2017年10月10日火曜日

下ノ廊下

【山行名】でんじゃらす廊下
【日程】2017/10/7(土)~2017/10/9(月・祝)(1泊2日+予備日1日) 
【目的】紅葉に染まりつつある黒部渓谷を歩く。
【山域】北アルプス・立山
【使用地形図】欅平、十字峡、黒部湖(1/25000) 
【メンバー】新堀(2年/CL)、小林(2年/SL)、毛利(2年)、戸邉(3年)
【行程】
天候不順のため、一日遅らせてスタート
10/8(日)
扇沢駅8:00(バス)8:16黒部ダム9:00=10:00内蔵助谷出合10:10=12:00黒部別山谷出合12:10=13:30十文字峡広場 13:40=15:00東谷吊橋15:05=15:20人見平15:30=16:30阿曽原温泉小屋
10/9(月・祝)
阿曽原温泉小屋4:50=6:20折尾谷6:30=7:00大太鼓7:10=7:30トンネル7:40=9:35欅平駅

核心はつくばにあり。
行きの列車が人身事故で3時間遅延し、乗る予定だった高速バスに乗れず特急あずさで行くことに。
快適だったけど、お金がぁ。

翌朝、電車とバスを乗り継ぎ扇沢へ。もうじきトロリー運転が終了する関電電気バスで黒部ダムへ。
黒部ダム付近では、紅葉が綺麗。観光客がたくさんいました。しかし、こっちは道を間違えていた模様。バス降り場をそのまま真っすぐ行くと、一昔前の雰囲気になり、下ノ廊下方面の出口へ。
20分ほど登山道を下ると、ダムを下から流れられるスポットへ。
このアングル、内蔵助谷の方へ行く道へ行かなければ見れないでしょう。9:20頃通過したところ今日215人目くらいだそうです。
大タテガビン沢。紅葉・岩・青空とても美しい。
黒部別山谷の手前。スノーブリッジが崩落していた。すごくスケールが大きい。この木道も結構怖い。
うわぁお!!崩落していて怖い怖い。ロープを伝ってこえます。
発破して無理やり通したような道。頭上注意という感じ。沢がきれい。
十字峡の吊橋。下を流れるは剣沢。足場が狭い!!
すごく揺れました。この先歩くと、横からシャワーのようになっているところが。
ずんずん進んでいくと、仙人ダムに着きます。(ここを端折った理由は既視感のある光景が淡々と続いたから。)
仙人ダムは、管理棟の中を通っていきます。
中の隧道は、非常に暑い。この先にある高熱隧道は岩盤温度160℃だとか。ここは蒸し暑いくらいだったけど、工事の人は大変だった道なぁ。
テン場には明らからにキャパ以上に張ってあった。テントを張ったそばに18時過ぎについたパーティーが調理をし始める。少しうるさかった。我々も早発早着を心がけるべきだなぁと思った。
そのパーティーだけではないが、大人数のパーティーが多く意思疎通がうまく取れていないのか、後ろで渋滞が起きていてもなかなか譲ってくれない中高年パーティーがしばしばあった。道が細くすれ違えるところが限られているのだから、周りを見た行動が必要だなと感じた。

翌日も快晴。
太鼓岩周辺の道。でんじゃらすですねぇ。
水平歩道のほうがよく整備されている感じであったが、いずれにせよ細い道。

志合谷の150mトンネル。インディージョーンズアドベンチャー的な?
頑張って道を拓いたなぁという感じ。
ゴールの欅平。トロッコで下山。
C.L.はバイトの都合で、新幹線で帰宅。4時間程度でつくばまで帰ってこれる。驚異的。
他の皆さんは海に行ったようです。

【文責】新堀

2017年10月3日火曜日

紅葉の大朝日岳

【山行名】のんびりとレットカーペットを歩いた
【日程】2017/9/28(木)~2017/9/30(土)(1泊2日+予備日1日) 
【目的】紅葉が美しい朝日連峰をのんびりハイキングする。
【山域】朝日連峰
【使用地形図】朝日岳(1/25000) 
【メンバー】新堀(2年/CL)、小林(2年/SL)、大瀬(1年)、岩下(2年)、關(3年)、御手洗(3年)
【行程】
9/28(雨のち曇り)古寺鉱泉10201230小朝日岳12501510避難小屋17201730山頂17401750避難小屋
9/29(晴れ)避難小屋515630小朝日650720鳥原山740950古寺鉱泉

のんびりハイクの第二弾は紅葉狩り。
そのために7時間もかけてわざわざ東北まで来たものの、天気は雨。
前夜に出発し、宿泊は秘境の板谷駅。この11月に東北中央道がつながり、米沢まで高速で行けてしまうので(福島ー米沢間は無料!!詳しくはこちら)、ここにまた来ることはないように思える。

雨の峠道をじょいさんに運転していただき、9:30頃古寺鉱泉着。前々からさんざん午後から天気は回復するといっていたのに、出発をぐずり「鳥原小屋までなら行こう」とか「温泉巡りにしよう」とか言い出すメンバー。数分後、雨も弱まってきたので、出発することにした。
前々日からわりかし正確な情報を提供したC.L.

雲はものすごく垂れ込めているが、紅葉はすごブルきれい。地元大江山岳会の方によると「ここのところ数年の中で一番きれいな紅葉とのこと」。
真っ赤なトンネルを抜けて古寺山を目指す。とっても綺麗でした。
小朝日から望む大朝日。真っ赤に燃える山並み。とてもきれいです。
小屋の前にて。予報通り強風でした。
小屋の中でヌクヌクと調理。晩飯はキノコご飯と豚汁。もう秋です。
ちなみに、このあとチーズフォンデュもしました。
夕方、青空が出てきたので山頂へ。
夕焼けがすごくきれい!!

燃える山並みと、大瀬。


真っ赤!!!!!すごくきれいーー(ボキャ貧)。
山頂で集合写真。すごーーく風が強かったです。

翌朝は予想に反し快晴。
絶景かな。
鳥原山のそばの湿原。鳥原ルートに賛成したのは、C.L.ほか一人でしたが、来てよかった。
帰りは、寒河江温泉。とてもいい湯でした。

大朝日はとても良いところでした。また行きたいです(小3並の感想)。

【文責】新堀

2017年10月2日月曜日

小川山クライミング9/27~9/29

C.L.毛利
メンバー とべさん
夏休みのしめとして、小川山にクライミングに行ってきた。かなりアプローチで迷ったりしたが全体として初めての小川山を楽しめた。以下、記録。
今回は小淵沢からバスで川端下そこから徒歩で金峰山荘に向かうプランだった。途中で農家と思しき人の車に乗せてもらう。3.9kmの道のりで思いのほか登りなので凄い助かった。ありがとうございました。
歩いてる途中に尾根岩?が見えた
アプローチと登ったルート
廻り目平周辺 大日広場から林の中のボルダ―を通って行くのが楽だと思われる。
小川山レイバック5.9+
テンションかけまくる。
小川山に来たらコレ
外岩発のクラック、ステミングでは登れず、レイバックで進む。クラックって難しいなと感じたが面白かった。結構腕が疲れる。


5月の雪 10.c
5ピン目足場もホールドもなくヌンチャクを掴むこれが外岩のスラブかと思い知らされる。
5月の雪、この合宿唯一のクライミング中写真

笠間のピンキー10.c
スズメバチが大量に落ちてて敗退

子持ち岩
ボルトがなく謎

西股沢対岸
リバーサイド
ブラックシープ5.9+
アンダーのホールドがむずかった。そこで、チートを使い何とか終了点まで行く。

尾根岩周辺
尾根岩2峰
セレクションルート
4ピッチで切る。フェイスからのトラバース、スラブ、チムニー、クラックだった。
チムニーが案外面白い。1ピッチ目の取り付きが分かりにくかった。というか、正規のルートを登ったか不明。
2峰基部

頂上にて



水晶スラブ
ツイスト10.a 
下部のムーブが難しかった。
アバタもエクボ10.c
トップロープでやるも2ピン目手前から進まず スメアリングが難しい ジムとはぜんぜん違うと感じる

尾根岩2峰や水晶スラブへは大日広場→水晶下ボルダーからのアプローチが楽であった。パノラマコースから展望台へ行ってからのとりつきは急登を登ったり、下がったりでかなり大変。


尾根岩54
アプローチでくそ迷い本峰に行ってしまう。本峰への道は赤布があったが全然通られてる感がなかった。5峰4峰へは親指岩へ行く道と2峰へ行く道の真ん中の道を通ると楽。
本峰

尾根岩5峰
ジャングルブック10.b
トップロープでトライするも最後らへんのフィンガークラックあたりで力尽き何度もフォールする。
コーナークラック



ガメラ岩
ギャオス10.b
よくぞこんなところにルートを作ったなと思った。アプローチにfixを複数回使用。ただしものすごい気持ちが良いルート。3ピッチの後の核心が抜けられず敗退。
頂上の岩にあるルート。全4ピンと短い

4峰
ノイズイノ10.b
縦ダイクが気になり登る。スラブ気味でひたすら縦ダイクにそう面白いルート。ひたすら足を上げる。25メートルくらいあり長い。o.sして感動。
斜めに走るダイク

テン場ではどこでも焚火ができる

生の部分があった。

お風呂は400円と良心的
岩へのアプローチが思ったより長く大変だった。始めてくる人は迷うと思われる。
今回の合宿では自分の技術不足を痛感した。先輩なくしては成り立たたなかったと思う。来年には後輩を連れていけるような技術を身につけたい。来年また行こうと思う。