2021年7月7日水曜日

土沢三ノ沢~お試し沢~

 

【山行名】沢登りを始めよう。1から...いいえ、ゼロから!

【日程】2021522()202166()

【目的】沢登りの楽しさを体験してもらう

【山域】丹沢(土沢三ノ沢)

【使用地形図】御正体山、駿河小山(1:25000)

【メンバー】C.L.若林(4)S.L.渡邊(4)、小野さん(5)、石井(3)、濱野(2年)、

      服部(2)、芳賀(2)、森(2)、瀬谷(2)、堀内(2)、川本(2)

【行程】

三国峠(0:45)下降点(0:45)三ノ沢橋(0:45)805m二俣(1:30)三国林道(0:50)三国峠

合計 4:35

 

こんにちは。最近カフェ巡りにはまっている4年の若林です。実に1年ぶりの更新となるようですが、現役は日帰りを中心に活発に山登りを楽しんでいるようですね。

沢登り研究班も活動が始まっており、今年は総勢10名で活動しています。例年にない大人数ですが、けがのないよう安全に気を付けて活動できればと思っています。

5月後半と6月前半にお試し沢ということで沢に興味があるというメンバーを連れて丹沢でもかなり西側にある土沢三ノ沢に行きました。参加者が多かったため2回に分けていきました。人それぞれ沢の楽しみ方のようなものを発見できたようなので良かったと思います。

さて、1日目の班こと。つくばを出発し無事三国峠の駐車場に到着。準備をしていたときに某隊員が沢靴を忘れたことが発覚。あえなく留守番をしてもらうことになった。自分も1年のとき登山靴忘れて山に行けなかったことがあったなあと感慨深くなった。ちなみに某隊員は車で近くの水族館にエスケープしたもよう。

水族館
気を取り直して、入山は三国林道から。
林道のゲート

長い林道歩きのあと、東電No.266標識から下降。下降点付近は階段になっている。そこから長い尾根下り。目印の鉄塔が二つあるが、二つ目がかなり大きい。鉄塔マニアのなべいわくかなり良い鉄塔らしい。そういえば、鉄塔研究会の活動を久しぶりにしたような気がするような。
下降点

一つ目の鉄塔

二つ目の鉄塔

二つ目の鉄塔のあと、左の尾根を下る。右の尾根にも赤テープがありしっかり地図読みをしないと迷いそう。
林道に出る

入渓は、三ノ沢橋のカーブミラーの横から。前日の天気が悪かったため増水を心配したが、両日ともそこまで増水していなかった。
入渓準備

入渓点付近

しばらく、小滝や釜を持った滝が続く。へつりの練習になった。2日目には、滝のルートファインディングを実践。考えながら登れるというのが沢の醍醐味。
へつり

釜が深く泳いで取りついた

ゴルジュの滝

しばらくすると玉子岩とよばれる岩が現れる。この岩は何年そこに鎮座しているのだろうか、またこれからどれくらいそこにいるのだろうかと思った。徐々に変わっていく自然の1場面を見た感じだが、沢はその変化のスピードが速いから面白いし刹那性を感じられる。玉子岩記念に1枚。
岩研ポーズ

玉子ポーズ

玉子岩を抜けると二俣があり、右の沢に入る。そこからナメ、ナメ滝の連続で今回のハイライトだ。1日目のメンバーはナメ滝でルートを変えて積極的にトライ。楽しそうだった。
ナメ歩き



ナメ滝のトライ

核心の3m滝の直登はホールドも豊富で特に難しくなかった。

3m滝

3m滝のすぐあとの堰堤を超えると一気に水量が少なくなる。計4つの堰堤をこえたあとすぐに左の緩い尾根にとりつくと楽に林道までつめられた。

堰堤をいくつも越える


源頭は新緑がきれいだった

三国林道に出た

帰りの三国林道歩きはとても長く感じだ。アプローチの悪さがこの沢の欠点ではある。
車道に出た後、鉄砲木ノ頭に登る稜線に少し入った。富士山と山中湖がよく見えた。

富士山ビュー

総じて、土沢三ノ沢は特に難しい箇所もなく渓流歩きに近いような沢だったが、滝のルートファインディングや地図読みなど沢登りらしいこともでき、初めての人も楽しめる沢であると思う。

文責:若林














































0 件のコメント:

コメントを投稿