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2020年5月10日日曜日

2020/3/23-3/24 赤岳〜〜Meteorological Day〜〜

2020/3/22-3/23 赤岳
【山行名】Meteorological Day
【日程】2020/3/22-3/23(1泊2日)
【目的】今年度のミックス帯における登山技術の確認、赤岳への再チャレンジ
【山域】八ヶ岳
【使用地形図】八ヶ岳西部(1:25,000)
【メンバー】
C.L. OOOKA(2)
S.L. Ono(3)
KIMURA(4)


時間を持て余している4年の小野です。


Spotifyの昭和ポップスプレイリスト聴きながら書いている。

ちなみに、今は松田聖子の「渚のバルコニー」が流れている。

近況はと言うと、バイトは自粛でないですが、メルカリで物を売りまくっているため、収入はバイトしている時よりも、向上しています。


時間があるので、8月にCBTとOSCEという二つの大きい試験に向けて勉強しなければならないのと、

暇なので英検でも受けてみようと思い勉強を始めてみたのですが、単語が難しすぎて一生こんなの使わないだろと思っています。(少なくとも僕はalbeitとか英語で絶対話さないと思う!!)
あと、面接の練習したいので英語が話せる面接練習相手募集中です。

コロナで本格的な自粛が始まる前に行ってきた最後の山行になります。

結果的にこれが、冬研宿泊組の今年度最後の活動になってしまいました。


3/23


安定の朝4:30ピックアップ開始、高速乗って15分経った頃後ろからOOOkaくんが「あっ」と言う声を上げました。

なんか大変そうだなと思いながら話を聞くとピッケルを忘れてきたとのこと、某先輩がこの場にいたなら死刑宣告されていたと思われるのだが、引き返して取りに帰ることになった。つくばっく。

そうして、無事OOOKA家からピッケルを回収しつくば再出発6:30。


本当は、阿弥陀も行く予定でしたが、この時点で出発が大幅に遅れてしまうので、その後の予定を練りながら八ヶ岳へGO。


八ヶ岳山荘10:40着。11:00頃入山。


良いお天気ポカポカしながら林道を行く。

今年3度目の南沢の登山道である。八ヶ岳は相変わらず、下部の雪が少なくてカチカチに道路が凍りついているので僕は大嫌いです。アイゼンの刃は減るし、木の根はふんじゃうし、いいことない。

KIMURAさんも「かぐや様は告らせたい」知っていたので、かぐや様の話で盛り上がった。ワンゲルでかぐや様の話知ってる人少ないので、話ができたらいいのにね。藤原書記の話が一番盛り上がった気がします。


途中休憩1回、原っぱになっていてひなたぼっこ。すこし寝たような記憶がある。山でひなたぼっこっていいですよね。春山くらいでやるのが一番気持ちいい気がする。



OOOKA


ラムネを食べるKIMURAさん
さりげなくmont-bellアピール


今年2度も来た南沢大滝の分岐過ぎてからが結構長かった。そこ以降の道は、高校2年の秋(5年半前!!)以来だったので記憶が曖昧になってた。結構長かった。高校時代からずいぶん時間が経ってしまったことに絶望しながら、南沢の登山道を歩いてたら、行者小屋15:00。

人が何人かいるくらいで密ではなかった。





赤岳など
中岳、滑れるかな?

赤岳鉱泉と行者小屋が今年の11/30まで休業(たしかテント泊も)になってしまったので、もうしばらくは山に登れない...


さっさとテントを張って、夕飯づくり&天気図をとる。

夕飯は安定のカレーだった気がする。
今日の出発が遅れたので、阿弥陀はカットして赤岳に専念することに決定。

そのまま就寝。



3/24


今、ブログ書いてる間に流れてる曲がチェッカーズの「星屑のステージ」なのでテンション上げ気味でかいていきます。


朝、一応日の出とともにでられるように準備、4:00起床。

朝はパスタ。


毎回山をやっていて思うのですが、テントの中の写真って少ないですよね。でも、山での生活を語る上で、あの物が散乱しているテント内(人の性格によります)、長期後半の訳のわからないにおい、雪山で外から流れ込んでくる冷気、冬靴から立ち上る水蒸気、調理して一晩経った後の団コッヘルの中とかってなかなか写真に収められることはないですよね。後輩たちにはそう言う写真をいっぱい撮ってもらって山でのリアルをブログで発信していって欲しいと思いながら、



朝ごはんのパスタをいただきました。

僕はたしかペペロンチーノだった記憶があります。



テントから外を覗くと、山の方はガスガス、予報と違うじゃないか!と思いながら、しばらく様子見することに。

二度寝して起きたら、晴れていたので準備して出発8:00頃。


まあまあ天気がいい中、文三郎道を快調にあがる。

あまり撮られることがない調理風景
パスタ
調理するOOOKA
真ん中に冬靴がある


快調な2人
岩壁


氷瀑、でも結構悪そう
氷瀑がなんこか見える

主稜線の上の方

中盤以降赤岳の西面の荒々しい岩壁が見えてきました。僕は岩には興味がないのですが、真ん中に氷柱が見えたので結構テンション高かったです。いつかあの氷登ってみたいなとかずっと考えていました。あんな感じの氷がたくさんあったカナダがちょっと恋しくなりました。


そんなこんなで主稜線上へ。毎度のことですが、前の日光白根山の時の方が、よっぽど強かったのでまだ余裕。60mくらい上がると弱くなってあとはミックス帯をよじ登る。1カ所雪のバンドのトラバースが状態によっては嫌らしいが、今回は大丈夫。そんなこんなで頂上。


KIMURAさんがタッパーに入れてシュークリーム持ってきていました。一口もらいましたが、外気の寒さでクリームがちょっとシャリっとしていてとてもおいしかったです。KIMURAさんの行動食のセンスはワンゲル中でピカイチだと思います。ぼくも苺大福もってきたかったのですが、最近のコンビニでは売っていない気がする。



頂上にしばらくいて、写真も撮って、下山。下山中に主稜線上はかなり天気が悪化。速く主稜線を離れるべく急ぎつつ注意深く行動。素早い行動の大切さが学べました。

頂上
この時はOOOKAの手にまだiPhoneがある
天候悪化


風が強い
下山


あとはアイゼンワークについていろいろ話し合いながら下山。途中シリセード込み。

行者小屋のテントを撤収し、ひたすら下山。

昨日ひなたぼっこをした周辺を通りかかって、休憩をとったとき、再びOOOKAくんが「あっ」いう声を上げました。


どうやらまたやばいようです。なんとOOOKAの愛機iPhoneを落としたとのこと。しかも機内モードでGPSもOFF。OOOKA絶望しながらも下山続行。

さらば行者小屋

てくてくてくてく歩いて、美濃戸口まで降りて、下山連絡して今山行は終了。OOOKAが八ヶ岳山荘の人にスマホについて拾得があった際の連絡について話して、帰途につき、つくばっく。

19:00くらいにつくば着。
美濃戸、下山口まであと1h

なにかの用事があるOOOKAを最初に下ろした後、KIMURAさんと鬼者語でラーメン食べて、今年の冬研の締め括りとなりました。




今年は新型コロナウイルスの影響もあり、しばらくの間は登山が思うようにできないと思います。特に夏山の登山がどうなるかは不透明な状態だと思います。なので夏山登り足りない現役部員のみなさんはぜひ冬研へ



P.S.

OOOKAくんのiPhoneは無事拾われて、元に戻ったそうです。山頂に落ちてたらしい。よかったねOOOKA!


文責:44期 小野








2019年4月6日土曜日

赤岳主稜・小同心クラック

【山行名】つまんねぇシーンは捨てろ
【日程】2019/2/2(土)~2019/2/4(月)
【使用地形図】八ヶ岳西部・八ヶ岳東部(1:25000)
【メンバー】 C.L.新堀(3年)、S.L.毛利(3年)
主稜終了点から望む阿弥陀岳
2/1(金)
つくば駅から茅野駅へ向かう。
茅野駅で寝る。小淵沢は暖かく寝心地が良いが茅野は通路で寝るので寒いしうるさい。今回は他にも登山者がいた。寝れるだけで感謝せねばならないが、より良いものを体験してしまうと比較したくなってしまうものである。
2/2(土)
4:00にタクシーで茅野駅を出る。赤岳鉱泉でアイスクライミングフェスタがあるため、もう少し遅い時間のタクシーは出払う予定であるとのことであった。
八ヶ岳山荘には観光バスが来ていたし、美濃戸山荘にも驚くほどたくさんの車があった。
8:00頃赤岳鉱泉で幕営。赤岳主稜へと向かう。
真っ暗な林道をずんずん進む
文三郎道のトラーバス点には明瞭なトレースがついていたが、ルンゼを渡り雪崩のリスクがある地形であった。
主稜への取り付き
1p目についた時点で前に2パーティーほど溜まっていた。更に上部でもクライマーがいる。大盛況である。10:30頃登攀開始。
ずらりと並んでいる
写真中央に写っている部分が1pめ出だしにしながら主稜の核心とされているポイントである。
前のパーティーが取り付いている
一歩登ったところの雪の状態がよくアックスも効くしグローブでもつかめる感じであった。
支点が全体的に少ない上に取りにくいのですぐにランナウトしてしまうのが少し怖かった。
7p目終了点付近にて
そこから上は雪稜とクライミングが交互に現れる。コンテでも抜けられるがどこで切り替えるかの判断が大事になっていくと思う。
12:50に終了点につく。
人は多かったがスムーズに登れれば、2時間30分もあれば取り付きから十分に山頂まで到れると思う。
帰りは文三郎道。午後になると風も弱く心地よい。このタイミングを狙って登っている人も大勢いた。ちなみに、13:30頃主稜2p目を登っているパーティーがいて少し心配になった。
赤岳鉱泉ではフェスに便乗して、お汁粉や甘酒などを頂いた。
アイスキャンディーにプロジェクション・マッピングが投影されていてきれいだった。
ホットワインは鼻からアルコールを吸入している感じがしてあまり好きになれなかった。
滝の流れるアイスキャンディー
甘酒を炊き出ししていた
明日に備えて19:00には就寝。赤岳鉱泉の興奮は未だ収まらない。
2/3
小同心クラックに向かう。
硫黄岳に向かう道(赤岳鉱泉の眼の前から伸びる)を5分ほど歩き、大同心沢に入る。ここも少し歩くとトレースに導かれて大同心稜に登る。小屋から一時間弱で大同心基部に至る。
大同心基部
大同心ルンゼ上部のトラバースにはトレースがなく数日前の大量降雪のせいで悪い雪がべったりついていて緊張する区間であった。大同心ルンゼの通過に1時間くらいかかってしまった。
小同心基部へ。一応ロープを出す。
小同心クラック1p目はフェースで上部はチムニーという感じ。
快適なクライミングが楽しめる。たくさん終了点がありロープスケールに合わせて適当に切れると思う。
2p目出口
高度感もあってなかなかに楽しい。
横岳へは、直接登るルートと硫黄岳方面をトラバースする道がある。
今回はコンディション的には直登のほうが良かったがラインが見えなかったので、トラバースルートを選ぶ。
トラバースルート
雪が悪くて少々難儀したが、大同心ルンゼ上部ほどではない。
登山道に出たところでクライミング装備を解除する。
横岳山頂に行こうとしたら、毛利は休憩してたいとのことで一人で向かう。
自撮ってさっさと帰る
上はそこそこ風があった。小同心ルンゼ基部からここまで2時間である。空いていたのもあるだろうが、予想より早めにクライミングを終えることができた。
休憩地点に戻ると、毛利も行きたくなったらしく、なぜか私も同行を求められる。
赤岳をバックに
どうやらこの写真が撮りたかったらしい。そういえば赤岳山頂でもツーショットを撮った。
うまく入りきらない
何故毛利がこんなに撮りたがっていたのかという答えは、こちらのブログに書いてあるのでぜひ読んでいただきたい。
硫黄岳を経由して帰る。
爆裂火口
14:30前に美濃戸に着く。バスに乗ってしばらく行くと雪が降ってきた。
なんとも毛利は晴れ男である。

文責:新堀

2019年3月24日日曜日

2019/3/11-12 阿弥陀岳・赤岳敗退

【山行名】あの頃の青を探して
【日程】2019/3/11(月)2019/3/12(火) ( 1泊2)
【目的】雪山技術の実践と確認

【山域】八ヶ岳
【使用地形図】八ヶ岳西部 (1:25000)
【参加条件】2018年度冬山研究班員に限る。
【メンバー】2名 C.L. 小野、S.L.大岡

【行程】
1日目 [3/11(月)] 茅野駅<タクシー>美濃戸口(11:00)ー幕営地(15:00)

2日目 [3/12(火)] 起床(3:00)ー幕営地(4:00)ー
        御小屋山(4:32)ー樹林限界Co2500m付近(9:30)ー
       Co2720m(10:40)ー樹林限界Co2500m付近(11:20)ー
         御小屋山(13:00)ー幕営地(13:10〜14:00)ー美濃戸口(16:00)ー
       <タクシー>清里駅<鉄道>つくば

こんにちは医学類2年の小野です。先日の試験では、1つだけ再試に引っかかりましたが、無事に進級できました。ちょっと雪山に登りすぎてた感じですね。さて、少し前のことですが、八ヶ岳に行ってきました。本来、美濃戸口から御小屋尾根、阿弥陀岳、赤岳まで行き下山の予定であった。

〜1日目〜
新宿発7:30発のあずさで向かう。大岡くんはTXを1本乗り過ごして、1本あとのあずさで向かう。この時点で茅野駅にも降雪。先日の南岸低気圧だ。山ではどうなっているだろうか?
いよいよ入山。除雪終点からかなりの積雪。ワカンを装着するも脛ラッセル。先が思いやられる。写真ではほとんど雪がなかったが今回の降雪で思いっきり雪が積もっている。御小屋山へ乗り上げる尾根に上がりたいが、一苦労。結局、御小屋山の尾根の手前で幕営。夕飯はビーフシチュー。小野が分量を間違えたため、スープシチューとなる。大岡ごめん。本日の時点でかなりラッセルがきついので、翌日はこの縦走装備での踏破は不可能と判断。アタック装備で赤岳まで往復を目標に切り替える。18:30に就寝。
でっかい荷物と大岡くん


ラッセル後

〜2日目〜
3時起床4時発。朝食はチキンラーメン、あんまり見ていないけど朝ドラで最近少し売れているらしい。
20分ほどで、御小屋山に到着。ラッセルは相変わらず常時脛程度。傾斜が急になってくると腰ラッセル以上。適宜交代するも、大岡くんは結構苦戦しているので、苦労していたら小野が積極的に交代した。特に腰以上のラッセルだと大岡くんは唸っていた。闇の中でのルーファイは難儀。獣の足跡を読んだりしてうまくルートをつなげる。でも、よく考えたら、小野が今回初投入のGPS専用機をもっていたのでそれを活用するのもありであった。ちなみに、ラッセルはかなりきつかったがきつかった部分では写真を撮る余裕がなかったのであんまり臨場感がありませんご了承ください。
御小屋山
闇夜のラッセル
かなり手強いラッセルが続く。1時間に100m程度しかペースが上がらない。う〜んこれは大変だ。山スキー板があれば全然沈まないのだが... あんまり標高が上がらないまま、夜明けを迎える。
ラッセルを頑張る大岡くん
もう少しで森林限界

大岡くんもかなりきついようでなかなかペースが上がらない。小野がメインでラッセルする。撤退時間は10:30と決めた。撤退時間が迫る中、なかなか阿弥陀岳に近づかない。やっとの事で9:00くらいに森林限界Co2500mに着く。う〜ん阿弥陀岳でギリギリかな?大岡くんが結構バテ気味だったので、頑張りに期待する。この森林限界周辺から雪の下に岩が当たり始めたので、ワカンからアイゼンに切り替え、森林限界から上は全て小野がルーファイ&ラッセル。天気は晴れているが午後から崩れる予報。ちょっと信じられないが、崩れる前に森林限界から逃げたい。小野が先行して大岡を待ちながらルートを伸ばす。大岡くんが後ろで唸り声をあげながら登ってくる。気合入ってるけどバテ気味。大丈夫かどうか確認しながら進む。森林限界を超えて、ツボ足であまり埋まらないハイマツの近くをうまくルーファイしながら進む。
権現岳方面、右半分は小野の防寒テムレス
頑張って登る大岡くん

頂上まであと100mちょいのところで時間。もうすこし粘るのもありかなと考えたが、大岡くんのアイゼントラブルがあり、時間差で両足のアイゼンが外れてしまった。ここから先は、岩稜に雪が乗っている。アイゼンが外れるかわからない状態で上に突っ込めるほど甘い場所ではない。大岡の体力も鑑みて、頂上直下で撤退。
上に見えるのが頂上、これより少し上で撤退
撤退(ハイマツ部分は踏み抜くと腿まで潜る)

帰りはズボズボ埋まるけど楽チン。大岡はバテ気味。小野はルンルン降りる。途中森林限界より少し下の部分で2人組みの登山者に会う。聞けば朝7:00出発で森林限界とのこと。とても早い!こちらが11時間かかったので1/3以下の時間だ!
樹林のくだり(浅い部分)
あっという間に急登始まりの部分まで降りるが、ここから数個の小ピークの登りかえしが地味にきつい。やっとの事で御小屋山にたどり着いたらあとは下るだけ。幕営地に着いたら、少し寒かったので一度湯を沸かし。水筒に入れて湯たんぽを作りかじかんだ手を温める。
幕営地
下山する大岡
さっさとテント撤収し、下山。大岡くんバテてるけど頑張って降りてました。締めて12時間行動のハード山行でした。たぶん、普通に鉱泉側から赤岳よりもハード山行であった。
結果的に縦走完遂&ピークを踏むことはできなかったが、ラッセルはかなり深かったので本格ラッセルの良い練習となりかなり充実した山行であった。来年も八ヶ岳にはたくさん登ってステップアップしていきたいと思う。
林道終点
文責:44期 小野

2019年2月7日木曜日

2019/2/2-3 赤岳真教寺尾根

【山行名】志ん喬
【日程】2019/2/2(土)2019/2/4(月) (前夜発 1泊2+予備日1
【目的】雪山でのミックス帯の登り方、ロープワーク技術を習得する

【山域】八ヶ岳
【使用地形図】八ヶ岳東部 (1:25000)
【参加条件】2018年度冬山研究班員に限る。
【メンバー】4名 C.L. 岡本、S.L.小野
、小林、岩下
【行程】
前日 [2/1(金)] つくば<鉄道>小淵沢駅
1日目 [2/2(土)] 小淵沢駅<鉄道>清里駅(6:42)ー
         美し森(8:00)ー牛首山(13:30)ー幕営地(14:00)
        ー就寝(18:00)

2日目 [2/3(日)] 起床(3:00)ー幕営地(4:00)ー
        Co2600付近の鎖場(7:45)ー赤岳山頂(9:30)ー
       Co2600付近の鎖場(10:40)ー
         幕営地(12:45〜13:30)ー牛首山(14:00)ー
         美し森(16:00)<タクシー>清里駅<鉄道>つくば

こんにちは、2年の小野です。いよいよ試験が近づいてくる中、山に登ってきました。行程は上記の通り、かなり大まかだが、地点間で2回程度休憩を10分から15分程度とっている。

前夜に授業を終えた我々は、鉄路にて小淵沢へ。

〜1日目〜
翌日に始発で清里駅へ。今年に入ってワンゲルとしては3度目の八ヶ岳であった。小野と岩下は、2週間前にも権現に行った。八ヶ岳さまさまである。
転がる小野のマカルー 80L

清里駅から徒歩で美し森へ行く。ダラダラとした道路で憂鬱。美し森に到着し準備を整え、8:00に出発。美し森のトイレは冬季閉鎖でがっかりした。


朝の美し森
あとは、ダラダラと登っていく。少し前に雪が降ったので地味に足首くらいのラッセル。賽の河原から少し行ったところで、岩下さんの荷物を小野と小林さんで分担して持った。小野のマカルー 80Lはよくわからない大きさになってしまった。この増量と地味なラッセルと暑さから小野はこの後バテた。あとで岩下さんに袋の中身を聞いたら、アイゼンなど諸々が入ってて道理で重かったわけだと思った。実は岩下さんはドSなのかもしれないとか思ってしまった。そのままダラダラとスキー場の横を通り過ぎて登っていった。リフトいいな〜とか思っていたら、小林さんが「リフトとか外道」と言っていて意識の高さを感じた。自分もこんな風になれるのだろうか?


小野とマカルー 80L
さらに牛首山までの急登。自分はザック増量などもろもろの影響でバテてた。トレースはここまであったのだが、半分くらい埋まっていたので消耗した。途中から膝上ラッセルの部分もあり、ワカンも装着。ここでさらに、小野に災難が襲う。ワカンの紐を締めている時、右の親指の爪がぐにゃっと曲がった感触がした。嫌な予感がした。グローブをとると爪が剥がれていて血が出ていた。あ〜あ。テーピングをして圧迫止血。今日はバテるし、爪剥がすしだめだな〜とか、血流悪くなるから凍傷気をつけなきゃなーとか思ってた。そこからすこし頑張ると牛首山到着。なるべく、真教寺尾根上部の急登まで近づきたいのでもう少し歩く。そこから2つくらい先のピークで幕営地に決めた。岡本さんと小林さんで偵察。小野、岩下さんで水作りの準備。結構疲れたので小野は大切にしていた苺クリーム大福をほおばった。サイコー。人生はこの苺クリーム大福のためにあったとは過言ではないとさえ思った。生きててよかった。
生きててよかった苺クリーム大福

あとはひたすら水作りと夕飯。今晩はビーフシチューであった。前回の権現でホワイトシチューであったので、次の3月の赤岳はカレー系で行こうかと思った。これも岩下さんの力でとても美味しかった。
ビーフシチューとごはん

翌日は午後から天候悪化の予報、撤退時間と上部の鎖の状況について確認した後に早めの就寝。
小野は、寝つきが悪かったので、walkmanでサカナクションの「アルクアラウンド」をひたすらループして、諏訪根自子のバイオリン聴いてたら眠れた。音楽は偉大。そとは結構風が強かった。

〜2日目〜
朝3時起床。みんな大好き恒例のマルタイ棒ラーメンをいただく。4時出発。トレースのおかげもあって結構速いペースで行く。
甲府盆地の夜景
雪質は軽く表面風が当たる斜面では、5cmだけ硬く軽い層になっていた。森林の下や吹きだまりは、サラサラの雪。
甲府盆地の夜景も綺麗で、このままだと鎖場に夜明け前に着くんじゃないかとか言っていたが、甘かった。Co2400くらいで、「トレースがない!」右を見ても左を見ても真っ暗な森と真っ白な雪があるだけ。昨日すれ違ったパーティはここで撤退したのか...
あとは30歩から50歩くらいごとに交代してひたすらラッセルラッセルラッセル。深さは腿から首がひたすら続いていた。みんな溺れてんだか何やってんだかわからないままじわじわ進む。雪質の弱点をついてルーファイしていき夜明けとなった。
夜明けpart1

松竹映画のオープニング

後ろを振り向くと自分たちで切り開いた道と最高のモルゲンロートであった。
日の出直前のラッセル

ラッセル跡

上を向くと、真っ青な空と赤の木々が幻想的だった。生きててよかった瞬間part2であった。
写真加工しなくてもこれくらいすごかった!

それでも、まだ先はラッセル。のろのろと進む。Co2650ですこしラッセルは緩くなり急傾斜の斜面が続く。何人かは裾をアイゼンで引っかき穴が空いてしまった。僕はあかなかったのでよかった。
胸ラッセル

ラッセル

小林さんと岡本さんで先頭を交代しながら進む。ロープは出さない。雪でしっかりステップが切れるので最初はそれほど怖くはなかったが、Co2650付近の岩場ではサラサラの雪が岩についているだけなのでフットホールドのかかりが確かめられず、だましだまし行く感じであった。小林さん曰く、岩ではなくそこから少し外したところだとアイゼンが結構決まったとのこと。足場選びは重要。鎖が出ていたからよかったが鎖がなければ結構厳しい。ロープを出そうにもランナーがとれないので夏道からは外れることになるだろうとか話してた。今回は、鎖にセルフビレイを取りながら進んだ。
急斜面だが雪のステップは安定している


雪のつきかたが悪かった


核心部
山頂直下

横には赤岳東稜と県界尾根が荒々しく見えていた。赤岳東稜はいつか登りたいなあとか思いながらよくルートを見ておいた。そうこうしているうちに、山頂直下の赤岳沢のトラバースとなった。雪の状態が悪ければフィックスを構築し残置していこうとなったが雪が溜まっていて、落ちそうにはなかったので、そのまま通過。あとは、主稜線を進み、文三郎道と合流し、頂上。去年から冬だけで3回も行っているが、今回の達成感はデカかった。
山頂から南アルプス方面

みんな大好き阿弥陀岳


同じ日に小同心に行っていた新堀さんと毛利さんに向かって愛の叫び


風が強かった
風が結構強く、体が煽られたので早めに帰り、真教寺尾根分岐から少し行ったところでようやく一息ついた。ここで登頂の喜びを噛み締めながら2度目の苺クリーム大福を食べる。生きてる喜びを感じた。
真教寺尾根のスカイライン

トラバース直前の鎖場も慎重にバックステップで降り、行きでもっとも悪かったCo2650の岩場では1ピッチの懸垂下降。時間がかかったが無事通過。
懸垂下降中
お隣の天狗尾根
帰りは雪質が大きく変わってとても重い雪だった。アイゼンに団子が多くついた

あとは、行きのラッセル跡をひたすら下りて幕営地。ここでも苺クリーム大福を食べる。さっさと撤収し、また降りる。地味に牛首山への登り返しとかがきつかった。ラッセルと急登で体力を持っていかれた感じがした。あとは重力に引かれるようにひたすらおりて、美し森。さすがに清里駅まで歩く気にはなれず、タクシーを呼び、駅に到着。レストランますやで急いで定食をたべ、つくばに帰った。ますやのおかみさんは急いでいる我々にも優しかった。小林さんは東京で牛タンを食べに行ったようで、羨ましかった。
雨が降る前に下山完了



文責:44期 小野