【日程】 2015年10月17日(土)~10月19日(月) (前夜発 1泊2日+予備日1日)
【目的】 連帯感を高める、1年のスキルアップ
【山域】 奥秩父 (瑞牆山、金峰山)
【使用地形図】 瑞牆山 金峰山 1:25000
【メンバー】 浦木(1年/C.L.) 段畑(1年/S.L.) 浅井(2年) 松尾(2年)
1日目の朝は雨がぱらついたが、その後は天候に恵まれた。
黄葉がベストタイミングで、雨に濡れたしっとりとした雰囲気から太陽に照らされ透けて輝く活気に溢れた雰囲気まで、色々な表情に出会うことができた。
〔前夜〕
甲府駅にてステビバ
総勢20名でのステビバ。あまりの人数に場所が確保できるか心配であったが、なんとかおさまった。
〔1日目〕
天気:曇り、時々雨,晴れ
瑞牆山荘8:47~富士見平小屋9:30〈テント張り〉10:24~11:24-11:32~瑞牆山頂11:58 12:35~
富士見平小屋14:03
韮崎駅に移動し、そこからジャンボタクシーで瑞牆山荘 (登山口) まで。
少し雨が降っているが、一同のテンションは上々。
ここで先生方を待ってからいよいよ出発。
木々が黄色に色づくなか、先生方と自己紹介をしながらのんびりと富士見平小屋を目指す。
途中、進むルートが見つからないというアクシデントが。ルート見つけ後ろを振り返ると、はっきりとした登山道がのびている。途中でルートから外れてしまったようだ。 慎重に進んでいきたい。
40分ほどで富士見平小屋に到着。
受付を済ませ、テントをたてる。シュラフなどはテントにデポし、軽い荷物で再出発。
(C.L.とS.L.の荷物はなんと先輩が持って下さり、空身でのピストンとなりました。頭が上がりません。また、後々考えると先輩に何かあったときのことを考え、多くの荷物を1人が持つべきではなかったと反省。)
いざ出発し少したった頃、少し急な下り道に煮干しが散乱している。どうやら前を行くパーティーのメンバーが落としていったようである。そういえば出発前にあるメンバーが先生に煮干しを勧めていたのを思い出した。
その下りも終わり、進んでいくと大きな岩が。その裂け目に入り、写真を撮り合った。
この後は登りが続く。途中、左手に大きな岩が。赤や黄色の鮮やかな葉とゆうゆうとそびえ立つ灰色のコントラストが印象的で、何とも言えない、水墨画の中にいるような感覚に。
ここを過ぎれば山頂まであと少し。
しかし天気がいまいちなこともあり、なかなか盛り上がらない。
山頂に到着。
一応写真を撮ろう、ということに。
と!!なんとガスが切れはじめ、黄葉が見え始めた。
いい感じにテンションが上がってきたところで記念撮影。
他のパーティーとも写真をとったりふざけたりして楽しむ。
しかしその後天気は振るわず、ひとパーティーが先に帰ってしまった。
と、その直後!!!今度こそは本当にガスが切れ、息をのむような絶景が目の前に。みなが必死に写真をとり、楽しく盛り上がる。
写真では美しさが伝わりきらないことがもどかしい。
黄葉した木々が絨毯のように眼下に広がり、山で初めて黄葉をみるC.L.は言葉にならない感動に包まれていた。
いよいよ帰途に。
無事に富士見平小屋に到着。
夕食にはシチューを食べ、7時ごろ就寝。
1時ごろにふと目を覚ますと大雨が降っている...朝までに晴れることを願って再度眠りにつく。
〔2日目〕
天気:快晴
富士見平小屋5:40~鷹見岩分岐6:12~6:20-6:30~7:28-7:38~金峰山8:35-9:35~10:28-10:38~
鷹見岩分岐11:25~富士見平小屋11:53〈テント撤収〉12:08~瑞牆山荘12:35
朝目を覚まし、すぐに空を見た。寝起きでぼやける視界に黄色に光る大量の点が飛び込む。視界だけでなく思考までぼやけていたC.L.はその光景が理解できず、ん?ホタル?といった意味の分からないことを考え、一息おいて、それが満天の星空であることに気付いた。もう感動の一言である。真っ黒な夜空に、溢れてこぼれ落ちてしまうのではないかと落ち着かなくなってしまうくらいの星が輝いていた。
なかなか沸かないお湯や女子トイレの長蛇の列などで出発が大幅に遅れてしまった。反省しきりであるが、気を取り直していざ出発。
急登は無いが、所々にある鎖場や岩場に気をつけながら登っていく。途中2回休憩をとった。
大日岩付近で素晴らしい展望に出会う。
樹林帯を抜けるとガレ場を進むこと1時間弱。その間も綺麗な景色が続く。
山頂に到着。
山頂からみた五丈岩
山頂と五丈岩の間が広場のようになっており、温かい日光に照らされて多くの人が気持ちよさそうに休憩していた。
いよいよ下山スタート。以前から予期してはいたものの、S.L.の下りがとても速い。かくいう下りが苦手なC.L.は、なんとか食らいついていく。
樹林帯に入りしばらくすると、やはり黄葉が美しい。
時間も12時近くなり、高く登った太陽から澄んだ日光が降り注ぐ。このような美しい山道を下るのは気持ちよく、一同が思い思いに楽しんだ。
あっという間に富士見平小屋に到着。なんと時計をみると11時50分過ぎ。朝の出発が遅れあきらめていた12時55分のバスに間に合いそうである。大急ぎでテントを撤収し、バス停のある瑞牆山荘へ下る。(その間も綺麗な黄葉を堪能した。)
12時35分、瑞牆山荘に到着。時間に間に合ったことに安堵したのもつかの間、そこには長蛇の列が。乗車は絶望的である。
そこで近くにいらっしゃった女性2人のパーティーをお誘いし、ジャンボタクシーを呼ぶことに。
バスが発車したあとにバス停に到着した2人組のパーティーもお誘いして計3パーティーで韮崎駅に向かった。道中、タクシーの運転手さんが眺めの良いところで車を止めてくださったり、地域の説明をしてくださったりと、とても楽しい帰途であった。本当にありがとうございました。
【反省】
(浦木)・班員の体調などを知るためもっと積極的にコミュニケーションをとるべきだった
・気が引けてしまい、指示が少なかったり出すのが遅くなったりした
・特に下りの歩行が危なっかしい
(段畑)・ルートを度々間違えた
・前から人が来たときの対処がうまくできなかった(伝達やよける位置)
・前のパーティーについていくだけになってしまい、S.L.の自覚が足りないことが あった
・天気図の精度が低い
・地形図をあまり出さなかった
・計画書の読み込みが足りなかった
・色々言って1年の自主性を欠いてしまった
(松尾) ・仕事をあまりしなかった
・S.L.のルートミスを指摘できなかった
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