【山行名】今にも落ちてきそうな空の下で
【日程】2021年11月6日
【目的】滝登りの練習
【使用地形図】大山、秦野(1:25000)
【メンバー】C.L.石井、S.L.若林、堀内、川本、服部、濱野、渡辺
【行程】葛葉の泉(1:00) 板立ノ滝(0:20) 表丹沢林道大平橋(1:40) 三ノ塔尾根(0:20) 二ノ塔(1:20) 葛葉の泉
行動時間 6:20
葛葉の泉(9:45)大平橋(11:30)三ノ塔尾根(14:00)二ノ塔尾根(14:30)葛葉の泉(16:00)
気温15℃。水は冷たかったが、体感的に寒くも暑くもない気温だった。
ワンゲル46期、石井です。C.L.を計8回(4回は中止)をやりましたが、ワンゲルブログを書くのは初めてです。
時期的に遅いが、11月上旬に表丹沢の葛葉川本谷に行ってきた。葛葉川本谷は滝が40以上ある沢で、滝登りメインの山行になった。沢研の活動が5月のお試し沢以来だったので、ブランクのあるメンバーが多かったが、ほぼすべての滝をみんな登ることができていた。メンバーにとって意義のある山行にできたのではないかと思う。
今年の沢研の活動はコロナで悉く中止になったので、正規の活動は5月のお試し沢と本山行のみとなった。
入渓は葛葉の泉から。この日は晴れていて、水を汲みに来ている人や他パーティがちらほら駐車場にいた。駐車場から橋を渡って、踏み跡を辿ると、堰堤を超えた先に、入渓地点へたどり着く。
入渓地点付近の滝。最初は先輩が登ってる。
最初のゴルジュ付近。2m,3m,3m,5mの滝が連続。みんなピッチが上がり始める。
にこにこの若林さん
2条6m(横向きの滝)を登る渡辺さん。すごい
にこにこの濱野と川本。沢研の未来は明るい
板立ての滝
今回のハイライト。板立てを登る濱野。ロープを設置する先輩。ロープを使って濱野以外は登りました。下でもたつく私
4段5m。ここを超えると大平橋。
富士形ノ滝。濱野と服部がトライ。
スラブ3段10m。そろそろおわり
すごい渡辺さん
頑張ってる堀内
脱渓点近くの赤テープ
私はこの道を直登したが、土の下が岩であったため、ホールドを探して登ることになり、全然楽じゃなかった。
三ノ塔尾根へ脱渓。ここから三ノ塔に行ってから二ノ塔尾根を下って帰ったが、意外と時間がかかった。脱渓から2時間は見積もる必要有。
丹沢の秋ももうすぐ終わる
葛葉川は滝の多い沢であったが、ほぼすべての滝の落ち口に高巻き地点があるため、初心者向けの沢としてちょうどいいと思った。滝は板立ての滝、富士形ノ滝以外は、ボルダリング6級をクリアしていれば登攀することが可能であると思う。
今回の反省点として、パーティの離れすぎ、事前の技トレ不足、コミュニケーション不足があげられた。申し訳ない。
私は2年間沢研に所属したが、コロナのためにあまり活動が行われなかったため、最初で最後の沢研山行となった。あまり沢に行けず、勉強会中心であったため、正直大変なことの方が多かった気もする。しかし、今までの鬱屈した感情が晴れるほど、本山行で自分の四肢を使って登攀することの楽しさ、渓谷の美しさに感動することができた。
ワンゲルの沢登りに参加することができなくなるのはとても残念だが、卒業してもどこかで沢登りを続けたい。原点として、本山行は一生忘れないと思う。