2013年4月29日月曜日

蝶ヶ岳~親不知 長期合宿その1


山行名:男だらけのアツい夏☆2012CHO-KI


CL:角田(2)
メンバー:高橋(2)細谷(1)
期間:2012/7/31~8/14
概念図:


7/30(前日)
つくば~松本
RanRanでBIG丼を食べて充電。
立川からムーンライト信州に乗る。1日有効の18きっぷを使う場合、日付が変わる立川で乗る必要性がある。


7/31 晴れ
松本(電車)新島々(バス)上高地

6:20上高地6:35~8:05徳澤園8:15~12:30長堀山~13:50蝶ヶ岳ヒュッテ着

ムーンライト信州はライトがずっと付いていてあまり寝れない。電車バスを足早に乗り継いでいき6:20上高地着。

上高地では高橋の母校のハイキング部に会って記念写真を撮る。平坦な上高地から徳澤園までは飛ばすが長堀尾根となるとつらい。
この尾根は下りに使う人は多いが、登る人はあまりいないようである。ノロノロ進んだが誰にも追い抜かれなかった。


下ってくる人には、荷物の多さから毎回話しかけられた。


おっさん1「荷物大きいね、穂高まで行くのかね」
高橋「いいえ、日本海までです」
おっさん・おばさん一同「ドッヒャ~~」

繰り返されるその会話は


”ドヤ不知”

と名付けられた。

テン場では春山登山研でお世話になった鈴木主任と会う。
下界の灯りが恋しくて力也はこの時点で降りたかったそうだ。


8/1 晴れ
3:00起床~3:55蝶ヶ岳ヒュッテ出発~14:35大天荘着

常念の登りがキツい。下りもキツい。普通のおばさんにも抜かされる。
常念を下ったあとの樹林帯で細谷がひざ痛を訴えた。ロキソニンを飲ませたが、即敗退かと暗澹たる気持ちになる。なんとか進んでコースタイムを2時間以上オーバーして大天荘へ。





当然だが、この時点では槍にすら着いていない。普通、槍に行くには上高地から槍沢を登って1日である。今となってはいい思い出だが結構あほらしい気持ちになった。

8/2 晴れ
3:00起床~3:55大天荘発~12:15槍ヶ岳山荘着 槍ヶ岳ピストン(12:50~13:50)


東鎌尾根なえる。槍ヶ岳山荘人多すぎ。山頂ではまだトレースしていない北鎌尾根に思いを馳せる。細谷と高橋がコーラを飲んでいたがとてもおいしそう。
夕飯のマーボーナスはハムがうまい。
翌日は槍~三俣蓮華なので、当時のメモには「明日はラクかな」と書いてあった。

8/3 晴れ
4:00槍ヶ岳山荘~12:10三俣山荘
双六岳は巻いた。巻き道の途中、100名山全て晴れたという84才のスゴイ爺さんに会う。風貌も仙人のようであった。
巻き道に残った雪渓で細谷に個マット滑りしてもらう。
三俣蓮華岳ではポーズを決めて自分撮りしている山ガールがいた。見られた時の恥じらいに萌えた。
三俣山荘はトイレがきれい。受付のお姉ちゃんも可愛い。水場もある。最高。

積雪期は北鎌に並ぶシブいルートである硫黄尾根は俺の事を誘っていた。夏はシブくて醜いので写真はない。







8/4 晴れ
4:00三俣山荘~13:00烏帽子小屋

毎朝一瞬で3時になる。

夜中にまだ10時ぐらいかなと思って時計を見るとすでに2:35。

絶望。


いまだに時計の電子音はトラウマ。
この日の鷲羽岳と水晶岳はカットした。
烏帽子小屋あたりにあるという水場は存在しなかった。
この日はペミカンを使った肉野菜炒めであったが、ペミカンを作ってから1週間近くたっていたので肉は結合組織が分解されツナ状の物体になっていた。

正露丸を食前に服用してから食べる。味はしなかった。
荷物が重いせいか、腰の皮が剥ける&アザがひどい。ので角田はノーパン・ジャージになる。
おかげで少し快適になった。

8/5 晴れのち曇り少々雨
4:00烏帽子小屋~13:50船窪小屋
誰もいない烏帽子岳ではフィーバーした。

としか書けない。


この後は地獄の船窪。道悪いしアップダウン激しいし大変。
やっとの思いでテン場に着く。力也がバテて死にそう。
水場は険しいところにあり、行くのが大変だったそうだ。
小屋で筑波大ワンゲルであることを言ったが、過去の記録にあったような親不知でのサービス券はもらわなかった。でも小屋の人はとても優しい。




この時点での負傷箇所
角田 腰ずれ
高橋 広範囲での靴擦れ、膝痛少々
細谷 右ひざ

8/6 雨のち曇り時々雨
5:00起床~6:10船窪小屋~9:33北葛岳~北葛乗越~12:05蓮華岳12:15~13:00針ノ木小屋
4時にいったんおきるが、雷と雨。
朝ごはんにうどんを食べたが、茹で汁を捨てずにスープにしたのでまずかった。

蓮華の大下りという鎖場は雨もありしんどかった。
雨と曇りがところどころ変わりカッパの脱ぎ着を何度かした。
水は針ノ木雪渓からくんだ。
この日作った、ちらしずしはとてもおいしい。錦卵やきくらげ、でんぶ、ジップロックに移した鮭缶など具だくさん。大成功。








続きます

2013年4月21日日曜日

甲斐駒仙丈ケ岳(黒戸尾根入山、戸台下山)

山行名:ザ・黒戸尾根
CL:角田(3)
メンバー:萩原(3)(早大山岳部)、中村ま(3)

4/2 前夜
日野春駅集合
0時30分集合だが萩原は22時ごろに日野春に到着したそうだ。装備分け後就寝。

4/3 雨のちみぞれのち雪
4:30起床~5:20登山口出発~7:30笹ノ平~11:30五合目小屋跡~12:00 2250m付近 テント設営~13:00テント設営完了
朝タクシーで日野春駅から横手駒ヶ岳登山口まで行く。4500円。登山口では雨。標高を上げるにつれ雨がみぞれに変わっていく。体が冷えて寒い。七丈小屋まで行く予定だったが2250m付近で行動を打ち切る。
笹の平 雪はまだついてない

刃渡り



4/4 晴れ
3:30起床~5:30出発~6:40七丈小屋~12:00甲斐駒ケ岳頂上~14:00 2750m付近~16:00駒津峰~18:20北沢駒仙小屋
テン場から七丈小屋の途中はハシゴ鎖場が連続する。垂直のハシゴで1Pロープを出す。3本の剣が刺さった大岩まで3ピッチ、さらに頂上までで1ピッチロープを出す。











甲斐駒ケ岳の下降で思いのほか手間取り、六方石上のあたりで木を支点に1回懸垂下降した。また駒津峰までも何度かロープを出す。

4/5 晴れ
3:30起床~5:15出発~8:00 6合目~8:30小仙丈ヶ岳~10:00仙丈ケ岳~11:30大滝ノ頭~12:50北沢駒仙小屋
樹林帯を登っていく。ラッセルが面倒だが、萩原に結構やってもらう。小仙丈手前から樹林がなくなる。仙丈ケ岳までは滑ったらとまらないような斜面もある。
大滝の頭の少し上











4/6 曇り
3:00起床~4:45出発~7:05角兵衛沢出合~8:15戸台~9:30仙流荘
着た沢峠から戸台川に降りる斜面の途中でアイゼン外す。

仙流荘からバスを2本のりつぎ伊那市駅まで行き、高速バスで新宿へ。

反省
角田
忘れ物(ヘルメット腕時計)、予想天気図を用意、日の出が早いのでもっと早く出発できた5時には、薄明かるい、ロープワークの高速化
中村へ 女性としては体力あるがもっとつけて欲しい

中村
体力つける
ビレイする感覚がわかった

萩原
よかった 初日五号目まで行けてよかった
反省甲斐駒の下りてこずった 赤旗だよりで地図を見ればよかった