2020/3/22-3/23 赤岳
【山行名】Meteorological Day【日程】2020/3/22-3/23(1泊2日)
【目的】今年度のミックス帯における登山技術の確認、赤岳への再チャレンジ
【山域】八ヶ岳
【使用地形図】八ヶ岳西部(1:25,000)
【メンバー】
C.L. OOOKA(2)
S.L. Ono(3)
KIMURA(4)
時間を持て余している4年の小野です。
Spotifyの昭和ポップスプレイリスト聴きながら書いている。
ちなみに、今は松田聖子の「渚のバルコニー」が流れている。
近況はと言うと、バイトは自粛でないですが、メルカリで物を売りまくっているため、収入はバイトしている時よりも、向上しています。
時間があるので、8月にCBTとOSCEという二つの大きい試験に向けて勉強しなければならないのと、
暇なので英検でも受けてみようと思い勉強を始めてみたのですが、単語が難しすぎて一生こんなの使わないだろと思っています。(少なくとも僕はalbeitとか英語で絶対話さないと思う!!)
あと、面接の練習したいので英語が話せる面接練習相手募集中です。
コロナで本格的な自粛が始まる前に行ってきた最後の山行になります。
結果的にこれが、冬研宿泊組の今年度最後の活動になってしまいました。
3/23
安定の朝4:30ピックアップ開始、高速乗って15分経った頃後ろからOOOkaくんが「あっ」と言う声を上げました。
なんか大変そうだなと思いながら話を聞くとピッケルを忘れてきたとのこと、
そうして、無事OOOKA家からピッケルを回収しつくば再出発6:30。
本当は、阿弥陀も行く予定でしたが、この時点で出発が大幅に遅れてしまうので、その後の予定を練りながら八ヶ岳へGO。
八ヶ岳山荘10:40着。11:00頃入山。
良いお天気ポカポカしながら林道を行く。
今年3度目の南沢の登山道である。八ヶ岳は相変わらず、下部の雪が少なくてカチカチに道路が凍りついているので僕は大嫌いです。アイゼンの刃は減るし、木の根はふんじゃうし、いいことない。
KIMURAさんも「かぐや様は告らせたい」知っていたので、かぐや様の話で盛り上がった。ワンゲルでかぐや様の話知ってる人少ないので、話ができたらいいのにね。藤原書記の話が一番盛り上がった気がします。
途中休憩1回、原っぱになっていてひなたぼっこ。すこし寝たような記憶がある。山でひなたぼっこっていいですよね。春山くらいでやるのが一番気持ちいい気がする。
OOOKA |
ラムネを食べるKIMURAさん さりげなくmont-bellアピール |
今年2度も来た南沢大滝の分岐過ぎてからが結構長かった。そこ以降の道は、高校2年の秋(5年半前!!)以来だったので記憶が曖昧になってた。結構長かった。高校時代からずいぶん時間が経ってしまったことに絶望しながら、南沢の登山道を歩いてたら、行者小屋15:00。
人が何人かいるくらいで密ではなかった。
赤岳など |
中岳、滑れるかな? |
赤岳鉱泉と行者小屋が今年の11/30まで休業(たしかテント泊も)になってしまったので、もうしばらくは山に登れない...
さっさとテントを張って、夕飯づくり&天気図をとる。
夕飯は安定のカレーだった気がする。
今日の出発が遅れたので、阿弥陀はカットして赤岳に専念することに決定。
そのまま就寝。
3/24
今、ブログ書いてる間に流れてる曲がチェッカーズの「星屑のステージ」なのでテンション上げ気味でかいていきます。
朝、一応日の出とともにでられるように準備、4:00起床。
朝はパスタ。
毎回山をやっていて思うのですが、テントの中の写真って少ないですよね。でも、山での生活を語る上で、あの物が散乱しているテント内(人の性格によります)、長期後半の訳のわからないにおい、雪山で外から流れ込んでくる冷気、冬靴から立ち上る水蒸気、調理して一晩経った後の団コッヘルの中とかってなかなか写真に収められることはないですよね。後輩たちにはそう言う写真をいっぱい撮ってもらって山でのリアルをブログで発信していって欲しいと思いながら、
朝ごはんのパスタをいただきました。
僕はたしかペペロンチーノだった記憶があります。
テントから外を覗くと、山の方はガスガス、予報と違うじゃないか!と思いながら、しばらく様子見することに。
二度寝して起きたら、晴れていたので準備して出発8:00頃。
まあまあ天気がいい中、文三郎道を快調にあがる。
あまり撮られることがない調理風景 パスタ |
調理するOOOKA 真ん中に冬靴がある |
快調な2人 |
岩壁 |
氷瀑、でも結構悪そう |
氷瀑がなんこか見える |
主稜線の上の方 |
中盤以降赤岳の西面の荒々しい岩壁が見えてきました。僕は岩には興味がないのですが、真ん中に氷柱が見えたので結構テンション高かったです。いつかあの氷登ってみたいなとかずっと考えていました。あんな感じの氷がたくさんあったカナダがちょっと恋しくなりました。
そんなこんなで主稜線上へ。毎度のことですが、前の日光白根山の時の方が、よっぽど強かったのでまだ余裕。60mくらい上がると弱くなってあとはミックス帯をよじ登る。1カ所雪のバンドのトラバースが状態によっては嫌らしいが、今回は大丈夫。そんなこんなで頂上。
KIMURAさんがタッパーに入れてシュークリーム持ってきていました。一口もらいましたが、外気の寒さでクリームがちょっとシャリっとしていてとてもおいしかったです。KIMURAさんの行動食のセンスはワンゲル中でピカイチだと思います。ぼくも苺大福もってきたかったのですが、最近のコンビニでは売っていない気がする。
頂上にしばらくいて、写真も撮って、下山。下山中に主稜線上はかなり天気が悪化。速く主稜線を離れるべく急ぎつつ注意深く行動。素早い行動の大切さが学べました。
頂上 この時はOOOKAの手にまだiPhoneがある |
天候悪化 |
風が強い
下山 |
あとはアイゼンワークについていろいろ話し合いながら下山。途中シリセード込み。
行者小屋のテントを撤収し、ひたすら下山。
昨日ひなたぼっこをした周辺を通りかかって、休憩をとったとき、再びOOOKAくんが「あっ」いう声を上げました。
どうやらまたやばいようです。なんとOOOKAの愛機iPhoneを落としたとのこと。しかも機内モードでGPSもOFF。OOOKA絶望しながらも下山続行。
さらば行者小屋 |
てくてくてくてく歩いて、美濃戸口まで降りて、下山連絡して今山行は終了。OOOKAが八ヶ岳山荘の人にスマホについて拾得があった際の連絡について話して、帰途につき、つくばっく。
19:00くらいにつくば着。
美濃戸、下山口まであと1h |
なにかの用事があるOOOKAを最初に下ろした後、KIMURAさんと鬼者語でラーメン食べて、今年の冬研の締め括りとなりました。
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、しばらくの間は登山が思うようにできないと思います。特に夏山の登山がどうなるかは不透明な状態だと思います。なので夏山登り足りない現役部員のみなさんはぜひ冬研へ
P.S.
OOOKAくんのiPhoneは無事拾われて、元に戻ったそうです。山頂に落ちてたらしい。よかったねOOOKA!
文責:44期 小野
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