの沢とは違って新鮮だった。

火山
地獄のなんとかってところは煙がもうもうの火山感のある火山だった。迫力ある。
この火山から繰り出されたのが
強酸性の温泉。とても趣のある温泉で、館内の湯船までたどり着く道には妖怪が住み着いているものと思われる。


あとはササキくんの写真集
タイトル:「OREのKANEでSUSHI」
価格:2500円(税別)
出版会社:筑波大学ワンダーフォーゲルクラブ出版
発売日:未定(写真随時募集中)

表紙 & 3ページ目
「SASAKIとKANMEと時々火山」

1ページ目
「これがSASAKI style」 

2ページ目
「粋に登り、粋にキメル」

4ページ目
「限りなくKANMEに近い空」

5ページ目
「腰に手をあてがち」