【山行名】山の名前に惹かれて~全体山行~
【日程】2014/10/18(土)~10/20(月) (前夜発+1泊2日+予備日1日)
【目的】中心的役割としての仕事を学ぶ
【山域】南アルプス
【使用地形図】鳳凰山(1:25000)
【メンバー】
CL:長尾(1年 装備・気象)
【目的】中心的役割としての仕事を学ぶ
【山域】南アルプス
【使用地形図】鳳凰山(1:25000)
【メンバー】
CL:長尾(1年 装備・気象)
メンバー:小原(1年/SL・食糧・会計)、平良(2年/食糧)、豊島(1年/気象・会計)、松尾(1年装備・気象)
※()の中は学年、役職
【行程】
前日[10/17(金)] つくば〈電車〉甲府駅
1日目[10/18(土)] 甲府駅〈電車〉韮崎駅〈バス〉御座石温泉(3:30)燕頭山(2:00)
鳳凰小屋【行動時間 5:30】
2日目[10/19(日)] 鳳凰小屋(1:20)賽の河原(0:40)(地蔵ヶ岳)(0:10)赤抜け沢の頭(1:10)
観音岳(0:30)薬師岳(1:10)南御室小屋(0:40)苺平(1:10)杖立峠(1:10)
夜叉神峠(0:40)夜叉神峠登山口〈バス〉甲府駅【行動時間 8:40】
3日目[10/20()] 予備日
【記録】
1日目
06:00 起床
06:46-06:59 電車
07:10-07:50 バス
08:10 御座石温泉出発
08:45 西の平
08:57-09:07 西の平過ぎ
09:56 旭岳
10:00-10:10 旭岳すぎ
11:00-11:10 2216メートル地点
11:57-12:30 鳳凰小屋
13:13-14:00 地蔵ヶ岳
14:28 鳳凰小屋
19:30 就寝
2日目
03:45 起床
05:03 出発
05:49-06:00 分岐
06:23-06:42 観音岳
06:59 薬師岳
07:09-07:26 薬師小屋
07:59-08:16 南御室小屋
08:34 苺平
09:15-09:25 杖立峠
09:59-10:05 夜叉神峠
10:33 夜叉神峠登山口
【概念図】
10月18日(1日目)
前日の日の夜に甲府駅まで行き、ステーションビバーク。この日の朝は6時起きと余裕を持っていたため、睡眠不足のメンバーはいなかった。甲府駅から外を覗いたところ天気は晴れで、予報でも今日明日と晴れる予報だったため、雨の山行続きだったメンバーのあいだで期待が高まる。電車で韮崎駅まで行き、季節運行の山梨中央交通の青木鉱泉行きのバスに乗り、途中の御座石温泉で降りる。(運賃1500円+荷物代200円) 他の2班も一緒だったため、筑波大ワンゲルでバスがいっぱいになった。
御座石温泉で準備体操をして、他の2班よりも先に行動を開始した。紆余曲折があり、今年の長期経験者がメンバー5人のうち4人、1年生は全員高校時代山岳部所属という、他の2班と比べ経験豊富で体力のあるメンバーが集まったため、先に行かしてもらうことにした。
登山道は整備されていて歩きやすく、落ち葉で覆われていた。葉も色付いており、紅葉のトンネルの中、初めの急登を登っていく。あまり辛さは感じなく、メンバーも紅葉を楽しんでいたようだ。西の平は工事現場だったため、道標を見逃してしまった。注意ですね・・・。道中では木々の間から紅葉で覆われた山と韮崎方面の街が見えた。祠がある旭岳をすぎると崩落地点が有り、登山道が狭くなっていた。ここは注意して歩けば問題ない。笹原が見え、登りが緩やかになると、燕頭山の頂上まであと少し。頂上は樹林帯の中にあるため、何も見えない。
燕頭山を過ぎると緩やかな道となる。木道がちらほらあったが、雨がしばらく降っていなかったためか、乾いていて難なく歩いた。尾根の南東側に歩くと、小屋まであと少しで、木と木の隙間からチラリとオベリスクがそびえ立つ。紅葉しているためか、余計綺麗に見えた。
12時前に鳳凰小屋に着き、テン場はガラガラだったため、適当な場所にテントを張った。時間に余裕があったので、地蔵岳までピストンすることにした。地蔵岳がガスで見え隠れしていたため、行くかどうか迷ったが、行くことにした。樹林帯を過ぎると、砂地に出た。ここもみんなブルドーザーのようにスイスイと登っていく。気づいたらオベリスクの麓に着いた。幸いガスはかかっておらず、南アルプスの山々が見えた。荷物を置いてオベリスクにアタック。長期に行ったメンバーは岩場を手とり足取り登って行くも、最後のロープ前で目が点になった。下には穴があり、足をかけられるホールドが少なくかった。沢研メンバーの平良さんが挑戦するも、下りが安全を保証できないということで、オベリスクを完登するのは諦めた。その後、 地蔵がいっぱいある賽の河原で少し遊んで、小屋に戻った。
小屋に戻るとテントが密集しており、浅井班、澤田班が到着していた。話を聞いてみると、楽しんでいたみたいで、全体山行の行き先を鳳凰に選んだことに安心感を覚えた。夕食の鍋を食べて寝袋に入った。
06:59 薬師岳
07:09-07:26 薬師小屋
07:59-08:16 南御室小屋
08:34 苺平
09:15-09:25 杖立峠
09:59-10:05 夜叉神峠
10:33 夜叉神峠登山口
【概念図】
10月18日(1日目)
前日の日の夜に甲府駅まで行き、ステーションビバーク。この日の朝は6時起きと余裕を持っていたため、睡眠不足のメンバーはいなかった。甲府駅から外を覗いたところ天気は晴れで、予報でも今日明日と晴れる予報だったため、雨の山行続きだったメンバーのあいだで期待が高まる。電車で韮崎駅まで行き、季節運行の山梨中央交通の青木鉱泉行きのバスに乗り、途中の御座石温泉で降りる。(運賃1500円+荷物代200円) 他の2班も一緒だったため、筑波大ワンゲルでバスがいっぱいになった。
御座石温泉で準備体操をして、他の2班よりも先に行動を開始した。紆余曲折があり、今年の長期経験者がメンバー5人のうち4人、1年生は全員高校時代山岳部所属という、他の2班と比べ経験豊富で体力のあるメンバーが集まったため、先に行かしてもらうことにした。
登山道は整備されていて歩きやすく、落ち葉で覆われていた。葉も色付いており、紅葉のトンネルの中、初めの急登を登っていく。あまり辛さは感じなく、メンバーも紅葉を楽しんでいたようだ。西の平は工事現場だったため、道標を見逃してしまった。注意ですね・・・。道中では木々の間から紅葉で覆われた山と韮崎方面の街が見えた。祠がある旭岳をすぎると崩落地点が有り、登山道が狭くなっていた。ここは注意して歩けば問題ない。笹原が見え、登りが緩やかになると、燕頭山の頂上まであと少し。頂上は樹林帯の中にあるため、何も見えない。
燕頭山を過ぎると緩やかな道となる。木道がちらほらあったが、雨がしばらく降っていなかったためか、乾いていて難なく歩いた。尾根の南東側に歩くと、小屋まであと少しで、木と木の隙間からチラリとオベリスクがそびえ立つ。紅葉しているためか、余計綺麗に見えた。
12時前に鳳凰小屋に着き、テン場はガラガラだったため、適当な場所にテントを張った。時間に余裕があったので、地蔵岳までピストンすることにした。地蔵岳がガスで見え隠れしていたため、行くかどうか迷ったが、行くことにした。樹林帯を過ぎると、砂地に出た。ここもみんなブルドーザーのようにスイスイと登っていく。気づいたらオベリスクの麓に着いた。幸いガスはかかっておらず、南アルプスの山々が見えた。荷物を置いてオベリスクにアタック。長期に行ったメンバーは岩場を手とり足取り登って行くも、最後のロープ前で目が点になった。下には穴があり、足をかけられるホールドが少なくかった。沢研メンバーの平良さんが挑戦するも、下りが安全を保証できないということで、オベリスクを完登するのは諦めた。その後、 地蔵がいっぱいある賽の河原で少し遊んで、小屋に戻った。
小屋に戻るとテントが密集しており、浅井班、澤田班が到着していた。話を聞いてみると、楽しんでいたみたいで、全体山行の行き先を鳳凰に選んだことに安心感を覚えた。夕食の鍋を食べて寝袋に入った。
御座石温泉にて。いっぱいですね・・・
|
途中つららがありました。こんなにも寒いのか・・・ |
オベリスクと紅葉と |
オベリスクの麓です |
10月19日(2日目)
朝食のうどんを食べ、まだ暗いなかテントを撤収する。満点の星空で、今日の天気が期待できそうだった。フライは結露の水分が凍っていて、片付けるのが大変だった(汗)
地蔵岳に前日行ったため、地蔵カットで直接観音岳まで登るルートに変更。小屋からすぐのところで道が途切れていたため、どこに行けばいいか迷うも、沢を渡ったところにはしごを見つける。道はところどころ霜が降りていたり、霜柱ができていたり、一足早い冬を感じる。森林限界を超えると東の空も明るくなり、雲海が見え、空は雲ひとつなかった。分岐に到着すると先発していた浅井班と遭遇し、途中まで一緒に歩いた。少し登ると稜線に出る。そこでは富士山がくっきりと見えた。
観音岳に着くと360度の絶景が広がっていた。八ヶ岳、北アルプス、南アルプスに、朝焼けに染まる富士山、朝日に照らされるオベリスク。久々に何とも言えない感動を覚える。千手観音で遊んだりして、浅井班とお別れして、薬師岳に向かう。岩場が出てきたりと、高山を歩いていると実感する。SLの小原が腹の調子が悪いためか、高速歩きだった。薬師岳も絶景が広がっていたが、小原はスルーして早々と薬師小屋に行った。
砂拭山に登って降りると再び樹林帯。歩きやすい道で、小原の腹の調子がまだ悪かったみたいで高速下山。南御室小屋につく。小屋のベンチは霜が大量に降りていた。小原を待って再び行動開始。腹の調子は復活したみたいで、トイレのために急ぐ必要はなくなったものの、さっき以上に速いペースで登る。後で聞いた話だが、SL小原の後ろにいるグリモン(松尾)が煽ってきたからだそうだ。このため、チェックポイントの苺平を見逃すメンバーが続出した。早くてもいいけど、確認するところは立ち止まって確認すべきだと実感。
苺平から下りで、たまに大きな岩もあり、少し注意して下る。たまに開けているところがあり、紅葉している南アルプスの山々が見える。杖立峠の道標手前は少し登る。道標は夜叉神峠まであと40分と書いてあったが、実際夜叉神峠までそんなに巻けなかったので、この道標に書いてある時間より多く時間がかかることを、知っといたほうがいいです。夜叉神峠は開けていて、写真をたくさん撮った。ここからラストスパートで夜叉神峠登山口へ降りる。バスの時間に余裕があったものの、道が広く、歩きやすかったため、どんどん降りていく。すれ違ったおじさんに「そんな速かったら何も楽しめないぞー!!」と言われる。
全員無事に怪我や体調不良なく下山した。バスで甲府駅まで行き、甲府駅近くの「喜久之湯」という昭和の銭湯の雰囲気がする温泉に浸かる。昼飯は甲府駅ビルにある和食屋さんで食べた。全員B定食を食べるよう店の主人に進められる。ミニうな丼セット食べたかった。その後各自帰路に着いた。
今回の山行は初めてのCLということで、いつもとは違った感じがした。メンバーのみんなも協力してくれたので、CLとしての負担は少なかった。みんなありがとう。また、久々の天気のいい山行だったので、メンバーも楽しんでくれたみたいだ。
森林限界を超えると絶景が広がる |
手前がオベリスク、奥が八ヶ岳 |
富士山と朝日 |
かっこいい |
観音岳 |
ピッカーん |
絶景 |
薬師岳にて |
稜線は絶景続き |
落ちたつららで遊ぶ |
霜がすごい |
紅葉が見頃 |
南アルプスの甲斐駒仙丈方面 |
【反省】
長尾
・装備表にもって行く人の名前を書き忘れた
・韮崎駅でのバス停の位置把握
・SL小原に熊鈴付けるよう言い忘れた
・道標や地点の把握
・寝るときに靴を入れ忘れた(靴の凍結防止)
小原
・腹痛 ・防寒着不足
平良
・ザックカバー忘れ
・水筒紛失
・寝るときに靴を入れ忘れた(靴の凍結防止)
松尾
・あまり地形図を出さなかった
・ちゃんとした手袋を持ってこなかった
豊島
・準備が直前
・寝るときに靴を入れ忘れた(靴の凍結防止)
全員
ペグ忘れ
0 件のコメント:
コメントを投稿