【日程】2019/7/24(土)~2019/7/30(月)
【目的】礼文島で北海道の離島の自然を満喫する
【山域】道北
【使用地形図】礼文岳、船泊 (1:25000)
【メンバー】3名 C.L. 小野(3)、S.L.齊藤(2)、福島(1)
【行程】
7/24 小野さんが夜便で北海道へ
7/25 福島、齊藤が北海道へ合流
7/26 いざ礼文島へ
7/27 岬巡りコースをハイキング
7/28 礼文島を出発して帰札
7/29 福島、齊藤つくばっく
7/30 小野さんつくばっく&リー会へ参加
こんにちは!2年の齊藤です。先日、礼文島へ行ってきました。メンバーは3年のしゅしょー小野さんと今年から入った福島さんと一緒でした。礼文島に行くのが第一の目的でしたが、その道中もとても楽しかった。
小野さんは夏休みで再試験の発表がまだなのを震えていたのが印象的だった。
〜7/25 移動1日目〜
小野さんは前日に新千歳空港の温泉で1泊して弟さんに会っていた模様。小野さんより弟さんの方が身長が高いらしく、いつも弟さんに見下されているらしい笑。
あと北大はとても広いと言っていた。北大の授業も聞いてみたいな!苗穂駅で落ち合ったのちに「モエレ天然温泉 たまゆらの杜」で1泊で¥2,000。安い。温泉は広く、横になって寝られて天国のようだった。ただ電気風呂はお尻が痺れた。
〜7/26 移動2日目〜
朝5:00に温泉出発。最初は俺、齊藤が運転。今回道北へのドライブがもう一つの楽しみだったので、とてもウキウキしていた!免許とってからわずかな小野さんの運転になんか乗ってられないので、自分がメインで運転する。某S川氏の帰国に合わせて、台風が日本列島までお迎えに上がっていた影響で、暖かく湿った空気が入り込み、道北方面はなかなかの雨の予報。急遽オロロンラインから旭川経由で稚内に向かう。途中相変わらず小野さんの運転は危なっかしいのでハラハラした。北海道は道が広くて、明るい緑がきれいだった。
運転する小野さん |
日本最北の木造駅舎らしい |
抜海駅 |
ケン坊とユキさんお幸せにー💕 |
小野さんと福島さん |
そのあとノシャップ岬にも立ち寄った!
イルカさんの像がかわいかった!!
小野さんとイルカさん |
イルカさんと灯台 |
ギリギリになりながらフェリーに飛び乗り、いざ礼文島へ。
礼文島はあいにくのお天気。急いでバスに乗り、今日のキャンプ地久種湖畔キャンプ場につく。急いで行動食と翌朝の朝食の買い出しへ行った。
買い出し中の小野さんとイクラちゃん |
食堂がやっていれば、食べたかったが、どこもしまっていたので、仕方なくハヤシライスをつくる。とろみが出ないからといって小野さんが、ルーを全て入れてしまったので、もれなくハヤシライスが10人前で来てしまって、食べるのに苦労しましたが、とても美味しかったです。そのまま20:00ころ就寝。
ごはんづくり |
〜7/27 行動日〜
朝3:00ころ出発のため目を覚ますが、降雨の音、6:00ころに止む予定とのことなので、再び寝る。6:30ころ起床し、7:00ころ出発。車道を歩くが、霧が濃い!本当に海抜数十mなのか!?という感じであった。あと、意外と蒸し暑く気温は24度くらいであった。
霧のむこうのふしぎな町...的な? |
小野さんと福島さんから、この前見てきた「天気の子」のネタバレを望まれたので、いろいろネタバレさせてもらった。主人公の名前をど忘れしてしまったので、仮に「太郎と陽菜の物語」として話を進めてしまった...新海誠監督ごめんなさいm(_ _)m。
そんなこんなで澄海岬に到着。結構ガスってはいたが結構綺麗であった。はれていたら想像以上にきれいだったんだろうなー
澄海岬からの風景 |
岬で水を飲んでる小野さん |
小野さんと神社 |
小野さんが近くの神社で、天気の子ごっこをしていた。この人の考えることは相変わらずよくわからないです...
その後すぐに鉄府から舗装されていない道を辿った。
途中、昆布の山や現地のこどもたちに会った。少年少女たちは小学校4年生が2人、2年生が1人。元気に挨拶してくれたり、猫と戯れたりとても純真そうであった。茨城や都会の子どもたちもこんな風に純粋に育ってくれたらなあとか思ってた。海岸線ののどかな風景を横目にどんどん歩く。
昆布と小野さん |
謎に漂う昭和感 |
お花1 |
お花2 |
海岸線 |
そのうちにゴロタ山へ向かって登りだす。標高を100mあげたかどうかなのに、ガスってきて離島ならではの気象だと驚く。そこから先はガスの中。ガスってても周りはお花畑!とても綺麗で時折立ち止まって、お花を眺めていました。ただ、ときおりアザミ系の葉っぱが引っかかって痛かった。ゴロタ山で休憩したのち、スコトン岬方面へと向かう。
なだらかな地形 |
お花3 |
海の注ぐ小川 |
ゴロタ岬 お花畑きれいだが映ってない |
俺と福島さん |
そういえば、港ごとに神社が多かった。やっぱり海での安全祈願のために祈ることが多いのだろうか?スコトン岬へ向かう道は海への一本道の感じがあって秘境感がでていた。そしてスコトン岬へ到着。観光客がバスで来ていて人は多かった。自分と福島さんとで昆布ソフトクリームを食す。とても溶けやすくて難儀した。
スコトン岬 |
スコトン岬で集合写真 |
昆布ソフト |
最北限のトイレ |
小野さんはどこかへ写真を撮りにいっていた。どこかの若様と似ているのかもしれないが、こだわりとかなさそう。
お土産やさんのお兄さんと少しお話ししたのち、バスでキャンプ場へ帰る。
・・・が、その後のバスが16:00までない。困ったなあ。とりあえず漁協でお金を下ろしたあと、小野さんが「ヒッチハイクしようか」とか言い出した。最初、そんなことできるはずないだろと思っていたが、弟さんからヒッチハイクのコツを聞いたりしていて、ガチでやることになってしまった...
あっという間に、小野さんが漁協からダンボールをもらってきておもいっきり行き先を書いていた。まじでやるのか...
ヒッチハイクする我々 |
そんなこんなで交差点(信号はない)でダンボールを掲げること20分、なんと1台の車が止まってくれた!!!
心やさしき、礼文島の主婦の方が香深まで乗せてくれました!初ヒッチハイクの感動を味わいながら、乗車。途中海を走りながら、礼文島で初めての青空も見られた。空の青さが海で反射してとても綺麗だった。また、乗せてくれた島民の方から、島の学校のことや車の免許のこと、夏の間の昆布干しのアルバイトにきた人たちのお話などいろいろな話を聞くことができた。印象深かったのは、ヨットをヒッチハイクしながら、世界一周している女性が昆布干しのバイトに来たりしているという話だった。自分もそんな風にアグレッシブに生きたいと思った。また、ちゃんちゃん焼きの美味しいお店も教えてもらい、温泉まで送っていただいた。やさしさに感謝しながら我々は温泉に入った。温泉で日刊宗谷をよみ、稚内のフェリーターミナルですれ違った、環境省の外国人職員がドイツから研修に来ている方だとわかった。世間って狭いですね。
そのあと、港周辺をぶらぶらした。もともとウニ丼でも食べようかと思ったがそこでの値段は貧乏学生に払える代物ではなく、泣く泣くウニ丼は諦めた。そして、17:30教えてもらったお店「炉ばた ちどり」へ行く。意を決して中に入ると、炭火がおこされていて店内は暖かい(なお、この時の気温は20度、おそらく潜在的な前線の北側に入ったのであろう)。我々は暖かさに感動しながら、ホッケのちゃんちゃん焼を注文した。
ホッケのちゃんちゃん焼き 最高においしかった!! |
昭和風に撮るとこんな感じ |
細谷の真似する小野さん |
店内には他に島の主婦の方や桃岩荘に泊まっている若い女性3人組、漁師の方がいていろんな話をしていた。そうこうしているうちにホッケがやってきた。ホッケに味噌とネギがついたシンプルな料理。食べ方を教わり、火が通るのを待つ。においだけでわかる。これは絶対にうまい!その思いはホッケを口に運んだ瞬間、確信へと変わった。肉厚でしっかりとした味わいの白身が口の中で味噌とのハーモニーを奏でていた。炭火で焼いて、焼きあがる煙もいい雰囲気。これを食べるだけでも礼文まではるばるやってきた価値があるというものだ。3人で心ゆくまでホッケのちゃんちゃん焼きを堪能する。そして、幸せに満たされたままフェリーターミナルでSTB。
〜7/28 移動日〜
日の出とともに目が覚める。新しい朝が来た、希望の朝だ。港に朝日が差す。心地が良い。福島さんは港で風景に溶け込んでいた。齊藤はグラサンをかけていた。小野さんはひっくり返って寝ていた。気持ち良さそうだった。気温も20度くらいでとても過ごしやすいので、ずっとここに住んでいたいとも思う。
貝と海 |
朝日と人間 |
公園の時計 19.1℃ |
邪魔にならないところで朝昼寝している人(車両進入禁止エリア) |
そんなこんなで、お土産やさんも開き、お土産をかっていよいよフェリーの出航時刻。桃岩荘の人たちが見送りをしている。おもしろい。今度来た時は泊まってみたい。出航の時再び青空が見えた。今まで曇天が映された海しか見ていなかったが、青空が映った海は本当にきれいだ!
出港 |
鳥さん |
利尻山 |
そして稚内への航海中に、利尻が顔を出したらしい。自分は睡魔に襲われていたが、小野さんと福島さんは見ていて感動したらしい。
いつか行きたいな利尻山 photo by 写ルンです |
豊富温泉 ふれあいセンター |
羊さんと一緒 |
14:00ころ温泉をでて、オロロンラインへ。オロロンラインは本当に海と草原と空しかない。はるか遠くに野球場のネットのようなものが立っているが、そんな大きいネットはあるわけがないし...とか思いながら運転する。途中、下サロベツ原野のビジターセンターに寄り道。お花と湿原と池がたくさん見られて非常に満足そうであった。小野さんがヤチマナコ(湿原の中にできたタコつぼ型の穴)のなかに棒を突っ込んでいて楽しそうであった。
ヤチマナコの突っ込む小野さん |
広大なサロベツ原野 |
ほどなくして、道を出る。あとは交代しながらひたすら増毛までオロロンラインをひた走る。やっぱ道北っていいですね。あと海沿いの道の方が早くいけますね。そんなこんなで増毛についたのは17:00ころ。そしてここはなんと・・・・
期待の1年、のすけの故郷なのである!!!
高倉健主演の映画「ステーション」の舞台、潮風が薫るきれいな港町。こんな街で育ったなんて羨ましすぎる!
そしてのすけのお母さんが営む喫茶店に立ち寄り、のすけくんの幼い頃のお話をたくさん聞いて、コーヒーをご馳走になりました。本当に美味しかったです。ありがとうございました!
おっしゃれー! |
喫茶店で集合写真 |
のすけが通っていたらしい小学校 立派!! |
小学校の中 趣がある |
そして再び雄冬、浜益方面へ車を走らせる。日本海に落ちる夕陽を見ることはできなかったが、紅い残像はとてもきれいでした。次来るときは、酒蔵を巡って夕陽を見ると心に決めて増毛の街を後にした。
浜益方面の荒々しい海岸線を走り、その険しさに驚く。クライミングのルートもあるらしい。岩研に入ったらこんなところも登るのかなあとか思う。さすが西の知床と言われるだけのことはあります。小野さんが春に山スキーに来た浜益周辺を抜け、浜益海岸で一休み。キャンプしている人がいた。夕焼けの中皆思う存分撮影タイム&水遊びタイム。
夕焼けと海 part1 |
夕焼けと波 |
海水から逃げる小野さん |
小野さんが撮った写真 心の目で見ても海は見えない |
さらに、闇夜となった道を札幌へと車を走らせ2日ぶりの「モエレ天然温泉 たまゆらの杜」で宿泊する。本当にここは漫画も食べるとこもあって良い場所でした
〜7/29 移動日〜
朝、寝坊してしまい出発直前に起こされる。福島さんは朝風呂に入っていたといっていた。やはり早起きは三文の徳だと思った。
レンタカーを返し、そのまま12時の便で成田経由でつくばっく!小野さんはその日の夜までサッポロビール工場見学やサッポロファクトリーでショッピング、雪印パーラーでパフェ、パンチという北大生がいくスープカレーを食べたり、札幌を楽しんだあとにスカイマークの深夜便で羽田に帰ったらしい。後で聞いたら、ついた後国際線ターミナルまで1時間くらいかけて歩いて仮眠したらしい。その足でリー会に向かったと聞き、リー会のブラックさを知り、来年はリー会員になりたくないと思いました。
サッポロビール博物館 |
雪印パーラーのパフェらしいです 逆にインスタ映え!? |
パンチのスープカレー チキンがおいしかった! |
すすきのの夜 |
感想
北海道を堪能できてよかったです。宗谷岬にいけなかったり、晴れた礼文・利尻があまりよく見られなかったのが残念でしたが、北海道の自然がたくさん見られて良かったです。北海道の他の場所も見に行きたくなりました。
あつもん かわゆい! |
文責:44期 小野
0 件のコメント:
コメントを投稿