2016年11月22日火曜日

2016/10/2(日) 真名井沢(お試し沢)

【山行名】お試し沢登り
【日程】2016/10/2(日)〜10/3(月)  (日帰り+予備日)
【目的】沢登りの体験
【山域】奥多摩
【行程】とりがや橋〜魚止めの滝〜取水パイプ前の滝〜赤杭尾根〜とりがや橋
【メンバー】戸辺(2年)、關(2年)、長尾さん(3年)、脇田さん(3年)、御手洗(2年)、岡本(1年)



多分、2016年最後の沢登り。
今回はお試し沢として沢研以外のメンバーも連れていきました。御手洗と岡本。
某トイレ
4時過ぎにつくばを出発し、とりがや橋に7時15分に到着。
橋を渡ってすぐのところに駐車スペースがあったのでそこに車をとめた。5台くらいは停められそう。
出発準備
出陣
車を停めた場所のすぐ近くのガードレール付近から入渓。7時30分頃。
少し沢沿いの道を歩いてから入渓してもよかったのかも。
入渓!
しばらく、わさび田が続く。
堰堤を4、5個高巻きしながら進んでいった。
出発から20分ほどすると小さな滝が出現。
迷わず直登
一時間ほど歩いていくと3m程の滝が出現。
初めての参加である二人にはちょっとあぶなげだったので、ロープを出してあげた。
滝の上が少し開けた場所で、アンカーをとる位置に少し戸惑っていた。
高さもそこまでない滝だったので、ボディビレイを利用してもよかったのかなと。
時間短縮にもなるし。
最初にロープんを出した滝
ビレイをする某ジョイマン
最初の二俣を左に進むと、
一つ目の核心である魚止めの滝6mが現れた。
右の壁が登れるという情報があったので登ることにした。
ビレイをするのは關、アンカーを構築している間に、沢登り初体験の二人に滝行をさせた。この日はわりと水が冷たかったのによくやったなという感じ。僕は二人を遠い目で眺めていた。
魚止めの滝6m 右壁を登るべし
滝に打たれる人①
滝に打たれる人②
アンカー構築が終わり、ビレイできる状態になったので、とりあえず、初体験組から登ってもらった。落ちずに、みんな難なく登っていった。
登る人
出発から2時間半で取水パイプ前の滝に到着。
ここも、高さがあったのでロープを出すことに。
アンカーをとれるいい場所がなかったので仕方なく枯れてる木の根元とかで作った。
岡本が足を滑らしてしまったが、何の怪我もなかったのでよかった。

この後は、小さな滝を何個か登って、開始から3時間半で真名井沢遡行終了。

奥の二俣を左に行くと、石積の跡があるのでそこからツメた。
奥の二俣
ツメ終了からの登山道
登山道にでてから1時間半歩くと、もとの車を停めた場所に到着。ひたすらだるかった思い出しかない。

今回はいつもより倍くらいの人数で行ったわりには、そこまで時間がかかるということはなかったと思う。が、アンカーの構築、ロープ回収などの基本的なことをより素早く出来るようにする必要があると感じた。
滝の手前で待ってるのは寒い。特にこの季節は。
また、最後のツメで踏み跡や歩きやすいルートを見つける能力が足りてないと実感した。

初めて沢登りを体験した御手洗と岡本はお疲れ様でした。



反省コーナー
戸辺
・ツメ
・ボディビレイの確認
・安全そうなナチュラルプロテクションの取り方


・もっと滝に挑戦しても良かった
・安全な道を見極めるようになりたかった

脇田
・寝不足
・筋肉痛

御手洗
・楽しかったありがとう
・技術不足、ボルダリング行きます
・遡行図地形図が理解できるようにする
・ビレイ出来るようにならねばねば

2016/7/16~7/19 プレ長期 中央アルプス

【日程】2016/7/16(土)~7/19(火)
【目的】長期山行に向けた体力及び技術向上
【メンバー】戸辺(2年)、關(2年)、芹川(2年)、新堀(1年)
【行程】
(1日目)伊那市バスセンター <タクシー> 桂小場野田場~馬返し大樽避難小屋茶臼山分岐西駒山荘八合目木曽駒ケ岳駒ヶ岳頂上山荘
(2日目)駒ヶ岳頂上山荘~中岳~天狗荘~宝剣山荘~八丁坂千畳敷~極楽平~濁沢大峰~檜尾岳~檜尾避難小屋
(3日目)檜尾避難小屋シャクナゲのピーク赤沢の頭桧尾橋


初めまして、2年の戸辺です。
中央アルプスに行ってきました。4か月も前のことであまり記憶がないですが、とりあえず報告します。



1日目
伊那市バスターミナルからタクシーで桂小場(登山口)へ。
関君がタクシーの車内で歯磨きをしていたのがとても印象的でした。
登山口
登山口に着くとぱらぱら雨が降ってきたが気にならない程度だったので、そのまま登山開始。
この日はひたすら登りで、真っ先に僕がバテてかなりペースが遅くなってしまい、みんなに装備をもってもらった。この時の僕は、C.L.の威厳とか先輩の威厳とか全くもってゼロに近かったので、1年生である新堀君にも装備を分け与えた。
言い訳じゃないけど、個人的に一番後ろは疲れる。
でも、体力がないのは事実なので長期に向けて体力はしっかりつけようと思いました。
大樽避難小屋前で休憩中に何かしらのビームをだそうと試みる人
4時間くらい歩いていくと森林限界を超えて視界が開けてきた。ちょうどこの頃には天気も回復して景色がかなり良くなってきた。あまりにもfantasticな風景だったので西駒山荘で30分くらい休憩。
いい景色ですね!
西駒山荘から2時間ほど歩くと、木曽駒ヶ岳山頂とテン場の分岐が現れた。事前の計画段階ではそのまま山頂に行くはずだったが予定を変えて、先にテン場に行き、そこから頂上までピストンで行くことにしました。
テン場に着くとすでにかなりの数のテントが張られていた。三連休で人が多いとは聞いていたけどここまでとは思わず、びっくり。みんな、ロープウェイで登ってきたのだろう、、、
木曽駒ヶ岳山頂
良い天気ですね!
頂上から帰ってきたら昼寝をして、夕飯食べて就寝。夕飯は確か、キャベツの肉味噌炒め的なやつだった気がする。おいしかった、たぶん。


2日目
いろいろと大変だった日。そして、ピーマンの日。

2時30分起床、3時30分出発、
この日は、木曽駒ヶ岳頂上山荘から空木岳までの10時間以上行動を予定していたのでこんな早く起きるはめになった。
とにかく風が強くてその上ガスが濃かったのでヘッドライトをつけていても1メートル先が見えるか見えないかという状態。
で、出発して10分程度で中岳山頂。
中岳山頂2925m
山頂からのルートが分からずタイムロス、加えて關のメガネが霧で曇ってまったく前が見えない状況だったので、先頭を芹川と交代。その後、宝剣山荘、千畳敷、極楽平を過ぎて濁沢大峰へ。
檜尾岳への道のりはとにかく風が強くて心がくじけそうになった。
ハイマツ帯と岩場の登山道を進んで行った。
鎖場が何ヵ所。このときは、岩が濡れて滑りやすくなっていたため気が抜けなかった。
鎖場①
鎖場②
出発から4時間30分ほどで檜尾岳に到着。

ここで、僕はメンバーのみんなに
「空木岳行く?」
と訪ねたが、反応はなかった。
そう、みんなの心はしんどくなっていたのだ。
心がしんどい山頂
空木岳はあきらめて檜尾岳避難小屋へ。
到着時刻は8時30分。当然ながら一番乗り、体が冷えきっていて、すぐさまガスで暖をとった。
にしても暇だったので、
UNO:トランプ=7:3
くらいの割合で暇つぶし。
時間が経つとともに小屋に続々と人が集まってきて小屋の外にもテントが5張ほどたっていた。
みんな、心がしんどくなってしまったのだろう


ここで、檜尾岳避難小屋情報
小屋に泊まれるのは10人ちょい。小屋自体もわりと綺麗。トイレ有。水場は行ってないので詳しくは分からないけど、少し下った場所にあるらしい。小屋の前でもテントは張れる。張っていいのかわからないけど。協力金1000円。非常食としてお米も置いてあった。

夕食はピーマンのスパム詰めと卵おじや。
普段は食べられるけどこの日だけはピーマンが食べられなかった。
これが僕の夏の思い出の全て
夕飯を食べる1年生
靴下がとてもキュートですね
そして、就寝。


3日目
4時起床。
前日の天気とうって変わってめっちゃ、晴れ。
星空とか朝焼けとか僕の記憶のなかでは一番だった。
日の出
檜尾岳避難小屋
避難小屋から出発して5分後
小屋を出発してすぐにハシゴが現れた。その後も2ヵ所くらいハシゴ出現。
ハシゴを下る1年生
この日は基本的にずっと下り、結構急な登山道が続いた。また、前日の雨で滑りやすくなっていたきがする。

8時頃に桧尾橋に着き、そこからバス・電車を乗り継いでつくばに帰ってきました。

今回の山行で、空木岳に行かなかったのはもったいなかったように感じるが、当時の天候なども考えると悪くない判断だったと思う。
長期山行においてもこのような悪天候になる可能性はなくはないので、その場合の判断材料として今回は良い経験になったのではないかと思う。
2日目はメンタル的にやられた部分もあるので、みんながつらい状況において、どのようにしてメンバーの士気を上げていくのかなども考えていかなければならないとおもった。

今回の1年生はとても優秀だった。きがする。

最後に、
【反省】
戸辺
・休憩時間の終わりをしっかり決めず、だらだらしてしまった。
・米がうまく炊けない。
・ばてた
・ピーマンを食べられるようにする。


・コンタクトを忘れた。
・下山で滑ることが多かった。
・着替えをたくさん持ってきてよかった。


芹川
・おたまを忘れた。
・ルート確認の不十分
・ヘッドライトの電池交換忘れ


新堀
・レーションを持ってきすぎた?
・トランプで先輩に勝ってしまった。