2013年8月5日月曜日

沢研 東沢渓谷釜ノ沢東俣

山行名:感じるナメ沢

C.L.:高橋(3)
メンバー:中村(3)、細谷(2)

日程:7/20~21 1泊2日

7/21(土) 晴
06:00  道の駅みとみ
06:45  出発
08:30  山の神
11:30  両門の滝
15:00  幕営地

朝6時に道の駅みとみに着く。この時点でかなり眠い。車中で散々「雨降ったら帰る」宣言を連発してフラグを地道に立てていたせいか、空はすっきり晴れている。支度をして6時45分に出発。
吊橋を過ぎ、西沢渓谷遊歩道との分岐を鶏冠谷に向かう道に従って折れる。ほどなく鶏冠谷出合の沢床に下り、右岸から左岸へ渡渉する。水量は大してないのでスニーカーのままで良い。ここから延々と左岸の登山道を歩く。ところどころ沢に下りるが沢装備を装着する必要はない。単調な登山道歩きに飽きた所で山の神に着き、入渓。
また晴れてしまった

吊橋

雰囲気のある鶏冠山

延々と続く道

ホラ貝のゴルジュ

山の神

山の神から先はつまらないゴーロ歩きだが、所々で乙女の沢や東のナメ沢、西のナメ沢にかかる大きなナメ滝が現れ飽きない。水が深くなっている所でしばし遊ぶ。綺麗なナメもちらほら出てくるが、去年来た時よりも崩壊が進んでいる印象をうけた。せっかくのナメが大きな岩で潰されてしまっていたのが残念だった。



 

乙女の滝

東のナメ沢






西のナメ沢と中村

釜ノ沢出合で釜ノ沢に入るとすぐに魚止めの滝が現れる。ここで単独のおじさんが下降してきて先に5人ほどいることを教えてくれる。魚止めの滝は左から巻く。特に難しいところはないが、最初の取付きが工夫が必要かもしれない。ここで細谷が登れない人用の取り付くための足がかりになる木の棒を水流に投げ捨てたのを僕は見逃さなかった。ここから先は千畳のナメが続く。ほどなく両門の滝に着くが道中遊んでいた割に設定したタイムを2時間ほど巻いているので遊ぶことにする。

釜ノ沢出合

魚止めの滝を巻く人

千畳のナメ


両門の滝にて

イチャつく2人

日が温かい

たっぷり遊んで別れを告げる

 両門の滝東俣の巻き道はしっかりとしているが高度があるので慎重に。マヨイ沢を見送ってすぐにヤゲンの滝がかかる。左岸に巻き道がついている。ほどなく広河原になり伏流する。今回用いた20年前の遡行図では左から枝沢が入っているがどうにも見当たらないのでしばし考えこんだが、渓相も変わっていることだろうしという事でテープの通りに進む。そろそろ新しい遡行図が載っている沢のガイド本を買おうと決意する。広河原は赤テープが10mほどおきにかかっているので道を誤ることはない。ほどなくして焚き火跡が目立ち始め、適当な場所を今夜の幕営地とする。

両門の滝の巻き道

ヤゲンの滝

幕営地


7月21日(日)晴
06:30  出発
08:30  甲武信小屋
11:30  道の駅みとみ

翌日は4時に起きるつもりが寝坊して5時半に起きてしまう。朝飯を食べ準備して6時半に出発。朝、濡れた沢靴下に足を入れる瞬間が一番つらい。少しゴーロを歩くとミズシ沢と出合い、右に行く。この先に30mスラブ滝がかかる。直登もできそうだが快適そうな巻き道に誘われる。木賊沢出合の先の40mナメ滝は直登もできるし巻いても良い。巻き道にはいずれも目印がついている。沢がガレはじめてしばらくして甲武信小屋のポンプ小屋につく。先行パーティがここで装備を解除していたので我々は甲武信小屋まで登って沢装備を解除する。細谷と中村は甲武信ヶ岳山頂に行きたいようだったので、2人で行かせて自分はのんびりと待つことにする。下山路は、木賊山をすこし登ればあとは延々と下るのみで2時間半ほどで道の駅みとみに着く。
ミズシ沢出合

源頭付近

ポンプ小屋

下山。敗北(雨)を知りたい

反省

細谷
・読図が前回より良くなかった

中村
・やたらと転んだ
・S.L.をほとんどしなかった

高橋
・退屈なゴーロは早く歩けると良い
・遡行図が古すぎたので新しいものを使うようにする
・メンバーは読図の精度を徐々に上げていって欲しい

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