2015年2月27日金曜日

2015/2/14,15 冬山体験 in北八ヶ岳

【山行名】キタヤツに来た奴等 【山域】八ヶ岳
【目的】冬山を体験する。C.LとS.Lの経験をする
【日程】2015/2/14~2/15 【使用地形図】蓼科、蓼科山(1/25000)
【概念図】

【メンバー】
C.L./食糧 井上 、S.L./装備 長尾 、会計/気象 頼 、気象 谷澤
【行程】
[2/13(金)] 新宿駅から茅野駅へバスで移動。茅野駅にてステビバをする。駅寝といっても0℃くらいだから、とても寒い。
[2/14()] 茅野駅7:00(バス)渋の湯8:30~10:05-10:15賽の河原~11:00-11:20高見石小屋~12:00青苔荘 14:15テント設営完了 19:30就寝

入山口の渋の湯には、20名ほどいた。そのうち、バス利用者は5名で他はマイカー。最初にアイゼン、スパッツを装着し、ビーコンを起動。冬山初体験の人にアイゼンでの歩き方を教える。
登山道については、先行パーティーがたくさんいたので、トレースは充分だった。天候が不安であったが、たまに晴れ間が見えるほど快適な天候であった。沢沿いの樹林帯を登っていき、賽の河原でいったん開けた場所に出た。そのまま開けた沢を登るのではなく、再び樹林帯に入っていくので注意。樹林帯に入るあたりでトレースがなくなっており、入り口を探すのに少し手間取った。赤テープのついた木が埋まっていた。この辺の樹林帯は道が狭い。
高見石小屋には展望台があり、寄るといいと思う。そこから白駒池が見え、完全に雪原と化しているのが確かめられた。白駒池までの道のりは、雪が緩く、ワカンを履いたほうがよかった。白駒池にもトレースは存在し、意外と雪が固かった。
テン場である青苔荘についてからテント設置に2hほどかかった。山荘そばの樹林の間にテントを立てた。竹ペグだけでなく、樹林とテントの細引きをつなぐことによって支えた。雪は50cmほど掘った、みんなで歌いながら。
テント設置後は少し休憩して、天気図を聞き、鍋を食べて、就寝。寒さは耐えれるレベル。-15℃くらい。なお、青苔荘のトイレ内は20℃Σ(・ω・ノ)ノ!


[2/15()] 4:15起床~青苔荘7:00~7:50-8:00麦草峠~8:20大石峠~9:10茶臼山~10:15雨池峠~10:45-11:20ロープウェイ山頂駅~11:50北横岳ヒュッテ~12:10-12:15北横岳~13:00ロープウェイ山頂駅(ロープウェイ)ロープウェイ山麓駅15:05(バス)茅野駅

出発時点でワカンを装着。雪が降っているが、200m先は見えていた。天気図より、月曜に天気が崩れると判断したので、さっさと下山しようと思った。白駒池入口の駐車場あたりでいったんトレースがきれて少し迷った。その先で、麦草峠から来る登山客とすれ違ったので、その人たちのトレースをたどった。麦草峠の車道は完全に雪に埋もれていた。このときは少し雪が強くて、視界が悪かった。
大石峠から急な登りになる。先行パーティーがいたのでトレース明瞭。樹林帯の中で、狭い登山道のところだけ開けているので、トレースがなくてもわかりやすいと思う。ただし、ところどころ樹林が登山道に倒れていて、這いつくばって登る必要があるのがつらい。縞枯山の登りになるとそれがさらに顕著になる。倒木が多い。茶臼山の手前で、先行パーティーを追い抜かしたので、トレースがかなり薄くなった。縞枯山付近は特に薄くて、地形図と方位を見て慎重に行動した。
雨池峠まで出ると、人がかなり多くなった。雨池峠はだだっ広くて、風が強かった。一旦ロープウェイ山頂駅で休憩して、天候を携帯にて確認して、午後は天気がよくなると判断して、北横岳まで行くことにした。駅からしばらくすると、眼前に急な登りが現れ、それをジクザクに登っていくことに。登山客が多いので、すれ違いが難しいので注意。北横岳ヒュッテからさらに登って、開けた場所に出ると風が強く吹いていて、北横岳はもうすぐ着いた。
渋の湯

まさかの晴れ(/・ω・)/

賽の河原

賽の河原は綺麗


高見石小屋 展望台
白駒池…池?


車道だった

茶臼山の登り

縞枯山の登りはこんなんばっかり

縞枯山 時が止まっているかのよう


山頂駅 人がとても多い
 

北横岳登頂!
天候よろしくて何より(*ノωノ)

 

お疲れ(*´ω`)
【反省点】
井上:忘れ物/防寒具がもうひとつ必要/事前情報をもっと得る/ERが他にも作れたかも
長尾:ザックの外付け/朝出発時の集合遅れ/事前準備がぎりぎり/睡眠不足/樹林帯で木に突っ込みすぎ/コンパスのひもをつけていなかった
頼:スコップの外付けがたびたびとれた/朝のテント内で荷物をきれいにつめるよりもさっさとテントから出る/風が強いところではあまり立ち止まらない/アイゼンの余りのひもを踏んでしまう/行動着は濡らさない
谷澤:ワカン、アイゼンでのフットワークをもっとうまく/テントでの行動をもっと積極的に/天気図の精度・速度の上達

全体/ルートファインディングの向上。八ヶ岳の天気に関する知識があればよかった。




2015年2月7日土曜日

2015/2/7 奥多摩川苔山日帰り山行

【山行名】氷瀑豪華絢爛   【山域】奥多摩
【日程】2015/2/7(土)    【使用地形図】奥多摩湖、武蔵日原(1/25000)
【目的】冬研体験前の体力up
【メンバー】
 C.L.&会計&装備 井上(2年)、S.L.&気象 頼(1年)、他同行者1名(筑波大、生物資源学類2年)
【行程】
8:21-8:35奥多摩駅  (バス)  川乗橋9:10発  9:40-9:45細倉橋  10:23-10:30迂回路終了地点
10:55-11:10百尋ノ滝  12:40-13:35川苔山  14:50-14:55大根ノ山ノ神 15:25鳩ノ巣駅着

 同行者がキチンと5:07つくば発の始発に乗れたので、予定通り8:35奥多摩駅発のバスに乗る。土曜日だったので、人が多く、川乗橋方面行きのバスは臨時バスが運行された。最初からスパッツは履いておいたが、後の軽アイゼン履きのときでよかった(-_-;)川乗橋から細倉橋までは車がたまに通るような林道。細倉橋から登山道に入るはずであったが、去年の7月頃に橋が壊れたらしく、まだ林道を歩くはめになっていた。林道を百尋ノ滝の近くまで歩くと、ようやく登山口が見えた。ここで、アイゼンを履く。一旦沢沿いまで下り、10cmくらいの積雪の中を歩く。天気が快晴であったので、少し暑さを感じさせた。そして、百尋ノ滝。氷瀑豪華絢爛とは行かなかったが、多少凍ってはいた。滝壺にあたるところに、雪がかなり溜まっていたので、遊んでいたら、ずぶ濡れになった(;・∀・)
 百尋ノ滝より登ると、雪よりも落ち葉が目立つトラバースであった。少し沢沿いに近づくと、積雪は再び出てきた。そのまま沢沿いを進み、尾根道にかわるところで、尾根に入ると、川苔山直前の十字分岐に着いた。そこからは積雪30cmくらいのしっかりとした雪山を感じた。そして、間もなく登頂。
 川苔山は雲取山がある西側のみ眺望がある。ベンチが4つくらいあるので、お昼ご飯をとりやすいと思われる。下りのルートは舟井戸までは30cmくらいの積雪が残っていたが、それ以降は、地面に雪が載っているだけで、軽アイゼンがいらないほどであった。大根ノ山ノ神からはもう雪がなかったので、軽アイゼンを外した。
 ・人が多かったのでトレースはばっちりあった
 ・軽アイゼンがあれば滑らず歩けた
 ・頂上は20人くらい人がいて、少し込み合っていた
水めっちゃ冷たい

画質がいい

登りの積雪はこんなもん

川苔山目前

同行者Y.一眼レフの持ち主

川苔山山頂にてカップ麺

頼君はカップ麺忘れて、一人おにぎりを頬張る

使わなかったピッケル唯一の出番。記念撮影

西面の眺望はよかった

下りは少しぐちょぐちょしていた

温泉はわざわざ奥多摩駅へ戻って、もえぎの湯
 


【反省点】
井上:右スパッツのチャックが気づいたら空いていたことがあったので注意する/トラバースの登りで雪を踏み抜いたときに木(赤テープ付き)を咄嗟に掴んでしまい、折ってしまった/頂上でご飯を食べるときに地面にシートが欲しかった/ピッケルは無駄装備だった/橋が壊れていた件のリサーチ不足
頼:山頂直下で、足をつった→睡眠不足が大きい。準備体操も不足していたと思う
同行者:楽しかったです