2014年1月27日月曜日

2013年8月 南アルプス縦走(前編)

山行名:南の南
日程:2013年8月16日~8月24日(8泊9日)
山域:赤石山脈
メンバー:高橋(C.L.・気象・装備 3年)、中山(食糧・会計 3年)、細谷(S.L.・食糧 2年)


概念図
1日目 8/16 晴れのちくもり
午後の8時くらいにつくば駅を発つ。細谷が遅刻してきたので一発殴り上級生の務めを果たす、というのは嘘であるが細谷が遅刻したのは本当。
中央線は長野の豪雨で大幅に遅れて甲府に着いた頃には日付をまたいでいた。真夏の駅寝(ステーション・ビヴァーク)は困難であり、自分は吉野家で牛丼を食べたりコンビニに行ったりして広河原行きのバスの始発まで時間をつぶす。明るくなってきた頃にバスに乗り込む。

6:35 広河原発
よく晴れていて涼しい。北岳も見える。大樺沢沿いの登山道を歩く。中山に荷物を持たせすぎたようで辛そう。二俣で荷物を分ける。
9:35 二俣着
我々は右俣コースを行く。登りが急になりつらい。「中山辛そう。俺も辛い」とメモ帳に書いてある。下ってきたおじさんに午後は雷雨になるから早く登ったほうが良いと教えてもらう。おじさんは「疲れている女の子はいいよね~」と謎のセクハラ発言を残し去っていく。
12:45 白根御池小屋分岐着
ここから20分ほど急登で小太郎尾根に出る。少しして岩場になる。
13:30 デント場着
ポツポツと雨が降り始めたので急いでテントを建てる。次第に雨が強くなり雷雨となる。雷の音が物凄い。テントを建てた場所が水溜りになり浸水する。雨が上がった後移動する。
夕飯はカレー。美味。
大樺沢沿いの道

二俣近くには雪渓

小太郎尾根。雲が流れてくる

雨上がり。鳳凰三山を望む

2日目 8/17 晴れ
4:15 起床
朝食はシリアルと黒ごまプリン。美味しい。
5:10 北岳肩の小屋
5:50 北岳山頂
登山者が多くて挨拶が面倒くさい。展望はよく富士山も見える。北岳から北岳山荘は岩稜気味。
6:40 北岳山荘
8:20 間ノ岳山頂
高層雲がとれて青空が広がる。南部の塩見岳、悪沢岳、赤石岳が見える。気持ちが良いので休憩を長めに取る。
9:25 三峰岳
岩稜の登山道。山頂は展望がよくここでもQK
12:00 熊ノ平小屋
途中にお花畑があり気持ち良い登山道。北岳はあれほど人がいたのにここまで来ると滅多に会わない。中山疲れ果てる。小屋は小川が流れていていいカンジ。北アの三俣山荘を思い出す。夕日に輝く農鳥岳が綺麗。夕飯は麻婆茄子と小川で冷やしたゼリー。うまい。

北岳山頂

間ノ岳へ延びる尾根

間ノ岳山頂

南ア北部を振り返る

テン場は最高

3日目 8/18 晴れ
3:00 起床
テントから顔を出すと満天の星空。ゆっくり見ることが出来ないのが残念である。
4:00 熊ノ平小屋発
樹林帯を歩く。5時頃までヘッデンをつける。
7:00 北荒川岳
ここからは塩見岳が大迫力で望める。塩見への登りは途中がれているので注意が必要。
9:25 塩見岳西峰
非常に眺望がよろしい。富士、悪沢、北、甲斐駒、仙丈全て見渡せる。気持ちよすぎるので大休止。
11:00 塩見小屋
塩見岳から小屋への下りはかなり高度を下げることになる。もろい岩場が連続し緊張する。
14:20 三伏峠小屋
塩見小屋から三伏峠小屋への道は樹林帯のアップダウンが続き、メンバーにも疲れが見え始める。嫌気が差したところでやっと到着。中山が荷物を持ってくれたお礼にということでCCレモンを奢ってくれた。律儀だと思う。

朝日の中樹林帯を歩く

北荒川岳から塩見岳



塩見岳西峰

そういえばワンゲル旗持っていくの忘れた

塩見小屋への下り


やっと着いた


つづく

2 件のコメント:

  1. 遅刻したのは駅についてから部屋のクーラー消し忘れに気付いてアパートに戻ったからなんです…ごめんなさい。
    終始晴れていて最高の山行でしたね。
    セクハラおじさん懐かしいです。

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  2. いい山だったな

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