7月29日〜7月30日
C.L. セキ
S.L. ニイボリ
メンバー キムラ、トベ
だいぶ記憶が鮮明な時期。
そしてとても反省すべき山行。
ポイント
・鶏冠山出合を過ぎた後で渡渉するべき。
・増水時は肩まで水につかるところがある。
・ロープを出す必要のある滝はない。
・最後の長いナメは滑リ落ちると危なさそう。
・踏み跡の中には高巻きしすぎるものがあるので注意。
初めての沢中泊ということで緊張。いきの車では他愛のない話で盛り上がる。
現地到着。怪しい天気。よぎる不安。怪しい天気。忘れる装備。怪しい天気。
いざ出発。入渓点はすぐ見つかった。連日の雨で川は増水していたけど、遡行できないというほどではなかった。渡渉をし、少し登り、懸垂下降。ここで無能C.L.のセキがやらかす。
・登り返しに失敗。宙吊り。
・そこからずっとなにもできない。
・そもそも登り返しをしなくてもよい場所だろばかか。
無能セキのやらかしは続く。
長い時間唸ってなんとか、本当になんとか脱出。一気にひとりだけ意気消沈した。
他のメンバーの様子は上々。
山の神にいくまでの旧登山道。甲武信岳は遭難の山と深Qが言った訳がよく分かる。
途中、滑落するのではないか?と思った瞬間があった。普通に歩けばなんとも無い場所であるのだけれども、不意にバランスを壊すのは怖いものだと心底実感した。不意に足元の石が落ちて、バランスを崩して片足が落ちた。自分が最後尾だったから誰も気が付かなったけど、正直言っていままでの山の中で一番危ない瞬間だったと思う。
なんか今日変だと感じた。
山の神を過ぎた辺りから雨が強くなってきた。いくつかの滝を直登、いくつかの滝を巻いて足をすすめる。常に無能C.L.くんが遅れる。
元気なキムラと表情が死んでいるC.L. |
釜ノ沢自体はとても綺麗なナメがある沢だった。水が増量し、更に迫力があった。肩まで浸かって泳いだり、へつりでふんばったりした。
今回は東俣。計画書を作った後で西又にすればよかったと思っていた。
大迫力200 mナメ滝、遡行中のキムラ、トベ、(安全に)流されるC.L.
また、千畳のナメは滑り台としては最高。たまにぶつかって痛い。
ぜひとも晴れていて欲しかった。
滑るふたり。
テン場についた時、雨は相当にひどくなっていた。トベがタープ代わりにビニールシートを持ってきていたが、名采配すぎた。ビニールシートをはってそこに荷物をおいて、テント内は最小限の荷物で入った。
焚き火をしようと努力したけど木々は中までびっしょりらしい。全然着火しない。表面だけ濡れているかと思っていた時期も有りました。
どんどん雨はひどくなっていってこのまま停滞かと思いつつ就寝。次の日おはようして水量を確認したけどそれほど増量していなかったため遡行続行。この日のC.L.は前日よりはよさげだが足は引っ張る。
2時間ちょいほどで小屋に到着。メザシを焼くなどでくつろいでいたら1時間経過した。
おいしいメザシと死んでいる表情 |
そのまま2時間で下って筑波に帰る。
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