2016年3月12日土曜日

2016/2/25,26 赤岳

【日程】2016年2月25日(木)~26日(金)
【行程】
1日目: 美濃戸口8:15~美濃戸山荘9:15~赤岳鉱泉11:20
2日目: 赤岳鉱泉6:45~行者小屋7:10~赤岳展望荘8:05-10~赤岳山頂8:35-45~分岐9:20~赤岳鉱泉10:30-11:20~美濃戸口13:20

知り合いのMさんと行ってきました。ここ最近は外部の人と登ることが多いです。
赤岳は小屋が営業しているため、冬でも入山者が多く、今回の行程全てでトレースバッチリだった。また、冬山初心者の目標の山みたいで、調べていたら、憧れを抱いている人がちらほら。
行く前、赤岳がどんなものか楽しみになりました。

アプローチは車で、美濃戸口まで入れた。車高の高い車+スタッドレス+チェーンであれば、美濃戸山荘まで入れる。後部座席を倒すとベットになり、シュラフにくるまり超快適車中泊。

1日目
美濃戸口付近は全く雪がない。しばらく林道歩きになり、ところどころで部分凍結しているうえ、美濃戸山荘付近は短いながらも全面凍結してた。12本爪アイゼンしか持ってなかったので、付けるのに少しためらい。標高1850m付近から全面凍結がほとんどとなり、諦めてアイゼン着用。
北沢ルートで赤岳鉱泉へ。雪道ハイキングみたいな感じ。
赤岳鉱泉までは軽アイゼンで行ける。チェーンスパイクが欲しくなった・・・

美濃戸口

美濃戸山荘

この日は快晴

所々で木道現る

大同心・小同心

小屋に早い時間についたので、暇つぶしにアイスキャンディーやってみるかとMさんと話していたが、週末のコンペのため、登れず・・・。残念。
赤岳鉱泉では去年の夏に知り合った東大スキー山岳部の友人と会う。定着合宿で阿弥陀北陵や大同心とか行ったらしい。天気に恵まれたとか。

アイスキャンディー

大会感

赤岳鉱泉

東大スキー山岳部と

赤岳鉱泉はテント泊1人1000円。トイレ開放、水無料。水づくりの手間が省けるのは大きい。



2日目

5時起床。フライがバリバリに凍っていた。。今までスリーシーズン用のシュラフを使っていたが、リミット温度が-10℃までのシュラフに変えただけ、超快適に寝れた。

12本爪アイゼン装着。ルートは踏み固められていて、まるで高速道路。尾根を一つ乗り越えると行者小屋。
行者小屋からは地蔵尾根を登る。意外と急だった。
所々で、階段や鎖が露わに。はしごは一部撒ける。森林限界も超えると背後に北アルプスが見える。この日も快晴!!
ナイフリッジはあったが、気をつけて歩けば問題ない。
たまに現れるは階段が厄介。
阿弥陀バック

急な登りが続く
稜線にでると地蔵の頭。富士山や北八、南ア、北アと景色は抜群だが、風が強い。
ところどころで雪が吹き飛ばされ、岩と雪のミックスのところも。
赤岳展望荘の建物の影でバラクラバに変える。
雪煙がまったり、耐風姿勢を取ったり、厳冬期らしい。
特にヒヤッとすることもなく赤岳の頂上へ。



北八

楽しい稜線歩き♪

阿弥陀岳

富士山と赤岳

赤岳頂上で写真を撮りまくる。南ア、中ア、北アと360度の展望。風が強くなければ長居したかった。しかしまあ、今シーズンは天気に恵まれている。
赤岳山頂からバリエーションルートに行きかけるも、頂上に戻り、一般ルートに戻る。キレット小屋方面の尾根に行くのが正解だ。山頂から文三郎尾根の分岐までの下りは、雪山を歩き慣れてない人はヒヤッとするであろう。岩と雪のミックスの下りである。
足場を作りながら慎重に下るところもあった。そこの下り終えたところに滑落痕らしきものがあった。下級生を連れて行く時は、お助けロープがあった方が得策か。



途中で強風によりずれかけていたサングラスが飛ばされた。強風対策をしっかりしなければならないと強く感じた。

山頂の祠

南ア

北アは雲がかかってる。

北八

滑落痕?

分岐のエビのシッポ




文三郎尾根の下りはさほど危険ではない。
行者小屋、赤岳鉱泉を経由し、美濃戸口へ下山。
流石に美濃戸山荘付近まではアイゼンをつけた。

文三郎尾根のハイライト
阿弥陀岳

バリエーションの人たち

テントを撤収したら、スケートリンクが!!





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