【山行名】令和の冬初め
【日程】2019/ 12/14 (土)~2019/12/15 (日)(1泊2日)
【目的】雪上訓練
【山域】谷川連峰
【使用地形図】 水上、茂倉山(1:25000)
【メンバー】
C.L.OOOKA(2),
S.L.Ono(3),
Treasurer. Kimura(4),
Idol. Ken(2)
コロナ禍で時間的に余裕があるので、去年の記録あげてます。
今年の夏・秋はなかなか山に登れなさそうなので、たくさん山に登りたい人たちに冬研に入って欲しいと思います。
今回の記録は、毎年冬初めにやる雪上技術の確認のために行う訓練についてです
訓練行程については毎年のことですが、↓の感じです
12/14(土)
基本技術訓練
9:10~10:30アイゼンワーク、ピッケルワーク、耐風姿勢、バケツ堀り
10:35~12:20滑落停止、初期制動、スタンディングアックスビレイ
12:30~13:30アバランチレスキュー
12/15(日)
確保技術訓練
7:40~9:10アンカー構築
9:20~10:20肩がらみビレイ、腰がらみビレイ
10:30~12:00懸垂下降
12:10~13:30 FIX構築
今年は小野しか免許を持っていないので、つくばで朝4:00頃ピックアップ開始で圏央→関越で谷川岳ロープウェイへ
今回も安定のデミオ。狭すぎ。
あかぎこーげんSA |
ロープウェイの駐車場に着いたら問題発生Kenが財布をなくしたとのこと、急いでとりあえずお金を貸して、上里SAへ電話すると無事届けられていて安心。日本は治安が良くてよかったね。
準備を整えて入山
財布をなくしたKen in the Ropeway |
Onoとザック でかいね |
スキー場駅ちゃく |
いつもの通り、着いたらクライマーズライト方面に登っていく。今年は雪が少ないですね〜〜。
でもなんとか、訓練はできそうな感じ。
そのまま歩行訓練を中心に、基本技術訓練を行う。来年、自分は臨床実習が始まったらもう雪訓はこれないのか〜とか考えてました。がんばれOOOKA&KEN。でも、来年度の次期主将のNANAUMIが入るかもとか言っていたので、意外と冬研は安泰なのかもしれない。
毎年、この時がロープ登攀具込みの冬山フル装備最終形態なので、本気の重さを感じられます。長期除いたら、こんなに担ぐ機会あんまりない気がする。(しかもラッセル込み)
そんなこんなで訓練へ。一年経つとやはりアイゼンワークは錆びつくものなので、こういう機会は大切にしていきたいと思います。
OOOKA&KENは来年、下級生が入ってきた時にどう教えたらよいか考えながらできていたような気がする。
周りには同じく訓練していた、東京大学ワンダーフォーゲルクラブがいました。頭良さそー!!でした
KIMURASANN&KEN on the snow |
足にスリング結んでKENがKIMURASANNを転ばせました この後天気は悪くなりました |
訓練を一通り終えたら、15:30くらいになりそのままテントを設営。KENは日帰りのみなので頑張って汽車 to 汽車でつくばっく。
夕飯は鍋だった気がします。夜は寒冷前線が通過し、大荒れ。時々起きながら除雪が必要かどうか確認したりしました。すごい音でしたね。
翌朝は↓こんなでした。
埋もれかけたテント 場所選定がうまくいき、絶妙だった |
80cmくらい一晩で積もりました。冬山ってこういうところが大変ですね。周りの木々に登攀具をくくりつけていたのですが大部分が雪に埋れてしまって朝、掘り出すのに苦労しました。プローブも活用したりしている人もいましたね。前日のアバランチレスキューの知識が役立ちました。
そのまま、その日の訓練へ。
この日は主に確保技術訓練へ。岩登りの時のビレー技術+αという感じなので、岩研入っていた方が頭に入りやすい内容だと思います。それでも冬ならでは注意点がいろいろあるので毎年のことながら気付くことがあって勉強になります。
そういえば、今回モンベルの暖かい帽子をかぶっていたらレイヤリング一枚分くらいの働きをしてとても暖かかったです。頭頸部の保温ってとても大切ですね。夜も暖かかったです。
エクセロフトの保温帽子 |
でも、やっぱり雪上訓練はずっと動かないのでとても寒いですね、特に足先。暖かさのありがたさに感謝の念が生まれてきます。こたつがこの時ほど恋しくなる時はないと思います。
最後に搬送訓練を行なって終了です。
例年通りのツェルト搬送と背負搬送をやってみたのですが、どちらもとても大変です。人1人運ぶ大変さを痛感した記憶があります。命って重いですね。
あんまり写真はないですが、楽しい山行でした。
今年も冬には山に行けるといいな、と思います。
P.S.
KENの財布は帰りに無事回収できました。
文責:44期 小野
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