2019年1月22日火曜日

天狗尾根 南八ヶ岳縦走(1/18~1/20)


天狗尾根 南八ヶ岳縦走(1/18~1/20)

メンバー 毛利(文責、C.L.) 新堀(S.L.)

2019年初めての冬山に行った。岩稜歩きと縦走がしたいということで、天狗尾根を上がり、南八ヶ岳を南下した。初日、二日目ともに快晴かつ積雪量が例年になく少なく(青年小屋周辺は積雪1cm、カニのハサミ下部斜面も10cmほどでラッセルをするなど見る影もなかった)気持ちのいい冬の稜線歩きが堪能できた。以下、先にコースタイムを載せる。なお、だいたい地点ごとに10分から15分ほどの休憩を含む。

一日目 清里駅(6:50)美し森(7:35)出合小屋(10:04)2150m地点荷物デポ(11:32)カニのハサミ(13:00)約2150m地点荷物デポ(13:45)カニのハサミ手前幕営地点2450mくらい(15:45)    
                                                     [行動時間約9時間]

二日目 カニのハサミ手前幕営地点(7:00)大天狗手前(7:40)小天狗(8:50)キレット小屋付近の尾根(9:47)ツルネ(10:30)権現岳山頂(12:10)青年小屋(1:50)
                                                                                        [行動時間約7時間]
三日目 青年小屋発(6:50)編笠山山頂(7:20)押手川(8:30)観音平(10:02)観音平ゲート(10:55)
                                                                                        [行動時間約4時間]


以下、詳細。
一日目
始発で小淵沢から清里ヘ。そこから出合小屋まで道路&林道&谷歩き。林道を抜けてから砂防ダムのある谷歩きで数回水量を横切る。
清里駅の前
出合小屋からは赤布をたどり天狗尾根へ。かなりたくさんあった。積雪量は1cm程度といったところ。日向では土が露出している。
天狗尾根下部から権現・旭をの望む
2150m付近で荷物をデポして偵察へ。ここからカニのハサミまでかなり遠く最後、帰り、完全にしゃりばてとなった。カニのハサミ手前の急斜面で雪を盛ればテントが張れると思い、荷物を回収し再び登る。久しぶりに登りで死にそうになる&達成感を味わった。登山はドМな活動だと再認識する。
強引にテントを張り床が階段状になり座れた
幕営地につき整地をするが雪がサラサラで固まらない。その結果、テントの床が階段状になった。階段によりかかる形で就寝。当然寝れなかった。ずっと意識がもうろうとしていた。床がフラットだとどんなにありがたいか再認識する。

二日目
今回のメインディッシュの日。昨日標高を稼いだおかげで5分とかからず。カニのハサミを左から巻く。次に10m岩壁は直登。30mは左から巻き階段状のところを登る。大天狗は右から巻き気味に上がる。ここで唯一ロープを出す。Ⅲ級くらいか。終了点が打たれていた。小天狗は左から巻き、このあたりから風がかなり強くなり耐えないとバランスを崩すレベル。ホールドはたくさんあり縦走装備でも思ったより簡単だった。
大天狗手前

天狗尾根の岩場は完全に雪がなかった
稜線に出て、強風と格闘しながらひたすら歩く。鎖も出ていて雪はマジでなかった。コルには雪がたっまていたが50cmくらいか。
大天狗前

快晴あざス1

快晴あざス2

快晴あざス3

ギボシあたり
ほぼ夏道を歩く感じと変わらなかった。ギボシあたりから雪がゆるみだし、少し緊張する。上の写真は尾根上を行っているが巻き道があった模様。5㎝程度の緩い雪でのクライムダウンとなった。反省。トレースについて行ったのが原因。ギボシからはひたすら下り青年小屋へ。夜は昨日以上に寒く、案の定眠れなかった。

3日目 朝から雪。ひたすら歩いた。思った以上にゲートが遠かった。
昨日とは別模様





今回写真とってくれた新堀君に感謝。ブログを書いていて思ったが、2ショットがなかった。ので次回はぜひ一緒にとりたい。というか撮る。





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