2020年4月20日月曜日

山スキーのすすめ

山スキーのすすめ

コロナで時間を持て余しているので、山スキーについて書きたいと思う。

ワンゲルでは雪山をやる人は少ないが、山スキーをやる人はもっと少ない。現時点で、4年とM1の3人だけである。

ちなみに、自分は山スキー大好きだ。休みのたびにどこかの山に滑りに行きたいくらい好きだし、北海道で永久に滑っていたいとも思う。
知っている人が少ないので、どういうものか紹介したいと思う。

雪山登山の形態の一つとして、スキーを用いて山の中を駆け抜けるものですね。

よくテレビのニュースで、スキー場外滑走が問題として取り上げられてますけどそれとは、問題の焦点が異なります。
よく言われる、サイドカントリーとバックカントリーの違いというやつです。

雪山登山の一環としてのスキーでは、自分自身でリスク管理し、雪山登山の延長として、スキーを使います。
山の奥深くに行ける

まず短所から、
短所はお金がとにかくかかります。雪山登山もお金がかかりますが、それにプラスで板、ブーツ、シールなどもかかってきます。
スキーも滑れなければいけないし、ハードルが雪山登山以上にあるのもまた事実です。
実際板もツアー向け、パウダー向け(細板でパウダー結べれるが後傾になる→後傾で滑る癖がつくと怪我しやすくなる)といろいろあるので、まあお金がかかります(自家用車にハマるよりは安上がり)

次に長所です。
まず、圧倒的な機動力。
雪山登山で2泊かかるところを1日で行けます。ラッセル能力がわかんの3倍以上。下りでは何時間もかけて登ってきたところがたったの30分で降れてしまい、行動範囲がツボ足登山の何倍にもなります。
直近の山行だと、往復25kmくらいあるルートでも6時間くらいで帰ってこれました。


沈まない


下りが楽しくなるのも、良いところですね。
普段はけだるい下山も、すいすい下れるので今までテクテク歩いていたのがバカらしくなるくらいです。

パウダーの浮遊感も最高ですし、ザラメ斜面をかっ飛ばすのもまたいいです。スキーが好きな人も、ゲレンデでは滑れないようないろんな雪質の斜面を楽しめる。


ゲレンデでは絶対楽しめないアドベンチャー感
どう突破するか?
こんな急斜面も
こんなロケーションでの滑りも

こんなパウダーも


楽しめるのはバックカントリーだけ




スキーのゲレンデが飽きた人も、
登山が好きな人にも、スキーが好きな人も楽しめると思うので、新入部員も現役部員も興味ある人は、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?


文責:44期 小野

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