2013年4月2日火曜日

一ノ倉沢岩登り 谷川大岩壁祭


行名:谷川大岩壁祭

CL:角田(2)

メンバー:福島(4)、高橋(2) ( )は学年を示す。

10/4

南浦和駅近くの公園で寝る。ゴキブリがうじゃうじゃいてキモい。埼玉での駅寝にロクな思い出がない。

10/5金 晴れ

9:20土合~10:20一ノ倉沢出合10:5013:30南稜テラス1P登攀~15:30南陵テラスから帰幕開始~18:30一ノ倉沢出合

電車を乗り過ごしたり、間違えたりして9:20土合着。約一時間で一ノ倉沢出合到着して、テント設営後下見に行く。意外とアプローチが面倒くさい。中央陵から南陵テラスへのトラバースなど怖い。1P南陵登攀後帰る。最後はヘッデン行動である。行きはヒョングリの滝右岸を高巻いたが、帰りは左岸のFIXを使う。プルコードを巻きつけながら通ったが、時間を食うし怖い。ヒョングリの高巻きは滝側が草でわかりづらいが切れているので要注意。高巻きからの下降はクライムダウン可能だが暗い時や濡れている時は危険。

夕飯は中華丼を食べる。福島さんの謎の調味料のおかげでおいしかったような気がする。

 
一ノ倉沢へ
10/6土 晴れのち曇り

一ノ倉沢出合~南陵テラス7:3010:35終了点~13:55一ノ倉岳~一ノ倉沢出合17:30

力也がひざ痛のためヒョングリの滝手前で引き返す。フリクションの効くテールリッジを急いで登り、一番乗りで取り付く。登攀についてはトポ通りで快適。後ろにパーティーがいたため急ぎ気味で登る。3時間で終了点に到着。終了点から国境稜線までの方が大変で、濡れたチムニーやヤセ尾根など大変。天気が悪い時には通りたくない。途中IIIII級フェース上で1Pロープを出す。ここで出すならはじめのほうにあった濡れたチムニーでも出せばよかった。明瞭な踏み跡はあるも、やぶ漕ぎが面倒。下山に使った中芝新道もあまり良くはない。西黒尾根より面倒。一ノ倉岳からはススキなどが刈ってあったため下降点はすぐわかる。一部鎖場となっている場所もありありがたい。中芝沢は途中大高巻きが道悪い。コンクリで固められた出合まででたら崩壊地を横切って一ノ倉沢へ。

夕飯はポークビーンズ 全く記憶にない。多分おいしかった。

 

10/7日 雨のち曇りのち雨

3:45一ノ倉沢出合4:25~ヒョングリの滝手前~6:50一ノ倉沢出合

中央稜登攀を目的として出発するも前夜の雨のためフリクションがよくない。テールリッジから引き返してくる人もいたため、撤退する。念のため懸垂下降する。その先行パーティーはアプローチに沢タビを使っていた。福島さんは今日帰ることに。天気の確認もかねて土合まで出る。見送った後は谷川岳資料館で山関連の漫画や資料を読み時間を潰す。

アスファルトの上にテントを張っていたため濡れたテントの床が全く乾いておらず不快。ただ駐車場下、看板近くは土だが増水時水に流される可能性があるため、設営不可。

夕飯は鍋。1/2カット白菜が変色していて謎のエキスがキモい。

 

10/8月 晴れ

3:00一ノ倉沢出合4:004:15ヒョングリの滝手前~5:20ヒョングリの滝高巻き後

6:10中央陵基部6:308:30フォール~9:30 4P目アンカー合流~11:25中央カンテor凹状岩壁の取付に下降~11:55中央陵基部~13:05ヒョングリの滝手前~13:35ヒョングリの滝後~13:55一ノ倉沢出合

3時起床。テントを撤収し、メインザックとともにデポ。ヒョングリの滝懸垂で1時間食う。くらいときはヘッデンや笛でのコールを考慮する。テールリッジのフリクションは多少悪いも問題なく通過。1P,2P目問題なく登攀するも、3P目から本来は右へトラバースするところを左へいってしまう。3P 目も登攀するが、後続パーティーがいない。4P 目から予想以上に悪くなる。アブミは持っていなかったためA0,スリングハシゴの連続。 こんなところフリーで抜けられるのかと思いつつ、燃える。チムニー状ハング気味のところを何とか抜ける。残りスリングも少なくなってくる。あと12手でリッジに到着するところで乗っていたハーケンが抜け、約5 mフォール。ハーケン1つとカム1つが抜けた。振られた勢いで頭を打つもヘルメットのおかげで大丈夫だった。肩の打撲と左腕内側にロープバーン

(ロープがすれてできるやけど擦り傷)。登り返そうと思うもやっぱり無理。スリング、カラビナ、ナッツ1残置しロワーダウンしてもらう。フォールから4P目アンカーまでで1時間。下降を開始するが途中の懸垂支点が分からないので確認しながら降りる。下降点から懸垂支点まで2~3mあり不安定なブッシュ上だったので1回ビレイする。浮石の巣やブッシュであったが2-3Pで懸垂完了。中央カンテor凹状岩壁の取付と中央稜基部の間ぐらいに降り立つ。

1155に中央稜の取り付きに着き、安堵したいがまだ気は抜けない。高橋によるとフォール後はやはり声が震えていたそう。ヒョングリの高まきはFIXにプルコード巻いて通過。

途中集中力切れかけるも、一ノ倉沢出合につき安堵する。

 

・反省

角田 ルートミスによるフォール。スピードをもっと早くする。総合していい経験になった。実際に一ノ倉に行ってイメージができた。

福島 アプローチから基部までを軽んじていた。一応ピークに登るための岩登り。

高橋 登攀のスピード、精度。登攀で自信を持つ。アンカー作りや仮固定の方法などに習熟。


ヒョングリの高巻き懸垂ポイント



ロープセット

下降中


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