2020年5月10日日曜日

2019/8/1‐3 剱岳源次郎尾根

【山行名】極上の懸垂下降
【メンバー】C.L. 犬竹(3年)、S.L. 小野(3年)
【行程】
8/1(木)
新宿から夜行バスで富山へ
8/2(金)
室堂09:25-雷鳥沢出合10:05-剱御前小屋11:20-剱沢キャンプ場12:05
8/3(土)
剱沢キャンプ場04:35-源次郎尾根取付05:25-Ⅰ峰07:40-Ⅱ峰08:10-剱岳山頂09:30
-剱沢キャンプ場12:10-剱御前小屋14:20-雷鳥沢出合14:55-室堂15:50


長らく貯めていた昔の記録をあげます。

去年の夏に剱岳に行った記録です。
同期どうしで行ったのですごく楽しかった思い出があります。
ちょうどこの一年前の文登研がきつかっただけに、、


8/2

安定の立山室堂スタート、半年ぶり。実は半年前に雪山でもきてるので結構定着してきたイメージ

キャンプ場まで観光客に混じりながら降って、雷鳥坂へ

雷鳥坂は毎度の急登だったが、一年前に比べれば百倍マシ。

剣御前小屋に近づくと劔がドーンだYO


みくりが池と立山


地獄谷、毎度毎度匂いがきつい
雷鳥坂一歩手前

ドーンだYO
ドーンだYO

小野は今回写ルンですで撮影してた。最近ハマってるらしい
剣御前小屋から降りると結構すぐ、劔沢キャンプ場。去年は、劔沢キャンプ場から剣御前小屋を超えて雷鳥坂の途中まで背負い搬送の訓練をやって地獄のような長い道のりだったが、行きと言うことで結構すぐついた。

テントを張って情報収集&ゴロゴロ。


情報


さあ、夕飯を作ろうとしたら、小野が団コッヘル忘れたとのこと。これは死刑もの。懺悔しながら、メスティンで頑張って米炊きしてもらった。
団コッヘルがないので、個コッヘルでキムチ鍋。鍋をつつくという風情が味わえなかったが、メスティンで炊いたごはんはおいしかった。


団コッヘルを忘れたおの
炊飯器になった


キムチ鍋

8/3
朝3:00に起きたら雨がザーザー降り。しばらくしたらやんだので、朝ごはんを食べる。
小野が、水に浸しておいたパスタを火にかけて水を飛ばすとうまくゆだったのと同じなると言ってそれ試したら、大失敗した。山だからなんとか食べられたけど、下界ではまずくて食べられない味だった。
生煮えの部分と茹で上がった部分が混じった何か


夜明けのスキャット(由紀さおり)


キャンプ場を出発して、剣沢雪渓へ。軽アイゼン装着。
冬研だからか歩くの速い。
取り付きに到着して、登り返し。
登り始めて10分くらいで一つ目の岩場。
雨で濡れてたけど、普通に行けた。ヌンチャクがかかってたからA0した。そこからは、ハイマツのジャングルジムを登るようだった。
1hくらいで二カ所目の岩場、左下方面が下まで切れ落ちてて怖い。ピトンがあったのでそこにヌンチャクかけてA0して抜けた。小野が、回収体勢が怖いとのことで念のためロープ出した。
そこから再びハイマツのジャングルジム。
ジャングルジムを抜けると、花崗岩の快適なクライミング。
ところどころホールドが少なかったのでスメアリングも交えた。
稜線っぽいところに出る手前で、花崗岩が崩れたざれざれのところがあった。多分そこが一番怖い。
そこからしばらくして、Ⅰ峰。眺めが良い。
あとは道なりに、Ⅱ峰へ。特に難所はない。
Ⅱ峰に着くと単独の男性がいた。ここで追い抜いて。懸垂下降。山行名にある通り、極上の懸垂下降であった。
そこから尾根通しに行くが、懸垂地点からしばらく登って、一カ所のっぺりとした面の岩場があって苔があったり道跡が不明瞭なので慎重にルーファイ。横に抜けたりするのか探ってみたが、結局直上が正解であった。
そのまま、ハイジの高原みたいなところを急だが登っていく。
最後にガレた道を登りきって頂上。

Ⅰ峰までが核心で、標高差も最も大きいが全身を使って登りあげるので疲れは思ったよりは少ない。

山頂で北方稜線方面や早月尾根方面も見た後に下山。
キメ顔


Ⅰ峰でかい
Ⅰ峰のイヌタケ
フルグラのCMに使えると思う

フルグラのCM2



Mt.tsurugidake from peak2


懸垂下降(上から)

懸垂下降(下から)



山頂より源次郎尾根
ちょーじょー


カニの横ばいは確かに怖いけど、難易度が高いのではなくて、岩が磨かれている点とフットホールドが岩の影にあって見えにくかった。

前劔からのガレた急坂の下山はかなり神経を使った。小野はこの辺から結構疲れたみたい。


ミニチュアテント村と劒岳


劔沢キャンプ場につくと、意外と早かったので、当初は2泊3日の予定であったが、この日のうちに下山することに決定。ここから剣御前小屋までがかなり大変そうだった。結構ゆっくり目に登って、ここから雷鳥坂を下る。小野がさっきまでばててたのにかなり速く降っていて自分も少し疲れた。雷鳥坂を下り切ると、また登り返し。これが結構きつい。しかも地獄谷の硫黄の匂いがキツくて結構気持ち悪くなる。
そんなこんなで室堂に到着して、ようやく下山。結構2日目はつらかった。



下山
うしろのマッチョな人は誰だろう?


富山で温泉に入って、富山ブラックを食べる。でも、つくばのラーメン屋の方がうまかった。

各々解散し、小野は長野の祖父母宅へ、犬竹は高速バスでつくばっく。
下山からのアイス
富山ブラックぶれぶれ



文責:44期小野




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