2014年2月27日木曜日

沼津アルプス

【山行名】冬のアルプス体験…(2013年度沼津アルプス)
【日程】2014年2月13日(日帰り)
【メンバー】福住(C.L.・会計 4年)、渡辺(S.L.・装備 2年)、百瀬(係なし 4年)、赤星(気象 4年)、伊藤(係なし 4年)、高橋(記録 3年)
概念図


この度記録係という名誉職を預からせて頂きました高橋です。書いていきます。

集合はなんと前日の夜!詳しい時間は忘れました。日帰り山行としては異例の早出です。なにかヤバイ雰囲気を感じますね。伊藤さんが遅刻したのを覚えています。
タイムズレンタカーでマツダのデミオを2台かります。赤星さんは沼津駅でピックアップするとの事で、福住さん、ヒロ・ワタナベの爽やか組と百瀬さん、伊藤さん、僕という卑猥な組に分かれて出発。

沼津駅で赤星さんを拾い、登山口近くの駐車場に着いたのは1時だったか2時だったか。とにかく早い時間に着きました。少し寝て5時に出発します。
あたりは真っ暗

日帰りでヘッデン行動

夜景は都会っぽい

帰りたそう

ハシゴもあります



道は先日の大雪でぬかるんでいて最悪です

このあたりからヒョウが降り始める

伊藤さん、ダウン

防空壕跡

やんごとなき方が有らせられる


一度下道に降りて

また登り返す

展望台

沼津市街を一望できます



市街地と海を眺めながらの登山になりました。ちょっとユニーク。
晴れれば南アルプスや富士も見渡せるらしいです。
下山後は温泉に浸かり、沼津港で寿司を食べました。

おわり

2014年2月13日木曜日

2013年8月 長期合宿北アルプス版(剱岳~親不知)

山行名:最後は日本海

メンバー:C.L.と会計と食糧-中村(眞)(3)、S.L.と食糧と装備-中村(亮)(3)、気象-井上(1)、平良(1)

期間:2013.8.17(土)~8.28(水)(前日発 11泊12日)
 
前日8/16(金)
つくばから富山まで青春十八切符でゆく。今年度は東京-室堂直通バスが廃止されているという憂き目にあったせい。待ち合わせ時間が長かったが、水上で飲んだコーヒーはおいしかった。
 
1日目8/17(土)[室堂~剣沢キャンプ場] 
富山駅前からバスに乗り、室堂ターミナルへ。快晴。10:15出発。12:55剣沢キャンプ場着。午後も剱は霧隠れすることなく明瞭だった。
 
2日目8/18(日)[剣沢キャンプ場から剣岳ピストン]
4:45発。天気は昨日とうって変わり、もやがかっている。これはこれできれいではあるが。
一服剱。
山頂に着くころには晴れることを期待し登り続けるも、7:30についた山頂は見事に真っ白。
晴れるのを2時間待った。昼寝までした。しかし時々遠くの風景がちらっと見える程度なので、ついに諦め下り始める。すると平蔵のコルあたりで見事に晴れだし、いっそ引き返そうかとも思ったが結局そのまま未練がましく後ろを振り返りながら12:40帰幕。その後もずっと晴れていた。

 
3日目8/19(月)[剣沢キャンプ場~五色ヶ原~平ノ小屋]
4:10剱沢キャンプ場発。朝方の稜線上は風が強いも非常に良い天気になる。6:35富士ノ折立。
雄山神社からガレ場を慎重に下り一ノ越から登り返す。
そのさきの鬼岳あたりは雪渓が残っており、スノーブリッジ化がかなり進行していて通過がこわかった。10:10ザラ峠。11:10五色ヶ原山荘に着く。本来の計画ではここで幕営する予定であったが、今後の天気の行方も心配だったため、少しでも先に駒を進めておこうということで平ノ小屋を目指す。一気に黒部湖まで標高を下げる。非常に暑く草木に風が遮られるため、熱中症の危険のある下り道だった。14:00平ノ小屋着。待望の小屋泊。ここでは本当によくしていただいた。
ももちゃん

4日目8/20(火)[平ノ小屋~針ノ木小屋]
朝、雨が降っている。今日は沢をゆくため増水が心配だったが、その心配はないとのこと。雨も出発までには止む。6:00過ぎに船で黒部湖を渡してもらう。
 沢を歩き渡渉を繰り返し、「濡れて当たり前」と聞いていたがその通りだった。
人があまり通っていないように思われるルートなので、いささか不安感があった。9:35針ノ木谷出合。そこから針ノ木小屋を目指し登ってゆく。12:00頃針ノ木小屋着。テント設営最中から雨が降り出す。ここから数日間天気の悪い日が続くこととなる。テントは浸水した。
 
5日目8/21(水)[針ノ木小屋~種池山荘]
朝から小雨。5:45針ノ木小屋発。6:35針ノ木岳山頂。雨は小康状態。しかし霧が辺り一面に立ち込めており見通しが悪い。針ノ木岳からのガレた下りの途中でペイントを見失い、正規のルートから外れてしまう。コンパスを頼りに、しばらく彷徨っていたが登山道に戻る。7:53ズバリ岳。10:00鳴沢岳。雨風があるときには休憩のタイミングが難しい。10:50新越山荘。ここからの登山道には熊の糞がいくつか落ちていた。熊鈴を持ってこなかったことを後悔。12:45種池山荘着。幕営。

6日目8/22(木)[種池山荘~キレット小屋]
5:00種池山荘発。曇り。8:40鹿島槍ヶ岳頂上。辺りは真っ白で風も強い。キレット小屋までは、霧で岩が濡れておりかつ風もあり中々にこわかった。
10:45キレット小屋着。事前に予約していなかったが(この辺りはdocomoしか通じないにも関わらず誰もその携帯電話を所持していなかったため)、なんとか泊れた。キレット小屋から、怪我した人がヘリで搬送されていった。小屋の窓からは剱岳が見えるほどに一時は天気が良かった。
浸水するテントから解放されての小屋泊だった。26人ほどの団体客と一緒だった。
 
7日目8/23(金)[出発するも引き返し、キレット小屋停滞]
5:15キレット小屋を出発。
6:30頃に口ノ沢のコルで休憩を取るが、その手前頃から遠雷が聴こえてくるように。7:00頃には五竜岳の方は雲に包まれ、大きな雷鳴がしたため稜線上から少し下がった所で様子見をする。天気がおさまるのを30分程待っていたが、雨も降り出し辺り一帯が雷雲に包まれ始めたので、引き返すことに。途中キレット小屋に泊っていた団体と擦れ違ったが彼らはツアーの日程は変更できないという理由で、そのまま五竜の方へ登って行った。雨はかなり強くなり、岩場を水が滝のように流れ悲惨な帰り道であった。9:00キレット小屋帰着。小屋2連泊は学生の懐にやさしくない。
 
8日目8/24(土)[キレット小屋~唐松岳頂上山荘]
4:30には準備は調っていたが、外は一面霧で白くヘッドランプの明かりが反射して見通しが利かないため待つ。4:55キレット小屋発。風が強く、最初の頃は雨も降っていた。8:15頃五竜岳。まったくの目出度さに欠ける写真だが、とりあえずキレット小屋から脱出できたことが嬉しかった。
11:00頃に唐松岳頂上山荘に着く。このころになると霧の向こうに太陽が感じられるようになる。16:00頃のテント場からは、唐松岳の方に見通しが利くほどに霧が晴れ始める。
 
9日目8/25(日)[唐松岳頂上山荘~白馬岳頂上宿舎]
5:15頃発。久しぶりに遠くの山々が見渡せる。唐松岳頂上へは行列ができていた。天気が落ち着き岩が乾いていることもあり、不帰キレットも難なく通過。8:10天狗の大下りを登り切る。10:00鑓ヶ岳。曇っているものの鹿島槍や富山湾など色々見渡せる。11:20白馬岳頂上宿舎。テント場は風が強いが、このころになると青空が雲から顔をのぞかせる面積が広くなり良い天気になる。
 
10日目8/26(月)[白馬岳頂上宿舎~朝日小屋]
5:00発。本当に久しぶりに気持ち良く晴れている。白馬岳山頂では、立山や日本海など360°よく見える。
ここに至るまでの天気が悲惨だったので、白馬岳の株はウナギ登りだった。
7:50雪倉岳。その後も晴れ続け、久しぶりに半袖で歩いた。 10:30朝日小屋への水平道の残雪はこの時期になると溶けまくりとても薄くなっていて簡単に踏み抜きながら歩けるのでむしろ安全だった。暑くて長く水平でもない道のりで、熱中症の危険を感じた。11:20朝日小屋着。テント設営直後ガスってきた。
 
11日目8/27(火)[朝日小屋~白鳥小屋]
 深夜から3時4時ごろまで雨と雷鳴がすごい。4時起き5時発の予定であったが、4:50頃起きる。だんだん天気が回復してきたので6:00頃に出発。6:30朝日岳頂上。ここで井上は足にテーピング。平良は朝一本目の登りできつかった模様。雲間から剱が見えて、相変わらず格好良かった。
7:00吹上のコル。湿地帯には木道がある。
8:50黒岩平。皆で水を汲む。9:45文子の池。11:30犬ヶ岳。ここら辺になるとアップダウンが激しいのに加えて低山の蒸し暑さ・マイナーさなども手伝い、メンバーの疲れに拍車をかけるようになる。11:40栂海山荘。計画ではここで一泊する予定だったが、ここまでの時間が意外とまけたこともあり先に進むことに。13:00黄連の水場。水場は登山道よりさらに奥まったところにあるらしく、水が涸れていないかまでは判らなかった。14:00下駒ヶ岳山頂。ここまで傾斜が非常にきつく、ロープがあるほどだったにも関わらず、いわれないと気が付かないような頂上だった。猿と蛇がいた。
なんだかんだで15:15白鳥小屋着。
 
12日目8/28(水)[白鳥小屋~親不知]
 朝、小屋から見える日本海と空との境がよく分からない幻想的な風景が広がる。
6:00発。6:50シキ割。ここら辺から何か動物の唸り声やガサガサ音が聴こえるようになる。熊鈴を持っていないため肝を冷やしたが、S.L.が断続的に口笛を吹いて人間がいるアピールをしてくれた。7:35坂田峠。久しぶりにコンクリート道路を目の当たりにする。9:50親不知天険口。小雨が降るという幕引きだった。
反省
 井上:体力不足。前日発で靴を忘れ遅刻した。テントから出るのが遅く、出発時間に影響を与えていた。注意不足でスリップ。防寒着と行動食が足りていなかった。テント設営のときの協力不足。
 
平良:持ち物の準備不足。朝の準備が遅いので、前日にできるだけ済ましておく。岩場で慎重に。体力をつける。肉刺や靴擦れで苦しんだので、ケアを怠らずできるだけひどい状態にならないようにする。
 
中村(眞):風雨や地形的状況などから、2~3時間休憩なしのときもあった。メンバーの体調状態などをもっと見極められるようにする。地形図から休憩適地やそこまでかかる時間をある程度判断できるようになる。様々な情報を鑑み最適な判断を下す。8/23の雷では、引き返すという判断が遅かった。低体温症のリスクもあった。1年生に教える(地形読みや天気図読みなど)という山行にあまりできなかった。
 
 

2013年8月 燕岳~槍ヶ岳にてプレ長期 

山行名: プレも北ア

メンバー:C.L.と食糧-中村(眞)(3)、S.L.と装備-倉持(2)、気象-井上(1)、平良(1)、食糧と会計-柏原(2)

期間:2013.8.9(金)~8.10(土)(前夜発 1泊2日)
   
前夜8/8(木) つくばから電車、バスを乗り継ぎ中房温泉へ向かう。

1日目8/9(金)[中房温泉~大天荘]
晴れ。6:20ごろバス到着。7時過ぎ出発。人それなりに多い。GWの時よりは少ない。今回通るルートは水が豊富ではなくただでもないので大目に担いで登る。8:45合戦小屋。すいかが800円。
天気が相変わらずとてもよく、燕山荘までの登りで槍を望むこと幾度もあり。新研以来雨にばかり見舞われていた1年生にとってもよかった。
9:45頃燕山荘に着く。ここまで約4回の休憩を含め大学生にしてはゆっくりとしたペースで来た。合戦尾根の登りにおいての柏原の疲労が激しい。そのため彼女は燕山荘前で休ませ様子を見、燕岳頂上ピストンはその他4人でゆく。10:35燕岳頂上。11:15燕山荘出発。11:40蛙岩。長い稜線歩きが続く。大天荘への最後の登りをこの山行で1番きつかったというメンバーは多い。13:45大天荘着。テント設営後大天井岳頂上へ。

槍を望んだ後姿の写真は誰もがきまっていた。 
 夜中に強風でペグを打ち直す。

2日目8/10(土)[大天荘~槍ヶ岳~上高地]
4:55発。薄明の中を大天荘からのガレた下りを慎重にゆく。日の出とともに、空が雲がかっていることが分かる。とはいえ、進むにつれ槍ヶ岳がどんどん近づいてくるのが分かる。
10:30槍ヶ岳山荘着。12:10槍ヶ岳ピストン終了。想像通り人が多く渋滞していた。槍はひいてみるに限る。本来の計画ではここで幕営する予定だったが、メンバーの体力と時間に余裕があり、かつ下界を恋しがる者が多かったため今日中に上高地に下りることにする。槍沢をひたすら下る。途中冷たい雪解け水で喉を潤したり雪渓を通過したり猿がたくさんいたりした。17:30頃徳澤園に到着。時間も時間なのでここで幕営し次の日つくばに帰着。
 
反省                                  
井上:ヘッドランプの電池を間違えた。行動食ほとんど食べず、水は飲みすぎた。
平良:天気図を3日前からとらなかった。テント設営の際、ポールの袋を放っておいてしまった。
柏原:初日の合戦尾根でバテてしまったこと。S.L.のペースが速い時はその旨申告する。歩くときの姿勢に留意する。地形図を見る。
倉持:S.L.としてのペース配分。初日にバテた。持ってきた水の量が足りなかった。時計などの忘れ物。地形図を見ていなかった。
中村:2日目の朝に寝坊したこと。団コッヘル小の蓋を忘れた。テントのペグの打ち込みが甘かったこと。等。
 
 
 
 

 

2014年2月11日火曜日

八ヶ岳アイスクライミング


美濃戸口周辺でアイスしてきました。
7名の大所帯で3泊4日のアイス合宿。

初日
爆雪で入山できず。高速ではクラッシュした車がいたるところに。目の前で車がスピンしたり結構地獄。安定の吉田さんのドライブテクで無事に小淵沢へ。
 
2日目 
美濃戸口から入ってすぐの小さな駐車場の奥にある氷瀑。III級とV級ぐらいのアイスがある。

3日目
2日目と同じ氷瀑。
 
4日目
角木場の氷瀑。これも美濃戸口周辺。染み出し系かつ岩場の内側にあるので、かなりいい状態で残ってた。トップロープの設置が大変。長さはシングルで届く。

とりあえず傾斜が急になるとフリーのムーブおよびパンプ耐性が重要になってくる。V+以上の氷リードするには、前傾壁で11後半から12登れた方がよさそう。あとトップロープだと足決めが多少甘くても登れちゃうけど、リードするにはやっぱ確実に決める必要性ある。アイスはリードとトップロープに相当差がある。目の防御にサングラスしてたけど氷の破片でマブタ切ったし、グラスが曇ると何も見えなくなるのでバイザー欲しい。 今後バーチカルアイスをリードできるようになるには、フリー・アイスともに登りこみ必要。モチベ上がりました。
 




2014年2月4日火曜日

2012長期 蝶ヶ岳~親不知 長期合宿 その2

2012年の長期山行の報告その2です。

以前の記事は下です
http://twvcmember.blogspot.jp/2013/04/blog-post_29.html

8/7 曇り時々雨
4:00針の木小屋~12:00種池山荘

落石注意の岩場がある。種池山荘行く途中にサル、クマの糞がちょくちょくあった。テン場と小屋は少しはなれている。
この日は高橋の誕生日
コーラで祝う、バースデーソングを大声で歌ったら翌日他の登山者に突っ込まれた笑
夕飯はカレーライスとマッシュポテト(コンソメ入り)

8/8
4:00種池山荘~11:10キレット小屋
爺ヶ岳南峰のみ行く。
八ツ峰キレットは小屋付近が危険。
下り道のザレ場で角田5m滑落。草付を踏み抜く。幸い怪我なし。
この日は初の小屋泊で超快適。干したての快適な布団に汚れきった自分たちが寝ていいのかと戸惑う。
夕飯はミートソースパスタ(ベーコン、キャベツタマネギ)とコンソメスープ(タマネギ、ベーコン)

8/9
5:00キレット小屋~13:10唐松山荘
唐松岳の登りで中央大山岳部の2人パーティーに会う。親不知から登ってきて焼岳まで抜ける予定とのこと。後で聞いた話だと結局途中下山したそう。五竜岳山頂で留守隊に連絡。
唐松山荘手前のピーク辺りが険しい。
テン場で金沢大ワンゲルとしゃべる。水はテン場奥の雪渓で汲めた。

8/10
5:10唐松山荘~12:50白馬岳頂上宿舎
不帰キレットの通過があったが、八ツ峰キレットの方が恐ろしく感じた。

この日サプライズが8/11に来ることが判明。

8/11サプライズ
この日は朝起きる時間を設定しなかった。腹が極限まで減るまで寝てた。この山行中に初めてトランプやるけどあんま面白くない。
14時にサプライズ部隊(福島さん、森山さん、吉田さん)到着。肉や野菜たくさん食う。コーラも飲む。ゴミも下ろしてもらう。

8/12
4:45白馬岳頂上宿舎~10:50朝日小屋
朝日小屋手前で高橋踏み抜き。

8/13
4:00?朝日小屋~白鳥小屋14:53

道が悪い。疲れた。

8/14  雨のち晴れ
白鳥小屋~親不知
相変わらず、道悪い。車の音が聞こえる期待感。
最後の車道に出る前の鉄板の上が超ツルツル。

反省
角田 踏み抜き 落石おこした みな自主的に動けていてよかったと思う。
高橋 適切なペースを保つ。メリハリのある空気を作る。
細谷 等圧線が雑。朝のパッキングが遅かった。鎖場の通過で前との距離。

写真は2012長期写真にあります

ピックアップ
烏帽子岳

誕生日


雲海

鹿島槍?

キレット小屋



肉を喰らう
サプライズの方々と記念写真

肉を喰らう


説明を追加

朝日小屋あたり?のお花畑



下山!!

海岸に降り立つ


晴れました

とんぺい で御疲れ飲み