2018年9月11日火曜日

2018年6月30日~7月1日 大赤沢沢登り ~尾瀬の隠れた銘渓へ~

【山行名】癒やしを求めて
【日程】2018年6月30日(土)~2018年7月1日(日)     (1泊2日)
【目的】尾瀬の癒やし沢をのんびり歩く
【山域】尾瀬
【使用地形図】至仏山(1:25000) 
【メンバー】 C.L.新堀(3年)、S.L.木村(3年)、戸邉さん(4年)、岩下(3年/泊まり沢は初めて)


尾瀬の群馬側に流れる川「笠科川」に注ぐ大赤沢は日帰りには少し長く一泊するには短い沢で、そこまで目立った滝もないので、横の小赤沢に人を取られているようだ。しかし、渓相は大変美しく、はじめての泊まり沢としては最適な沢ということもあり、今回はこの沢を選んだ。
一日目。
車で津奈木橋まで。鳩待峠へのゲートがある。車は少し水上方面に走ったところに止められる。15分ほど歩いて入渓点へ。
堰堤を超えてすぐに広がる渓相
笠科川との出合は、橋よりだいぶ下流となる。橋のすぐ下にも沢に降りれるポイントがあるが、もう少し下ってから入渓したほうが良いだろう。我々は間違えて小赤沢に入りかけて、戻って大赤沢に入渓した。
しばらく穏やかな沢が続く。小滝がいくつかあるがどれも簡単に越えられる。初心者含みのパーティーでも基本的にロープを出す場面はないと思う(核心の8m滝で上からお助けする程度か。巻く事もできる)。
とても簡単に越えられる
釜に浮かぶ木村
暫く行くと大釜がある。一泊するパーティーならここでのんびり遊べる。
この上が核心の8m滝。試しにピトンを打ってみようと思ったが、ぼろぼろなので無理。足場はしっかりしているので、確保なしでも登れると思うが、不安な人がいれば、お助けロープを出すと良い。
実際に赤い。
実際はこの一段上に幕営。
滝を越えるといくつか幕営適地があるがどこもぬかるんでいるか、スペースが狭い。
幕営適地を見つけて河原で調理。パエリアは薄かったが、ワカモレはまぁまぁうまかったので良かった。

二日目。
すぐに水量が少なくなる。
やぶやぶやぶぅーーー
そして連続的に始まるクマザサ帯。沢靴ではあるきにくいが、登山靴に履き替えられるスペースなどない。たいへん蒸し暑い。
上部はスッキリする
上に行くにつれて笹も低くなり風が通り気持ちがいい。平坦になって笹の高さが高くなってもなお進むと登山道が現れる。
沢泊はじめての岩下。いつ以来の沢研女子だろう。
帰り道は大変気持ちの良い高原の道。大変多くの登山者に出会う。
鳩待峠から津奈木橋まではタクシーもバスも乗せてくれないので、歩いて降りるしかない。ケチだよね。
なんだかんだで楽しい山行だったと思います。
文責:新堀







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