2016年10月1日土曜日

北八ヶ岳山行@蓼科山 H28/9/17~18

【山行名】のんびり山行 【日程】2016/9/17~18 (前夜発+1泊2日)
【目的】卒研からの現実逃避・車の運転練習のついで
【山域】北八ヶ岳 【メンバー】井上(CL、気象、装備), 平良(S.L、会計、食糧) ともに4年
【使用地形図】蓼科山、蓼科(1:25,000)
【行程】(地形図、エアリア等を参照にしながらご覧ください)
前夜: つくば→蓼科山登山口
 女乃神茶屋の住所ではカーナビの位置検索が上手くいかず、駐車場を見つけるのが大変でした。
駐車場。きれいなトイレ付き

8/17 (土): 登山口(8:30発)→2113.7mのピーク(9:25~9:40)→蓼科山山頂(10:50~11:30)→蓼科山荘(11:55~12:05)→大河原峠(13:00~13:15)→双子山(13:35着)→双子池ヒュッテ(14:00着)

 卒研の日々からの逃亡を無事果たした4年一同は車内で2時間ほど寝てから登り始めた。始めの10分間は緩い登りだったため久しぶりの登山にわいわいしていた一同であったが、その後20分間で尾根に合流するまでは結構な急登でいきなりの体力不足を痛感した。
尾根に合流するまではささやぶの合間を歩いていく。
尾根に乗ると北八ヶ岳らしい苔むした樹林帯に入っていくが、しばらく歩くとガレ場を直登していくことになる。かなりの直登で眺望もほとんどないのであまり登っていて楽しくはない。ピンクテープの目印がかなり小さく数も少ないが、ガレ場を登っていけばいいのでそこまで気にしなくて良い。
 
2113.7mピークは眺望がある
その後、10分ほど緩い道を歩くと蓼科山の全貌が見えてくる。そして、再び樹林帯の登りへ。
さきほどの道よりはガレが小さくなっていてるがより急登になっている。登りの残り1/3くらいになると縞枯れの樹林帯になり、ガレ場に着く。ガレ場では山頂を一旦南に巻いて蓼科山頂ヒュッテ側にトラバースしてからピークへ至る。
 蓼科山頂はだだっ広いガレ場を形成していて、所々に浮石があるので注意が必要である。ある意味今山行一番の危険箇所。北西側は北アルプス、南東側は八ヶ岳を一望できて素晴らしい。
樹林帯の出口。ガレ場を15分ほど移動

蓼科山山頂。ガレ場の広場

北アルプスバック。いいタイミングで撮れず…orz

八ヶ岳バック。なぜ雲が…orz
山頂から蓼科山荘までの下りでは、同様にガレ場の下りであったのだが、七合目登山口からの登山客がかなり多く時間がかかった。どうやらそちらから日帰りで登ってくる登山客が多いみたいだ。
 蓼科山荘から大河原峠へ向かう道はあまり人気がないようで一気に人通りが減った。2つ目の尾根分岐までは縞枯れの樹林帯の合間を縫っていき、そこから4つ目の尾根分岐までは枯木帯を歩いていく。その後、下り道になっていくが、笹藪の合間の石くず道を歩いていくことになり、浮石が多く注意が必要である。
 大河原峠には車がそこそこ停まっていて、こちらからの登山客もいるのがわかった。双子山まではなだらかな登りですぐ到着するが偽ピークが2つあったので気分を害された。ピークの眺望は全くなく、双子山のくせに双子池が見えない。下りは笹藪の合間を歩いていくと着く。
神隠しにあいそう
山頂はきれい
双子池ヒュッテでテント泊の予約を済ませて、幕営地へ。10分ほど雌池の外周を歩いていくとテントスペースが何カ所か見つかる。自分たちは雨が降る前にさっさとテントを張ってしまいたくて適当に張ってしまったが、池に近いスペースだと水はけが悪いと思われるのでいい場所を探した方が絶対にいい。トイレは幕営地付近にあるがとても汚い。また、池の水は水質悪化のため飲むことはできず、ヒュッテまで水を汲みに行く必要があるので注意だ

天気が持ち堪えてくれたので、湖を眺めつつ晩餐しました
なお、ほとんどの主要地点で携帯(docomo)の電波が通じた。翌日の天気を確認したところ、大荒れ間違いなしだったので、予定されていた大岳・北横岳への登頂は断念した。

8/18(日): 双子池ヒュッテ(6:00発)→亀甲池(6:20着)→天祥寺原(6:50着)→蓼科山荘への分岐(7:00着)→竜源橋(7:50着)
 雨が少し弱まったのを見計らって行動開始。亀甲池までは苔むした樹林帯のなだらかな道を歩いていく。その後、天祥寺原で沢と合流し、沢沿いの道を歩いていくことに。笹藪の合間を歩いていくのだが、所々笹藪で道が覆われているところがあり、かつ道が水没しているところがあった。あまり整備されていない道だと断定できる。一旦滝ノ湯川に近づいた後は樹林帯の下りになり、しばらく歩くと竜源橋に着く。竜源橋から駐車場までは車道を歩く。
下界で作ったことのないのに山でマカロニグラタンを作る
こんな場所にテントを張っていたのか…テントが浸水しますのは当然だった

道がササヤブに覆われてしまったようだ

道が水没してしまったようだ

沢歩きしたら気持ちよさそう
【反省点】
平良:体力不足/高速で降りるところを間違えた
井上:体力不足/テントの設営場所

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