【日程】2015年5月9日(土)~11日(月) (前日夜発 一泊二日 11日は予備日)
【目的】1年生に泊りがけの山行になれてもらう、現役生と新入生の交流
【山域】奥秩父
【使用地形図】大菩薩峠、七保、丹波(1:25000)
【メンバー】 遠藤(2年 C.L 会計 装備)
田川(2年 S.L 気象)
井上(3年 食糧)
橋本(1年 気象)
御手洗(1年 気象)
【概念図】
【行程】
5/8(金) TXのつくば駅からJRの塩山駅へ。途中事故の影響で予定より20分ほど遅れるも、何とか到着。24時ごろ就寝。それほど寒くはなかった。
信玄公@塩山駅 |
5/9(土)
6時ごろ駅員さんに起こされる。7:35発の市バスにのり大菩薩峠登山口へ。ここで準備 体操やコンパスを使って読図訓練を行った。1年生たちは何とかできていたようだ。
8:21に登山口を出発。S.L田川の驚異の力で16分後の8:37に上日川峠と丸川峠との分岐点に到着。(ちなみにエアリアのコースタイムは25分)ここに来るまでポツポツと雨が降っていたので、かっぱを着てザックカバーを付けた。暑がりで汗かきのC.Lにとってはかっぱで蒸れて非常にきつかったが、1年生は急な場所も気にせず力強く歩いていった。体力面の心配は今のところ心配なさそうだ。
出発前に記念写真 |
おいてかないでぇー |
10:24 丸川荘到着。 コースタイムから30分近く巻くという順調すぎるペース。2回目の読図訓練を行っている最中に後発の松尾班がやってきた。
丸川荘で一枚 |
実はこの山行では計画の段階から懸念されていたことがあった。丸川荘~大菩薩嶺間の残雪である。昨年も同じコースを通ったのだが、「大菩薩嶺まであと少し」、というところで残雪があり引き返して上日川峠経由で福ちゃん荘までいった苦い思い出があるのだ。全員軽アイゼンは持っているが、まだ不安だった。
ところが実際に通ってみると残雪は全くなかった。不安は全くの杞憂だったわけだが、雪が無くて本当によかった。
残雪無いデース |
11:50 大菩薩嶺到着。日本百名山に入るようだが、周りは木に囲まれていて展望は良くなかった。ここで昼食も兼ねて眺めの休憩を取った。
頂上にて |
大菩薩? |
12:09 雷岩着。頂上を出るとすぐについてしまった。眺めがいいので、ここでも少し時間を取った。
大菩薩嶺の頂上と比べると明らかにこっちの方がメンバーたちのテンションは上がっていた。
はしゃぐメンバー |
はしゃぐメンバーその2 |
大菩薩湖 |
12:59 福ちゃん荘着。予定より早く着いたので、16時の気象通報までのんびり。この間C.Lは爆睡していた。
16:00 1年生とS.Lは天気図作成、それ以外は飯の準備。1年生は実際の放送を聞いての天気図作成は初めて。ちゃんと書けたかな?天気図は難解も書くことが大事なので、暇なときにでも書いてみてくださいね。
夕食のメニューはカレー。具のウィンナーとちくわがいい味を醸し出していた。
いただきまーす! |
また、食料担当の井上先輩が鰤を焼いてくれた。最初は焼き加減の調整に苦労していたようだが、とてもおいしかった。山で魚を食べるというなかなかできない経験だった。
疲れていたのか19時にはみんな寝てしまった。1日目お疲れ様でした。
1日目行程
5:55 起床
7:35 塩山駅 発(市バス)
8:21 大菩薩峠登山口 発
8:37 丸川峠・上日川峠分岐点 着
10:24 丸川荘 着
11:50 大菩薩嶺 着
12:09 雷岩 着
12:59 福ちゃん荘
5/10(日)
3:50 起床。4:00起床だったが、他の班の調理の音などで目が覚めた。朝食はパスタ。前日の天気図では「雨が降るかも...」みたいな感じだったが、晴れてくれた。日ごろの行いがいいせいだろう。
4:57 福ちゃん荘発。出発までにもっと時間がかかるかと思っていたが、1年生をはじめメンバーがテキパキと動いてくれたので、早めのスタートが切れた。
すぐに富士見山荘についた。ここではブランコがあり、1年生が遊んでいた。
童心に帰る1年生 |
5:29 S.Lスーパー田川の頑張りで予定より早く大菩薩峠に到着。大菩薩といえば中里介山の「大菩薩峠」が有名。(C.Lは恥ずかしながら未読)
雲海が広がっており、八ヶ岳などもおぼろげながら見ることができた。景色をみて「やっぱり山っていいな。」としみじみと思った。1年生もうれしそうだった。
素晴らしい景色 |
集合写真 |
1年生s 何のポーズ? |
S.L田川氏「大」を表現 |
6:00 石丸峠着。ここで三回目の読図訓練を行う。特に問題はないようだ。ここから先はなだらかな道が続いて非常に歩きやすかった。
石丸峠付近から富士山が |
6:55 榧ノ尾山(かやのお)着。休憩を取った。
謎のポーズ |
8:01 棚倉小屋跡着。休憩していた脇田班と遭遇。我々は休憩を取らずにそのまま進む。道は平坦で新緑の木々が美しくて森林浴をしているみたいだった。
気持ちいい |
モロクボ平経由で下山するつもりだったが、「ワサビ田経由の方が景色が良い」という情報を脇田班から得たため、ワサビ田経由で下山。確かにきれいだった。去年は橋が崩れていた箇所があったそうだが、今回は修理されていた。
ワサビ田 |
ワサビ田2 水がきれいなのだろう |
9:03 小菅の湯着。コースタイムを30分以上巻くという驚異の記録を達成。ちなみ我が班が最後である。他の班がどれだけ早いかは推して知るべし。当然まだ温泉は開いておらず、外で1時間近く暇な時間を過ごした。その後温泉に入り、11:36発のバスに乗り奥多摩駅に向かった。16時にはつくばに帰ることができた。
小菅の湯 |
2日目行程
3:50 起床
4:57 福ちゃん荘 発
5:00 富士見山荘 着
5:29 大菩薩峠 着
6:00 石丸峠 着
6:55 榧ノ尾山 着
8:01 棚倉小屋跡 着
9:03 小菅の湯
【メンバーの反省点】
遠藤 事前の連絡が十分でなかった。1年生への声掛けなどをS.Lに頼りすぎてしまった。
装備わけに参加できなかった。
田川 S.Lとしてペースが速すぎた。登る際に足を挙げることを意識したい。
井上 山行前の体調管理が不十分だった。常備薬を忘れた。
橋本 計画書を読み込みが不十分だった。
地形図をすぐに取り出せない位置へしまってしまうことがあった。米を忘れた。
気象図のスキルアップ。
御手洗 レーションの量が少なかった。下りの際に足にマメができた。気象図のスキルアップ。
おわりに
はじめてのC.Lで不安だらけでしたが、メンバーの支えもあって大きな事故もなく無事下山できました。次にC.Lをやる機会があったら今回の課題・反省点を活かしていきたいです。みなさん本当にお疲れ様でした。
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