2016年1月29日金曜日

2016年1月4日 冬研日光白根山

【山行名】2016年登山安全祈念山行

【山域】日光山系

【使用地形図】丸沼・男体山(1/25000)


天気:快晴

【記録】

5:45出発~登山口6:10~外山鞍部7:25~前白根8:208:25五色沼避難小屋8:559:05~奥白根山10:0510:20~五色沼避難小屋11:0511:25前白根山12:00~外山鞍部12:3545~登山口13:20~湯元温泉13:45


2016年1発目の山行。今回は知り合いのS本さんと。
五色沼の避難小屋泊をしようかと思ったものの、今シーズンは雪が少ないし、5日の天気が悪そうということで日帰りに変更。

2:00につくばを出発。今回は珍しく車中泊をしなかった。
つくばから3時間半で奥日光の湯元温泉に着いた。湯元温泉には多くの無料駐車場があり、公衆トイレがあるところも。
今回は湯元ビジターセンターの北側にある駐車場に止めた。

準備を整えて、5:45出発。
スキー場に登山ポストあり。ゲレンデを通っていくが、雪不足で夏道が出てる。凍っていた。
第二リフト乗り場付近から積雪が増える。第二リフト沿いに登ると登山口に着く。
ここからは外山の鞍部まで急登が続く。はじめは雪が少なかったが、外山鞍部に近づくほど積雪が増え、滑るようになったので、途中でアイゼン装着。S本さんはチェーンスパイクとストック。最近チェーンスパイクめっちゃ使えるんでないと思い始めている。

年始年末は天候がまあまあ安定してたので、入山者が多かったのかトレースバッチリ。避難小屋までは赤と黄色の標識や赤布が多かったので、トレースがなくても迷いにくそう。
外山の鞍部まで急登を登りきると緩やかになる。朝日が差し込んできて気持ちいい雪原歩き。
2325のピークは夏道だと撒くが、冬道だと直登する。しかし、トラバース道のトレースがばっちりで2325ピークを撒く。

もう一つの小ピークを超えると前白根山が見えた。
風も強まったこともあり、前白根山の手前の樹林帯でアウターを着る。
前白根山は今回のルートで一番風が強く、地面が顕になってた。
前白根山から見る奥白根山は堂々としていてかっこいい。

天狗平付近

奥白根山

今日も空気が澄んでいる


前白根山からは南西に進路をとる。短い稜線歩きを楽しむ。ビバークできそうなところがいくつかあった。

いくつかの小ピークを超えて、道標通りに五色沼避難小屋へ下る。

五色沼避難小屋周辺は所々でトイレの跡があり地雷スポットと化していた。

冬だと小屋の入口が埋まって、窓から入ることになるそうだけど、今年は雪が少なかったので、扉から直接入れるみたいだった。


凍った五色沼





避難小屋からはS本さんも12本爪アイゼンに履き替え。

西方向に進路をとる。ここからトレースははっきりとせず、軽いラッセル。

5分くらいいったところに道標があり、標識の通りに樹林帯へ入る。
樹林帯の中の急登を行く。ここからはトレースがうっすらあった。
森林限界を超えると傾斜がもっと急になる。風で雪が軽く舞い上がっていた。
雪がしっかりとしまっていて、登りやすい。

傾斜が緩やかになると、火口付近に出る。山頂手前は少し岩登り要素がある。
10:05に奥白根山到着。前白根山ほど風は強くなく、少し長居できた。
東北、谷川、浅間山、八ヶ岳、富士山と360度のパノラマが広がっていた。




奥白根山

別世界にいるよう

上州武尊方面

燧ヶ岳かな?

山頂で一枚

帰りはそのまま来た道を戻る。途中で社に寄り道。今年の登山安全を祈願する。今回の山行名の目的を果たす。

下りは気をつけて下る。あの急傾斜をクイッキーで下ったらしき跡があった。プロクイッカー現る。

帰りのトレースは少し消えかかっていた。

外山鞍部からの下りはアイゼンが必須。

早朝にスキー場を通ったため、スキー場が営業しているかどうかわからなかったが、帰り通るとまだ営業していなかった。
ひどい雪不足・・・。もう営業したのだろうか。

【反省】
・日帰り判断は良かった
・歩行技術向上
・雪不足と時間不足でラッセルを全く行えなかった










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