2020年4月23日木曜日

2019/11/10 湯場ノ沢


【山行名】増水してるかな?
【目的】沢登りの楽しさを体験してもらう
【山域】奥多摩(湯場ノ沢)
【使用地形図】五日市(1:25000)
【メンバー】C.L. 中嶋(3年) S.L. 木村(4年) 毛利(4年) 遠藤(3年) 山根(1年)
【行程】
つくば〈レンタカー〉笹平
笹平(0:40)湯場ノ沢出合(0:45)ナカノ万六沢出合(1:15)登山道(0:45)柏木野(0:25)笹平
笹平〈レンタカー〉つくば

合計 3:50

2020年4月20日月曜日

山スキーのすすめ

山スキーのすすめ

コロナで時間を持て余しているので、山スキーについて書きたいと思う。

ワンゲルでは雪山をやる人は少ないが、山スキーをやる人はもっと少ない。現時点で、4年とM1の3人だけである。

ちなみに、自分は山スキー大好きだ。休みのたびにどこかの山に滑りに行きたいくらい好きだし、北海道で永久に滑っていたいとも思う。
知っている人が少ないので、どういうものか紹介したいと思う。

雪山登山の形態の一つとして、スキーを用いて山の中を駆け抜けるものですね。

よくテレビのニュースで、スキー場外滑走が問題として取り上げられてますけどそれとは、問題の焦点が異なります。
よく言われる、サイドカントリーとバックカントリーの違いというやつです。

雪山登山の一環としてのスキーでは、自分自身でリスク管理し、雪山登山の延長として、スキーを使います。
山の奥深くに行ける

まず短所から、
短所はお金がとにかくかかります。雪山登山もお金がかかりますが、それにプラスで板、ブーツ、シールなどもかかってきます。
スキーも滑れなければいけないし、ハードルが雪山登山以上にあるのもまた事実です。
実際板もツアー向け、パウダー向け(細板でパウダー結べれるが後傾になる→後傾で滑る癖がつくと怪我しやすくなる)といろいろあるので、まあお金がかかります(自家用車にハマるよりは安上がり)

次に長所です。
まず、圧倒的な機動力。
雪山登山で2泊かかるところを1日で行けます。ラッセル能力がわかんの3倍以上。下りでは何時間もかけて登ってきたところがたったの30分で降れてしまい、行動範囲がツボ足登山の何倍にもなります。
直近の山行だと、往復25kmくらいあるルートでも6時間くらいで帰ってこれました。


沈まない


下りが楽しくなるのも、良いところですね。
普段はけだるい下山も、すいすい下れるので今までテクテク歩いていたのがバカらしくなるくらいです。

パウダーの浮遊感も最高ですし、ザラメ斜面をかっ飛ばすのもまたいいです。スキーが好きな人も、ゲレンデでは滑れないようないろんな雪質の斜面を楽しめる。


ゲレンデでは絶対楽しめないアドベンチャー感
どう突破するか?
こんな急斜面も
こんなロケーションでの滑りも

こんなパウダーも


楽しめるのはバックカントリーだけ




スキーのゲレンデが飽きた人も、
登山が好きな人にも、スキーが好きな人も楽しめると思うので、新入部員も現役部員も興味ある人は、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?


文責:44期 小野

2020/2/1~2/2 日光白根山〜〜Majiでkoiする2秒前〜〜

2020/2/1~2/2 日光白根山
【山行名】Majiでkoiする2秒前
【目的】赤岳に向けて冬山宿泊のステップアップをする
【山域】日光連山
【使用地形図】男体山
【メンバー】C.L.小野(3年)、S.L.大岡(2年)、会計.木村(4年)
【行程】
1 日目[2/1(土)]
つくば<車>日光湯元スキー場<リフト>第2ペアリフト終点
第2ペアリフト終点(5:00)前白根山(1:00)五色沼避難小屋 【合計 6:00】

2 日目[2/2(日)] 五色沼避難小屋(2:00)奥白根山(1:00)五色沼避難小屋(3:30)第2ペアリフト終点【合計 6:30】

第2ペアリフト終点<リフト>日光湯元スキー場<車>つくば

連続で投稿します。今回はPerfume聴きながら書いてます。
新年会で同期の井口くんがOBさん向けに動画を編集していましたが、冬研の項目だけなぜか平成初期的な曲が多かったのは少し謎でした。

この時はほぼ毎週のように山に行っていて、我ながらよくいっていたと思います。


後輩にも雪山やってくれる人がいたらいいなあ...


そんなこんなで僕が次に計画したのは日光白根山です。

以下が記録になります。





この山行はリベンジ山行である。
それは、1年前のことである。
当時3年生の岩下さんと当時1年の大岡くんが冬の日光白根を目指していた。
無事リーダー会の審査が通り、いよいよ入山という時、
slackでこのような連絡が流れた「雨具のズボンを忘れたため日光白根山行は中止とします」
そして、岩下さんと大岡の日光白根計画は頓挫してしまった。

あれから1年、あの日光白根の頂に小野、木村さん、大岡で再び挑むこととなった。




2/1 4:45

その日はやってきた
つくばでピックアップを開始、大岡と木村さんを乗せ日光方面にレンタカーを走らせる。


湯元スキー場に9:00頃につき、入山連絡。

私、小野は年末年始の北海道山行で携帯電話を紛失してしまい、手元にないので大岡くんの携帯で連絡し、9:40入山。
湯元スキー場のリフトトップから登山道に行くが、踏み跡を外すと意外と雪が深い。
すぐに、ワカン換装。あとはひたすら前白根から続く稜線まで急登をゆく。ここまでは、先行者もいたのでたいしたことない。

2325ポコあたりで先行していた東京の山岳会の人に追いつき、ここからは、自分らがラッセルを代わり先行する。



ラッセル中

僕は、今シーズンはスキーのラッセルが多く、ワカンラッセルは久しぶり。要領が違うけど、個人的には結構得意。雪質読みとルーファイが試された。

ラッセル2


前白根に着くと爆風。あとで聞いたら、木村さんはそれほど煽られなかったけど、自分は風圧でだいぶ煽られた。体重さによる違いだろうか?もっと体重増やしたほうがいいのだろうか?個人的には過去で一番吹かれたかもしれない。
たぶん風速15m/s~18m/sくらい(基準は襟裳岬の風速体験機)。顔面に雪が当たって痛かった。地獄ゴーグルが欲しかったけど、稜線を少し降りたら結構弱まった。こういう場所では風の強弱の読み&迅速な行動&確実なアイゼンワーク&安全圏への離脱 といった読みと決断力が大切になるのだなとか思っていた


この少し先、爆風

稜線から外れてトラバース気味に避難小屋を目指す。山岳会の人たちより南寄りにトラバースしてたら、結構うまくついた。地図読みって大事ですね。15:45ころ避難小屋着。


そのまま、大岡&木村さんで小屋内でテント設営。小野は天気図書き取り。日光白根の避難小屋では電波通じないんですね。完全に電波ないのは久しぶり。八ヶ岳とかかなりよく入るからな〜〜。


翌日の天気は「朝方あまり良くなさそう」ということで、日の出で一度様子見することに。

夕飯はカレー。安定の美味さ。


2/2

翌朝、ガスが濃い→様子見
7:00頃出発。Co2350mくらいの森林限界で3箇所に分かれてピットチェック。日当たり斜面によって雪質が違うが、行けそうだと判断。
下山時に撮ったこの辺からの写真

この時に、山岳会の人たちが先行。結局この先抜かせなくて、先頭のラッセルをしてもらった。ありがたいやら、申し訳ないやらという気持ち。Co2400mで先行山岳会の女性1人が撤退ということで我々とスライド。



Co2450mくらいでビーコンオン&チェック。タイミングが遅かった→反省。

大岡のアイゼンの調子が少し悪く、再調整して手間取る。
そのまま、ラッセル跡をいく。雪質はパウダー。
さすが、降雪直後。尾瀬で降ってさらに乾いた雪になってるのだろうか?
この南東斜面滑ったらかなり気持ち良さそう。斜度は30°〜40°。ぜひ厳冬期に滑ってみたいな。と思っている間に、頂上近くになり、雪もウィンドクラスト気味。のっぺりした火山の頂上付近を丁寧に標識を見つけてルーファイし、9:25頂上。


頂上


たたずむおの


撮影してくれた大岡、この後カメラの電池が落ちて集合写真が撮れなかった
東面ルンゼ方面




東面ルンゼの両脇のえぐれた岩壁が荒々しい。ルンゼの脇の岩稜は東稜といわれて、登攀対象らしい。



写真撮影タイムをして9:50下山開始。

あ〜〜〜この南東斜面滑りたいな〜〜とか思いながらあっという間にくだる。10:20ころ避難小屋着。デポした荷物を片付け11:10ころ出発。ちょっとゆっくりしすぎたかもしれぬ。


オリター
オリター2

前白根の稜線にでると、昨日の爆風猛吹雪とは打って変わって穏やかな気候。

東面ルンゼにはスキーのシュプールが残っていた。滑ってみたいなー!
撮影会


シュカブラ


もはや神々しい
地味にトレースが見える
五色山方面
五色沼

写真撮影タイムを楽しんだら、前白根への最後の登り。雪山ほぼフル装備なのでちょっときつい。

爆風すぎるのだろうか、前白根の山頂付近はほとんど雪がついていない。まああれだけの風が吹けば雪がつかないのも納得。


ドライフラワーにして持ち帰りたい


プレイバックPart2(古い)
寝癖


ムヒょー

ここから先は、だらだらとひたすらくだる。天気が良いからか、この日に登ってくる登山者も多かった。

そのままひたすら下山。スキー場トップの横で白根沢のデブリを見る。まじかでデブリを見るのは初めてだが、サイズ2〜3程度。勉強になった。
15:00に下山連絡をいれ、無事下山。


デブリーランド

シェーキーズ宇都宮インターパーク店で安定のピザ食べ放題を食べ、つくばっく22:00ころ。


来シーズンは山スキーで期待ですね!

冬研に後輩が入るといいな!

文責:44期 小野









2020年4月19日日曜日

2020/1/19 安達太良山〜〜この雪は消えない?〜〜<お試し冬>

2020/1/19 安達太良山

【山行名】この雪は消えない?
日程】2020/1/19(日)
【目的】雪山登山を下級生に体験してもらう
【山域】磐梯・吾妻連峰
【メンバー】
C.L.小野(3年)、S.L.塚原(2年)、会計.中村(1年)、
黄田(1年)、小林[じゅ](1年)、吉川(1年)、新堀(4年)
【行程】
1 日目[1/19(日)]
つくば〈自動車〉奥岳登山口 奥岳登山口<リフト>
リフトトップ(1:00)薬師岳展望台(1:00)仙女平分岐(1:00) 安達太良山
(0:40)仙女平分岐(0:50)薬師岳展望台(0:20) リフトトップ(0:40)奥岳登山口【行動時間:5:30】 


みなさん、お久しぶりです。先日引退し、無事に進級した医学4年の小野です。今年も無事進級できて本当に嬉しいです。さて世の中はコロナ一色で、オンライン授業ということもあり、記録を書く時間が多く取れたのでサカナクションでも聴きながら昨年度書き残した記録を多く書きたいと思います。

2020年、オリンピックイヤー(だった)を迎え冬研のメンバーは焦っていた。それは「冬研メンバー少なすぎ問題」であった。今年度の実働冬研メンバーは、私3年の小野、2年の大岡、4年の木村さんが宿泊、2年の塚原が日帰りのみでの参加になっている。

自由参加なので、他のクラブ員には散々勧誘してきたのだが、44期は僕だけ(非常に悲しくつらかったです。。。)、45期は2人、46期は今年はゼロ、、、、



このままでは冬研は絶える.....




雪山の素晴らしさ
→山頂に立った時の達成感、夏山では決して見られない圧倒的なスケールの景色、そして通常活動では活動しない晩秋〜初夏の間も雪山に行ける=山行に行ける日数が2倍になる


これらを是非周知していきたいですね
とまあ、そんなわけで冬研以外のクラブ員にも雪山の素晴らしさを体験してもらおうという企画でこの山行は計画された。


そんなわけで4年生の装備協力のもと、簡単な勉強会を済ませて1年生4人が参加してくれました。しかも内、女子3人!!
ぜひ、来年は岩下さんみたいな女子として活躍して欲しいですね。


そして当日、確か4:00ころつくば発。

8:30入山


入山口=スキー場


塚原隊長



スキー場トップに行き、そこからは登山道。

地図を読む塚原隊長と吉川さん


下界

1男



やっと見えた青空
寝転ぶ2年前の戸邊さん(現在は某富士山の近く在住)

こうして2年前と比べると雪の少なさがとても目立ちます。

休憩


ジャケット色とりどり


こんな感じで最初は天気が悪かったのですが、だんだんよくなってきて登ることができました。1年生たちの行いがよかったんでしょう。頂上まで行くことができました。塚ちゃんはやっぱりアイドルだということが再確認できましたね。
頂上直下は、上級生による撮影タイムとなりました。

頂上

1女たち
頂上
みんなで仲良く下山



下山は、あっというまに終わった。下山センスあふれる後輩たちあるね。
山頂発12:50ー登山口着14:10
みんな早かった
下山したら、岳温泉の岳の湯にはいってから、宇都宮で餃子パーティ。
注文はもちろん「このメニュー表のあるもの全部お願いします」で

餃子天国


餃子をたらふく食べて21:00につくばっく




文責:44期 小野



P.S.
翌日にかぐらスキー場でのスキーに誘ったけど誰もきてくれなくてとても悲しかったです