2016年8月31日水曜日

鳳凰三山(2016年7月23日, 24日)

*山行名:(ぼっちじゃ)ないです
*C.L.:芹川(2年)
*メンバー:岡島(3年), 頼(3年), 太田(2年), 小林(1年), バグダット(OB)
*日程
1日目(2016/07/23)…甲府駅(05:00±起床、06:06発)→韮崎駅(06:20着、07:10発)→青木鉱泉(08:10着、08:20入山)→南精進ノ滝(10:00±着)→白糸ノ滝(11:30±着)→五色ノ滝(12:00過ぎ着)→鳳凰小屋(13:00±着、13:30±発)→賽の河原(14:20着、14:55発)→鳳凰小屋(15:15着)【行動時間6時間50分】
2日目(2016/07/24)…鳳凰小屋(03:00起床、04:10発)→分岐(05:00±着)→観音岳(05:40着)→薬師岳(06:25着)→南御室小屋(07:10着)→苺平(07:45着)→杖立峠(08:40±着)→夜叉神峠(09:30±着)→夜叉神峠登山口(10:10着)【行動時間6時間】


******《以下、本文》******

*プロローグ
ワンゲルの一員としての僕が何か行動を起こそうとすると、逆境に立たされることが少なくない。雙峰祭しかり、運営委員しかり。今回もそうである。本来提案したいと思っていた7月第2週は別の山行と被るからという理由で日程を変えるよう進言され、しぶしぶテスト直前の第4週に提案せざるを得なかった(第3週はプレ長期)。それに加えて、僕が提案したあとで、あろうことか同じ日程で別の山行が提案された。この逆境によって導かれた帰結は、山行名からお察しの通りである。メンバーが集まらなかったのである。
しかし、既に行かれたことがあるのに参加してくださった方、装備が足りない中参加してくださった方、学期末なのに3週連続で山に行くという愚行をやってのけた方、そして愛すべき百名山マスターの助けにより、こんなにも居心地のいいパーティを(結果的に)組むことができた。この場をお借りして感謝の意を表します。

*0日目
移動日。あるものは早々と甲府につき、ほうとう小作で腹ごしらえをして眠りについた。またあるものは帰省していたがために甲府駅についたのは28時(午前4時)だった。全員に共通して言えるのは、将来華々しく活躍するミュージシャン()の歌声のおかげであまり眠れなかったということである。

*1日目
天気、曇り。いわゆるドンドコ沢ルートを登り、鳳凰小屋を目指します。急登とは聞いていましたが、予想以上でした💦 下りでは絶対に使いたくないなと思いながら登りました。新入生の様子を気にかけていましたが、コースタイムも徐々に巻いてきて問題なさそうだったので、少し予定を変えてこの日のうちに地蔵岳に登りました。
午前5時過ぎに起床。ワンゲル諸君の見慣れた風景。ここに写ってない岡島先輩は、コンセントを見つけそこで眠られていたためここには写っていない(僕も次はそこで寝よう)。


滝をバックにご機嫌なバグさん
先頭を力強く引っ張る岡島先輩と、その他。









ただただインパクトのあるオベリスク。ガスってるけどそれはそれで(・ω・)bグッ
地蔵岳での集合写真。疲れてひっくり返ってる人もいれば、
オベリスクに登ろうと試みる人もいれば、
電話をかけている人もいました(ポケモンGOをやる人はさすがにいませんでした)




夕ご飯の様子。ご多忙の中岡島先輩に食糧を担当していただいた(圧倒的感謝)。
つくる中で長期に関する有難い話も聞けた。僕と岡島さんがご飯をつくっている間に、
となりのテントでは頼さんが新入生に
気図の描き方を指導してくださった。

バグさんは日本酒を買ってた。

*2日目
天気、晴れ。1日目に地蔵岳まで行けたので、この日は近道を通りました。だらだらとした下り道で、予想以上に早く下山することができました。

2日目はコースタイムが休憩を含めずに8時間だったので、3時起き4時発。樹林帯で朝を迎えてしまいました。ものすごく逆光ではありますが、なかなかに気に入っている一枚です。
おそらくは観音岳山頂付近での写真。晴れていたので富士山や南アルプスの景色を見ることができた。僕は去年の長期(南ア縦走)を懐かしみつつ、今年の長期に対する希望と不安を募らせていた。そしておそらく他の面々は、単位についての不安をつのr…( ‘ ^‘c彡☆))Д´) パーン

カメラを意識して(?)ドヤる小林後輩( ̄ω ̄)
そして月をバックにキメる頼さん( ̄ω ̄)( ̄ω ̄)b
薬師岳山頂でのパノラマ写真。見事な登山日和です!☀️

*反省
#岡島(S.L.)…ルートファインディングのミス/ご飯の量の調整ミス
#太田…天気図作成の練習不足/パッキングの不慣れ
#小林…装備の不備・不足/起床後の行動が遅い
#バグダット…万事感謝。ただそれに尽きる。
#頼…甲府駅での睡眠不足/汗と湿気による視界不良(眼鏡)
#芹川(C.L.)…一回目の休憩をもっと早めにとるべき/沢の支流に惑わされ現ロス/長期を経験した先輩方の話を聞けて有意義な山行だった
#パーティ全体を通して…ドンドコ沢の登りは長期を控えた僕や小林にとっていい経験になった。また、はじめての本格的な登山で鳳凰にいけたのは太田さんにとって自信になったかと思う。テントの撤収も早くてよかった。

2016年8月1日月曜日

南八ヶ岳山行

山行名:奴~
CL:御手洗(2年)
メンバー:小原(3年)芹川(2年)鈴木、高橋(1年)
日程:
1日目(6/11)美濃戸口7:00~赤岳山荘8:00~赤岳鉱泉9:55~硫黄岳山頂12:35~硫黄岳山荘13:00~横岳山荘14:15~文三郎分岐15:20~行者小屋16:25
2日目(6/12)小屋発5:10~赤岳山頂6:45~頂上山荘7:30~小屋発9:15~赤岳山荘10:50

更新遅くなってすいません・・・

~エピローグ~
この山行は新研山行に行けない1年もいるであろうということでその翌週に計画したがなかなか集まらず・・・なんとか2人来てくれた。ありがとう。

南八ヶ岳は東側に大きな登山口が無く、美濃戸からでもいい感じの縦走が出来そうだったのでレンタカーで計画を立てた。(CLが免許取り立てで運転したかったわけではない)
5人で1台なのでミニバンサイズを予約したものレンタカー屋で私を待っていたのは日産・ノートであった。ミニバンサイズじゃないやんとちょっと抵抗してみるも無駄であった。ザックを狭い後部座席の足元にまで押し込んで八ヶ岳PAへ向かった。予定より1時間ぐらい早く着いた気がするけどまあ誰も気にしない。
PAでは車中泊する予定であったがスペース的に到底無理であったので2年生2人は人目につかなさそうなベンチで寝ることに・・・ステビバで毎回のように駅で寝ている筑波大ワンゲルといえどPAビバークは歴代初かもしれない。しかしPAのベンチなど野宿する想定はされていない。がっつり屋外だったし人目につき”にくい”ものの2時間に1回は人が来るわ犬も来るわで自分は一睡もできなかった。なお芹川()

~1日目~
八ヶ岳PAを後にし美濃戸山荘を目指す。眠い。
小原さんのおなかの調子が悪くないにも関わらず天気はなかなか良い。このまま持つといいなと思っていた。
この山行1年達()
美濃戸山荘から赤岳山荘の道は軽いオフロードとのことだったので今回はあきらめて1時間ほど歩くことを選択。しかし後ろから我々の車と大差ないコンパクトカーが数台・・・しまいには軽自動車が横を通り過ぎていくのを見て激しく後悔した。
赤岳山荘からはなだらかな沢沿いの登山道。けっこう大きな沢だったので増水時は要注意か。休憩の時に飲んでみたがとてもおいしかった。


沢で休憩

赤岳鉱泉でかい
手前はアイスキャンディーの跡?
赤岳鉱泉から硫黄岳への道は若干傾斜が出てくる。初参加の1年生はちょっと疲れ気味といっった感じだった。重い装備を途中で分けて登って行った。
稜線に出ると山頂まではそんなに時間はかからなかった気がする。体感的にはね。向かっている途中にだんだんガスり始めて陰鬱な気持ちになる。景色は見えなかったがなんとか爆裂火口は見えたので満足。新研の後半は基本見えていたので近くと遠くでの迫力はまた違ったものがあり面白

爆裂火口
隙あらば真っ白~
つづいて硫横岳を後にし横岳へ向かう。穏やかな稜線伝いでガスも切れ始める。山頂を後にすると晴れだすのは山あるあるだと思う。
途中に硫黄岳山荘という山小屋があり、そこにワンゲルOGの春名さんという方がいらっしゃると聞いていたので立ち寄る。お忙しい中出てきていただいてジュースなどを頂きほんとにありがたかった。夏はここ、冬は夏沢鉱泉で働いていらっしゃるとのことだったのでワンゲル関係者の皆様は行ってみては。自分は行ってないがトイレがとても綺麗だったらしい(宣伝)
???「鎖場楽しいです!」
長居したのちに横岳の核心部へ向かう。そこまでアップダウンの激しい印象はないが鎖場が次々出できて特に1年生初めての山行参加者もいたのでヒヤッとした。また、ここからはコースタイムが全く巻けなくなり始め、焦る。次回行く機会があれば注意が必要な個所である。
横岳を通過し赤岳の手前、文三郎尾根を伝い行者小屋へ向かう。途中「え、降りるところ無くね?」という話が出てくるような急こう配と細尾根であった。行動時間も8時間を超えていたので天気図を諦め慌てずゆっくり下る。
行者小屋も立派な小屋だった。晩御飯は牛肉とワイン(現地調達)を使ったビーフシチューでとてもおいしく、楽しかった。
階段にマムート!
~2日目~
赤岳へはピストン。前日の下りで辟易としていたが荷物も軽いのでちょっと安心。終始急こう配アンド岩登りって感じだった。楽しい。

山頂は天気も良く祠があったりして楽しめた。少しのんびりしすぎたかも。
その後テン場へ戻り荷物をまとめて下山へ。それ以降は勾配も緩く安心して歩くことができた。

もうすぐ・・・!
山頂です
この赤岳かっこよくない?
リフトオフ!
登山口の小屋の温泉に入り、途中の道の駅でそばを食べて帰った。中央道で渋滞に巻き込まれるも初心者マークの自分にはいい勉強になった。

~反省~
御手洗:レンタカーの配車ミス
     時間配分
     ちょっとコース難しすぎたかも
芹川:体力不足
    読図ができたのはよかった
小原:腕時計忘れた
鈴木:レーションの食べ過ぎ
    ウィンドブレーカーをなくした(?)
高橋:重い荷物への不慣れ
    水不足
    靴擦れ
    スプーンが折れた