2017年11月8日水曜日

2017年9月3~4日 沢研合宿 赤木沢

2017年9月3~4日 赤木沢

初めてのアルプスの沢ということで赤木沢を遡行してきました。

メンバーは戸辺(文責)、関、毛利、新堀、木村
いつメンすぎて吐きそうになる。

1日目
富山駅から折立へのバスが出ているのでそれに乗る。片道3500円、高い。
車内は補助席を使うほどの満員、荷物が下のトランクに入りきらず、バスの最後部の座席に積まれる。
シートベルトもないボロボロのバスに揺られること1時間で折立に到着。

ここで、木村が「団体食糧忘れました。」と衝撃発言。
木村が忘れたのは2日目の夕飯。
登山の楽しみの一つである飯を忘れてくるとは愚の骨頂。
南アルプスの長期山行ではC.L.としてしっかりやっていて忘れていたが、木村はもともとこういう奴だったと再認識した。

食糧を忘れる奴

薬師岳登山口

なんやかんやで出発。
ひたすら緩やかに登っていくと太郎平小屋が見えてくる。
登山届は登山口ではなく小屋に提出。

薬師岳方面に下っていくと薬師峠キャンプ場
この日はここで1泊。
15張くらいテントがあった。

夕飯は野菜炒め




2日目

日が昇るまえに起床。 
朝飯はお吸い物に餅。うまい。


太郎平小屋からずっと下って3回ほど渡渉点(橋が架かっている)を過ぎると薬師沢小屋に到着。

小屋で用を足し、沢装備に着替える。
小屋前にかかるハシゴから入渓。



はじめは単調な河原歩き続く。何度か渡渉を繰り返したり、へつったりでしばらく進むと赤木沢の出合い。
沢(川?)自体の深さは少しあるが、へつりに失敗しなければ、膝下くらいまでで水に浸かるのは抑えられると思う。この日は、太陽が出ていなくて不用意に濡れると後々辛そうだと思った。

へつり

へつり

やすみ

水中
このためにカメラを買った


薬師沢小屋から2時間弱で赤木沢の出合いに到着。
ミニナイアガラが目印。

ミニナイアガラ
赤木沢はこれの右にある

きれいなナメからはじまる。

ナメ

最初の滝は2段10 m
階段状になっており、特に問題ない。
ナメなので滑らないように。
一段目

二段目

4段の連瀑。大和田獏
1段目:直登
2段目:左岸を巻く

3段目:右壁を直登する。このとき、釜に胸まで浸かるのは避けられなかった。寒い。
4段目:直登
一段目


二段目
三段目

滝登りマン

四段目
 4段の連瀑を過ぎると、小さな滝を何個かこなし、
しばらくすると、核心である大滝が出現。

狭くなる

広くなる

大滝は左から巻く。
計画の段階ではロープを出す予定であったが、
それほどではなく、結局ロープは出さずに通過。

遠くからは岩壁

大滝 30 m

歩く

水が噴き出す(ミニ)

奥多摩の沢と比べるとツメはかなり楽。
沢が終わって20分程度で稜線に上がれる

稜線上に出る


太郎平小屋前

きれいなお花①

きれいなお花②

きれいなお花③

きれいなお花④

きたないお尻①
釈由美子がヨガするときに履きそうなやつを履く後輩(男)
彼はこれでバスに乗ってつくばに帰った。
途中の新宿で釈由美子に間違えられないか心配だ。

帰りは遡行中に出会った、某アウトドア会社に勤める方に富山駅まで送ってもらった。
本当に感謝、感謝です。

赤木沢は噂通りかなりの美渓であった。
遡行日は曇りで少し寒い。もう少し早めの時期(8月頃)に来るとかなり快適な沢登りが楽しめるのではないかと感じた。


大滝でのロープを出すかどうかについては、メンバーの技量次第であると思われる。
心配なら出したほうがいい、C.L.の判断にゆだねられる。


いつも奥多摩などの沢しか行ってなかったので、
北アルプスのスケールの大きい沢に登ることはモチベーションのアップに繋がると感じた。
来年もアルプスの沢に行こう。








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